「錻力のアーチスト」は濃い口に見せて以外にあっさりいける野球漫画【感想・レビュー:ネタバレなし】

2013年から週刊少年チャンピオンで連載されていた
人気漫画「錻力のアーチスト」(作者:細川雅巳)について
感想(レビュー)を語ると同時に
「錻力のアーチスト」の素晴らしさや得られる人生の教訓

などを話していきたいと思います。
(極力ネタバレのない形で話をしていますが、紹介上、若干のネタバレがある点はご容赦下さい)

また「錻力のアーチスト」はどのあたりが特徴的なのか?
どのあたりが面白いところなのか?

「錻力のアーチスト」の魅力なども語っていき
錻力のアーチストを無料で読む方法なども話していきたいと思います。

 

 

今回取り上げる漫画は

「錻力のアーチスト」

です。

 

 

私はこの漫画の事をずっと知らなかったんですが

作者である細川雅巳さんの作品である
「シュガーレス」は読んだことがあるんですね。

 

シュガーレスはヤンキー漫画でありながら
独特な世界観を持っている漫画だったので

「錻力のアーチスト」も読む前から期待をしていたんですが

期待通りに独特な世界観でしたね~

 

という事で、これから「錻力のアーチスト」の話をしていきたいのですが

まず最初に漫画のジャンルについて説明をしていきましょう。

この漫画のジャンルは「スポーツ漫画」です。

 

 

スポーツ漫画の中でも「野球」を題材にした漫画ですね。

「出ました、野球漫画!!」

という事で、私のブログの中でも
圧倒的に取り上げた数が圧倒的に多いジャンルですね。

 

私が今まで読んだ野球漫画の中で

第1位は「ダイヤのエース」ですが

果たして「錻力のアーチスト」はどのくらいの位置につけているのか?


(ダイヤのエース)

 

そして、どんなところが面白いのか?

そんなことについて話をしていきたいと思います。

それでは「錻力のアーチスト」の魅力について存分に語っていきましょう。

 

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「錻力のアーチスト」はどんな作品?

「錻力のアーチスト」は週刊少年チャンピオンで連載されていた人気漫画です。
ジャンルはスポーツ漫画(野球漫画)
作者は細川雅巳
コミックスは全14巻が発刊されています。

 

作者:細川雅巳
出版社:秋田書店
掲載誌:週刊少年チャンピオン
掲載期間:2013年41号~2016年27号
巻数 全14巻

 

 

「錻力のアーチスト」を無料で読むには

「錻力のアーチスト」をすぐ読みたい方は
「漫画BANG!」という無料アプリで読むことが出来ます。
(iOS・Android双方で使えるアプリになっています)

マンガBangはAppStore無料ランキング2位、250万DLの国内最大級のコミックアプリで
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もちろん「錻力のアーチスト」も無料で見られますよ。

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「錻力のアーチスト」の概要とあらすじ

神奈川の宮丸シニアに所属する清作雄(きよさく ゆう)は
4試合で7本のホームランを打つほどのスラッガーでした。


(主人公の 清作 雄)

エースの八子遼一朗とチームメイトで活躍していましたが
全く協調性がなく、一人で野球をしている人間でした。

清作は港南学院のスカウトしてもらう為に
自分だけが目立てばいいというスタンスで仕事に臨みます。

 

関東大会の決勝。

宮丸シニアは白樫シニアと戦います。

序盤に清作のホームランで先制しますが、
6回裏にキャッチャーのエラーで同点に追いつかれた宮丸シニア

清作はチームメイトに罵声を浴びせ、
自分の足を引っ張るなと怒鳴り、八子を含めたチームと衝突。

自分の手で勝ち越しを狙いますが、
痛めた背中の影響でホームランを打てず、そのまま倒れてしまいます。

結果は2対1で勝ったものの港南学院のスカウトが来たのは八子でした。

 

清作は県立桐湘高校へ入学をします。

桐湘はベスト8の実績を持つ強豪で
弐織敏(にしき さとし)というスラッガーがいるチームでした。

清作は入部初日から四番をアピールしますが、
弐織の能力の高さに完敗を認め、弐織を超える事を目標とします。

 

入部間もなく2,3年生と1年生の練習試合が始まります。

先輩の圧倒的な力の前に30対0で5回コールドを喫した1年生チームでしたが、
清作は今までと違い野球を楽しめる環境である事に気付きます。

夏の甲子園出場を目指す桐湘は春の県大会で
シード権を奪い、優勝を狙うため猛練習を重ねるのでした。
(シードは獲得はベスト16が必要)

 

果たして、桐湘は甲子園出場の夢を叶えられるのか?

