漫画「ROPPENー六篇ー」の引き込まれる絵柄とぶっ飛んだキャラクターが最高に面白い【感想・評価】

ビッグコミックスピリッツで2023年から連載されている
人気漫画「ROPPENー六篇ー」(作者:宮下暁)について
感想(レビュー)を語ると同時に、この作品の魅力
漫画アプリで無料で読む方法などを話していきたいと思います。

 

 

今回取り上げる漫画は 「ROPPENー六篇ー」 です。

 

「ROPPENー六篇ー」は最近(2023年)連載された漫画ですが
一度読むと癖になる中毒性を持っている漫画です。

何が惹かれるかって、この扉絵ですよね。

私はサスペンス漫画とか、ちょっとホラーテイストだったり
グロ系描写があるような漫画が結構好きなんですが
その私にマッチした扉絵に仕上がっています。

そして、実際に内容を見てみると…

扉絵の雰囲気に見劣らない面白い漫画!
いや、扉絵の期待以上に面白味が凝縮されている漫画なんです!

これからどんどん人気が出てくるんだろうなぁ
きっとアニメ化とかもするかもしれないなぁ

という期待を持てる漫画なので
早速「ROPPENー六篇ー」の魅力を伝えていきましょう。

 

「ROPPENー六篇ー」を無料で読むには

「ROPPENー六篇ー」をすぐ読みたい方は
「サンデーうぇぶり」という無料アプリで読むことが出来ます。

(iOS・Android双方で使えるアプリになっています)

? 

「サンデーうぇぶり」は小学館が運営する公式アプリなので安全に利用できます。
アプリをダウンロードする際もお金は一切かからないので安心してください。

 

サンデーうぇぶりに掲載されている漫画

名探偵コナン
タッチ
H2
MAJOR
犬夜叉
今際の国のアリス
今日から俺は
葬送のフリーレン
薬屋のひとりごと
トリリオンゲーム
ゾン100
アオアシ 等々

 

「ROPPENー六篇ー」はどんな作品?

「ROPPENー六篇ー」はビッグコミックスピリッツで連載されている人気漫画です。

作者:宮下暁
出版社:小学館
掲載誌:ビッグコミックスピリッツ
掲載期間:2023年~
巻数:3巻(2023年12月6日現在)

 

「ROPPENー六篇ー」の概要とあらすじ

山口県西部に位置する「六篇法国」

法国とは名乗っているものの日本政府からは
テロ国家として警戒されている国でした。

その六篇法国出身である藤間シフ
殺し屋殺しの生業として日本政府から重宝されていました。

ある日、ある殺し屋が無差別殺人事件を起こしたことで
シフは政府からの依頼を受け出動する事になります。

無差別殺人犯はコードネーム「孤独」と言われる女性

拳銃の早打ちの達人である彼女はシフと対峙
シフの体に銃弾を撃ち込むものの
防弾服と自身の筋肉の硬直で致命傷を避けると
「孤独」よりも速い銃捌きで「孤独」を倒します。

任務をこなしたシフは政府から
「六篇法国へ行き、国家転覆を図る」という任務を依頼されます。

当初乗り気ではなかったシフですが
現在六篇法国を統治しているのが
実の妹である藤間朱花であることを知ると
国家諜報官である田中早紀が同行する事を条件に任務を引き受けます。

六篇法国からの依頼詳細は以下の通り

六篇法国の枢軸卿の一つである葉山家の当主葉山和美

彼女は国家元首である教主を失脚させようと考えていた。

現教主が就任してから六篇法国は軍拡の一途をたどり
軍事政権の矛先は日本にも及ぶため
長い目で見て危険な方向へ進んでいる。

六人の枢軸卿からの不信任決議が出れば
教主を失脚する事が出来るが
葉山以外の枢軸卿は教主派となっており
不信任決議を出す事は現実的には不可能

残された方法は「教王戦」を行う事

教王戦とは六名の枢軸卿が代表者を選出し
六名で武を競わせ、勝利した一名を要する枢軸卿が
新しい教主になる、というもの

この教王戦での葉山家の代表として戦いの場へ赴き
葉山和美を新教主へと押し上げてほしい

これがシフへの依頼でした。

こうしたシフは10年ぶりに六篇法国へ上陸します。

果たして、シフを待つ戦いの運命とは?
教王戦はどんな戦いになるのか?

