週刊ヤングジャンプで２０２０年から連載されている
人気漫画「推しの子」（原作：赤坂アカ、作画：横槍メンゴ）について
今回は本当にこの世の大抵のことはフィクションなのか？
という点について考察していきたいと思います（若干のネタバレがあります）
今回、取り上げたのは
週刊ヤングジャンプで２０２０年から連載されている
「推しの子」
です。
今回は漫画から学ぶ人生観考察を行っていきます。
考察するテーマは以下となります。
「本当にこの世の大抵のことはフィクションなのか？」
このテーマで考察をしていきたいと思います。
私の価値観と見解を全開にして話しているので
共感する人も共感しない人も、あくまで一意見として
是非、最後まで見ていってください。
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それでは
「本当にこの世の大抵のことはフィクションなのか？」
このテーマについて考察していきます。
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「推しの子」とはどんな漫画か？
まず最初にこの考察をする前提となった
「推しの子」はどんなストーリーなのかを説明します。
この世の大抵はフィクションである
捏造して、誇張して、都合の悪い部分は綺麗に隠す
それがアイドルという職業
アイドルグループ「Ｂ小町」絶対的エースであり
不動のセンターを務める美少女『アイ』
アイは結成４年で徐々に世間に出てくるアイドルグループとなっていました。
そんなアイを熱烈に追う産婦人科医のゴロー
彼は田舎の病院で勤務をしつつ仕事中も
アイのＤＶＤを見るくらい、熱烈に応援しており、
若くして亡くなってしまった患者「さりな」と共に応援していました。
ゴローは充実した毎日を送っていましたが
ある日「アイが体調不良で活動休止になった」というニュースを目撃します。
ショックを受けるゴローですが、そんなゴローのもとにアイが現れます。
彼女は双子を妊娠しており、出産する事を決意
アイに会えた喜びと妊娠しているショックを抱えつつも
アイの出産に全力を尽くす事を誓います。
そんなゴローですが、ある人物に襲われて死亡してしまいます。
死亡したゴロー…
彼は生まれ変わりアイの双子の子供の一人になっており
双子のもう一人も誰かしらの生まれ変わりでした。
果たしてゴローはアイの子供としてどう生きていくのか？
双子のもう一人は一体誰の生まれ変わりなのか？？
⇒（参考）「推しの子」
このようなストーリーとなっているんですが
序盤に大事件が起こって、ここから急展開をみせるんです。
とまあ、あらすじは良いとして、この漫画の冒頭では
「この世の大抵はフィクションである」
と言われています。
果たして、本当に「この世の大抵はフィクションなのでしょうか？」
そんな観点で考察していきたいと思います。
//adm.shinobi.jp/s/2d448c6cbe8ebfef5fd47df8bcb36075
この世の大抵はフィクションなのか？？
アイドルの存在はフィクション？？
この世の大抵の事を考察する前に
まず「推しの子」でテーマになっているアイドルについて
フィクションなのかどうかを話していこうと思います。
ちなみにアイドルという言葉の意味を調べてみると
アイドル＝「偶像」
偶像というだけでは、ピンと来ないと思いますので
もう少し具体的に説明をするためネットで調べてみると
”神仏をかたどった造形物であり
崇めたり祈りを捧げたりする際に用いられる信仰の対象”
こんな形で出てきます。
アイドルとファンの関係に近いイメージの言葉が出てきました。
私なりに噛み砕いて説明してみると
「実在しない神のような存在」と言えますし
もっと具体的にすると「空想上の理想の人」とも言えます。
アイドルとは「実在しない神を演じる実在する人間」な訳で
昔のアイドルは「トイレにもいかない」と言われていた時もあるくらいです
つまり、完全にフィクション（作り話）の世界である訳です。
「空想上の理想の人」と「現実の人」の主な特徴は以下の通り。
| 空想上の理想の人
・人（ファン）に無償の愛を与える |
| 現実の人
・人（ファン）に無償の愛を与えられない |
生態が違うものの演じるわけですから
当然、嘘ばかりの世界（フィクション）になります。
これらの事実をちゃんと理解して