清作雄の野球観はどのように変貌していくのか?

個性豊かなキャラクターが野球という競技を通じて

バトル漫画のように戦っていく個性派野球漫画

 

全体の概要・あらすじはこんな感じです。

 

と、ストーリーを話してみましたが

野球漫画としては、いかにも少年漫画と言う感じの

かなりの王道ストーリーです。

 

ただストーリーは王道なんですが

オンリーワンの世界観を持っている漫画なんですよね。

なんといってもこれが野球選手ですからね(笑)

 

という事で、そんな「錻力のアーチスト」の

素晴らしさとを語っていこうかなと思います。

 

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「錻力のアーチスト」のここが凄い!

登場人物のキャラが濃すぎて、喉を通らない

錻力のアーチストで一番印象的なのは

「キャラクターの濃さ」ですね。

 

漫画の冒頭場面で、清作が心臓を打っている場面が出たときに

「なんだ、こりゃ!!」

と、思いましたが、

このオーバーな表現とその表現に負けない濃いキャラクターが
錻力のアーティストの持ち味なんですよ。

 

なかでも、最強にイカれているのが

蔡理高校のエースピッチャーである蛮堂です。

”この蛮堂、なぜか燃えます(笑)”

実際は内面を描いているんでしょうけど
作画上では、どう考えても実際に燃えているので

蛮堂がピッチャーマウンドに立つだけで
スタジオの温度が上がり、
相手が炎に包まれたボールを見失ってしまうですよ。

「いやいや、メラメラの実を食ったのかよ!?」

と、ツッコミを入れざるを得ない七変化ぶりに

最初はめちゃくちゃ違和感を感じていましたが
途中から面白くてしょうが無くなってくるんですよね。

 

そして、この蛮堂はとても情熱的で
なんとか逮捕されないくらいのストーカーなんですよね。

マネージャーの桃生に一目惚れをして
桃生の為に人生を捧げる訳ですが

この姿もいわば ”ギャグ” です。

 

蛮堂以外にもなかなか痺れるキャラクターがいるんですよ。

桐湘の四番バッター 弐識敏

作中で最強のバッターと目されている 弐識義壱

栄春高校のエース 佐薙

 

まあ、一癖も二癖もあるキャラクターが揃っているので
結構読んでいて笑えます。


(桐湘のスラッガー 弐識敏)

 

ストーリーとしては割とゴリゴリの野球漫画なんですが
このキャラクターと必殺技の影響で

アクション漫画であり、格闘漫画さながらの

試合展開が錻力のアーティストの魅力ですね。

 


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試合のテンポがいいので、濃い割にあっさりといける!

私はこのブログにも野球漫画のレビューをたくさん載せていますが

野球漫画の欠点って

「試合が長すぎる」

事だと思うんですよ。

 

重要な試合になればなるほど、話が長くなるのが
野球漫画の悪しき習慣で、

普通の漫画でも3、4巻分以上描かれる事がありますし

漫画によっては5巻分以上描かれる事があります。

 

こうなってしまうと、読むのがかったるくなってしまうんですよね。

だって、ストーリーが全然動いていないじゃないですか!?

 

1球投げるのに1話、2話使ってしまうと

もうストーリーの進行は望めません。

 

しかし、ブリキのアーティストは違いますよ。

試合のテンポが凄く良いんですよね。

ある程度長い試合はあるんですが、全然許容範囲内です。

だから、ストーリーがちゃんと進んでいくし

キャラクターの面白さも相まって飽きない。

 

加えて言うと、全14巻という全体のボリュームも

ちょうど良くて、楽しく漫画を読めるんですよね。

このテンポに収めた作者の構成力は素晴らしいと思いますね。

 

 

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「錻力のアーチスト」の全体評

ブリキのアーティストの最大の特徴は

「キャラクター」と「必殺技」です。

野球漫画に似つかわしくない劇画調のタッチや
変人達が集うチームのメンバーは読む人を飽きさせません。

 

ここに加えて、試合のテンポがいいので

ストレス無くサクサクと読めます。

コアな野球ファンじゃなくても
十分に楽しめる仕上がりになっているので

スポーツ漫画が好きな人は是非一度読んでみて下さいね。

 

 

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Source: 漫画GIFT~勉強として漫画を読むレビューサイト~
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