全体の概要・あらすじはこんな感じです。

(参考)漫画「ROPPENー六篇ー」のあらすじはコチラ

日本には山口県の西に独立国家があったんですね!
初めて知りました(笑)

というくらいに奇抜な設定から始まる漫画

軍拡国家というと北朝鮮などを思い浮かべますが
小さい国だと生き抜くためには
このような政策をとらなくてはいけないのかもしれないですね~

とか思いながらオープニングを見ていました。

そして、読み進めていくとさらに面白いところを発見したので
そんなところをお話ししていこうと思います。

 

「ROPPENー六篇ー」のここが面白い!

登場人物がホラーからコミカルへ

「ROPPENー六篇ー」の第1話を読むと
シフの怖さ、強さ、不気味さが味わえます。

これはバトルロワイアルのような
「エログロ系のバトルサスペンス漫画か?」
と思って読み進めていったんですが
読んでいくと『想像以上にコミカル色が強め』です

シフが六篇法国へ入国して最初に襲ってくるのが「足男」

これはコードネームのような形で
実際はかなり怖い敵なんだろうなぁと思っていたんですが
出てきた男はリアルな「足男」

通常の人のウエスト以上にパンプアップされた
両足を武器にシフへと攻め込んできます。

しかも、この足男は身体的な特徴だけでなく
切り取られた人間の足をぶんぶん振り回して攻撃してくるだけなく
ミノムシのように人間の足を体に纏って防御壁にもしています。

詳しくは実際に漫画を見てほしいのですが
そのフォルムはバトル漫画の枠を飛び越えてもはやギャグ漫画です。

白熱したダークバトルを期待していた私にとっては
「あれっ?」と思いましたが、同時に「これはオモロイ!」という
感情を持つことが出来た漫画です。

「グラップラー刃牙」「終末のワルキューレ」「ケンガンアシュラ」などは
キャラクターに特徴はあるもののキテレツさはそれほど感じないタイプの
リアル系のバトル漫画に仕上がっています。

一方で「ROPPENー六篇ー」の場合は登場人物がぶっ飛んでいるので
思わず「ぷぷぷ」となってしまう楽しさがあります

ただそんな奇妙なキャラクターの中にあって
主人公の藤間シフだけは常にカッコイイんですよ。

絵が私の好みという事があるのかもしれませんが
とにかくシフが魅力的、ギャグの要素が入っても
しっかりと締めてくれるあたりで絶妙のバランスを保っています。

敵陣のボスであるシフの妹、藤間朱花もかなり魅力的です。

能面のようなフォルムに、何を考えているのか分からない性格
それでいて相手を引き付けてしまう魅力など
ボスキャラクターとしては完璧な仕上がりなんですよね。

・殺し屋専門の殺し屋ながらなぜか不殺を誓うシフ
・若くして国主となるがその狙いが見えない朱花
・シフに異常者扱いされる諜報官の田中早紀

この3人のドラマはまだまだ掘り下げる余地十分といった感じで
コミカルな中に深みを備えている雰囲気がめっちゃ良いです。

 

画力がエグイ

ここは好みになってしまうかもしれませんが
私は宮下暁が描くこの絵・雰囲気が大好きなんですよね。

お恥ずかしながら宮下暁さんの他の作品を知らなかったので
気になって他に作品があるかどうか調べてみたんですが
「東独にいた」という作品をリリースされているようです。

また宮下暁さんは、前職はシステムエンジニアという
異色の経歴を持っており、生まれも1991年という事でまだ年も若い

漫画家としてのキャリアはそれほど長くないので
私が知らなかったのはまあ仕方がないと言い訳をさせて頂きつつ
これだけ素敵な絵を描ける漫画家さんであれば
これから色々なヒット作をバンバン世に出してくると思います。

当然、絵柄については好みがありますので
好き嫌いはあると思いますが
この引き込まれる絵柄はシナリオをより楽しめるエッセンスになります。

 

「ROPPENー六篇ー」の全体評

ここまで「ROPPENー六篇ー」の感想・評価を語ってきました。

このレビューを書いた時点では、まだ3巻までの発行という事
作者の宮下暁さんがまだ若いという事を考えると
これからもっと伸びていく漫画になると思います。

私が思う魅力は簡潔にまとめると以下の3点

・ギャグを思わせるコミカルなキャラクター
・底が見えないキャラクター設定
・引き込まれる絵柄

どれもこれも面白い仕上がりになっているので
是非一度リアルの「ROPPENー六篇ー」を見てほしいですね。

 

 

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