アイドルを追いかける人は良いと思いますが
これらの事実をちゃんと理解出来ずに
アイドルを追いかけるという事は
カルト宗教に入団する信者みたいな側面を感じてしまいます。
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アイドル以外の事はフィクション？？
さて、アイドルの世界については
完全にフィクション（嘘ばかりの世界）である事をお話したので
次のアイドル以外のこの世の事について考えてみたいと思います。
一番典型的なフィクション（嘘ばかり）の世界は政治の世界
言葉では「人のために」という言葉を並べながらも
実際の彼らがやっている事は自分の為の事ばかり
日本の為ではなく、票を集めるための活動や
裏で自分たちが得するようなお金集め
たまにニュースに取り上げられますが
これらが氷山の一角であることは
普通に判断が出来る大人であれば分かる事ですよね。
テレビや新聞などもフィクションの世界です。
やらせのような事がニュースに取り上げられたりしますが
基本的には演出という形で、事実を歪曲して伝える事がほとんど
一見、公平に見えるニュースなども
片側からしか見ていない視点で伝えています。
物事のほとんどは一方的ではなく、多方面から見る事が出来ます。
朝〇新聞などのように、とにかく政府を批判して
現状に不満を持つ人たちを視聴者（顧客）にしよう
という事はどこを見ても起こっている事です。
正しいとされている人、会社、機関も
客観的に見てみると人を陥れるような事をしていたりします。
例えば、銀行が勧める投資商品。
これらは顧客が得するための商品ではなく
銀行側が手数料を多く取れる商品を進められます。
保険会社なども同様で、顧客の損得よりも
会社の損得を優先したゴミ商品を紹介する事が多いですよね。
体に良くないようなジャンクフードや嗜好品なども
バンバンに宣伝している会社もあれば
その会社から広告費を貰って生活している人もいます。
ＮＨＫや東京電力などの公的機関も
問題になった時には、実態の酷さが暴露されました。
そして、病院なども世の中にコロナが蔓延した事をきっかけに
国から補助金をぶん取れるだけ、ぶんどって潤ったりしています。
このような事実を考えると
「この世の大抵はフィクションなのか？」
という事は事実であると言えますね。
まとめ
ここまで、人気漫画「推しの子」から
この世の大抵はフィクションなのか？？
というテーマで考察をしていきました。
このブログで出した答えはこれです。
”この世の大抵の事はフィクションである”
もちろん嘘ではなく、正直に真面目に生きている人もたくさんいます。
コロナ禍での医療関係者の働きには頭が下がる思いですが
その裏で私利私欲を出して得している人もたくさんいるし
得している人や損している人はたくさんいるんですよね。
かなりネガティブな内容を話していきましたが
個人的にはフィクションである事がネガティブだとは思っていません。
だって、不完全な人間が構成している世界なんだから
当然、不完全な世界になるでしょ
と思っているからです。
貴方は自分にとって物凄く不利な事になる事案があったら
それを正直に言いますか？
それを言ったら自分だけでなく、家族にも多大な迷惑がかかると
分かっていても正直に言いますか？
私はたぶん言わないと思います。
（もちろん程度や求められる倫理観にもよりますが）
それが人間だと思うんですよ。
生きていれば真っ白という事はないんですよ。
機械ではないので１００か０かで生きていませんし
人に迷惑をかけている事もあれば、傷つけている事もあるんです。
フィクションである事は悪である
みたいな視点はとても視野が狭い見方だと思うんです。
この世の大抵の事はフィクションなのですから
それを理解したうえで生きていく
という事が大切なんだと思います。
せっかくの人生ですから嘘だらけの世の中でも、
それを受け入れて楽しく生きていきたいですよね。
今回の考察はいかがでしたでしょうか？？
漫画は本当に学びが多いです。
直接的な名言だけでなく、こういったキャラクターってどうなの？
と考えるだけで、様々なケースを学ぶことが出来ます。
「推しの子」は面白い漫画で是非、読んで見て下さいね。
⇒（参考）推しの子レビュー
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