「ひぐらしのなく頃に」を読んで久々に怖い漫画に出会ったと思った。【感想・レビュー:ネタバレなし】

月刊少年ガンガンなどで連載されていた
人気漫画「ひぐらしのなく頃に」(作者:竜騎士07)について
感想(レビュー)を語ると同時に
「ひぐらしのなく頃に」の素晴らしさや面白さ

などを話していきたいと思います。
(極力ネタバレのない形で話をしていますが、紹介上、若干のネタバレがある点はご容赦下さい)

また「ひぐらしのなく頃に」はどのあたりが特徴的なのか?

「ひぐらしのなく頃に」の魅力などについても改めて語っていきたいと思います。

 

 

今回取り上げる漫画は

「ひぐらしのなく頃に」

です。

 

なんだか流麗なタイトルになっていますが

この漫画はもともとサウンドノベルとして世の中に出てきたんですよね~

それが好評で、漫画化されたり、アニメ化されたり

という事で、どんどん広がっていったんですけど

一度リリースされて、世に認められたうえで
広がっていく作品はやっぱり面白いですよね~

 

という事で、まずはこの漫画ジャンルの説明をしておきましょう。

この漫画のジャンルは「サスペンス漫画」です。

 

一見すると、殺人事件あり、ミステリーありの

王道の「サスペンス漫画」

という感じですが、

そこにちょっとホラーの要素が加わった

テイストに仕上がっています。

 

以前、このブログでレビューを挙げた漫画で言うと

「This Man」とか「ぼくだけがいない街」

みたいな感じですね。

  
(左:This Man  右:ぼくだけがいない街)

 

「This Man」のレビューはこちらから

「ぼくだけがいない街」のレビューはこちらから

 

あと、「ひぐらしのなく頃に」は
サウンドノベル発信という事もあってか

一風変わった工夫を凝らされているので
そのあたりも含めてレビューを書いていこうと思います。

 

という事で「ひぐらしのなく頃に」がどんな漫画なのか?
そして、どんなところが面白い点や素晴らしい点

「ひぐらしのなく頃に」の魅力について存分に語っていきましょう。

 

と、その前に今、漫画好きの私がオススメな漫画を3作品紹介しています

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「ひぐらしのなく頃に」はどんな作品?

「ひぐらしのなく頃に」は月刊少年ガンガンなどで連載されていた人気漫画です。
ジャンルはサスペンス漫画
作者は竜騎士07
コミックスは全32巻が発刊されています。
(出題編、解答編、番外編含む)

 

作者:竜騎士07
出版社:スクウェア・エニックス
掲載誌:
ガンガンパワード:ひぐらしのなく頃に 鬼隠し編、罪滅し編、祭囃し編
月刊ガンガンWING:ひぐらしのなく頃に 綿流し編、目明し編
月刊Gファンタジー:ひぐらしのなく頃に 祟殺し編、皆殺し編
月刊少年ガンガン:ひぐらしのなく頃に 暇潰し編、
月刊ガンガンJOKER:ひぐらしのなく頃に 祭囃し編、賽殺し編
ガンガンONLINE:ひぐらしのなく頃に 昼壊し編

巻数:

【出題編】
ひぐらしのなく頃に 鬼隠し編 2巻
ひぐらしのなく頃に 綿流し編 2巻
ひぐらしのなく頃に 祟殺し編 2巻
ひぐらしのなく頃に 暇潰し編 2巻

【解答編】

ひぐらしのなく頃に 目明し編 4巻
ひぐらしのなく頃に 罪滅し編 4巻
ひぐらしのなく頃に 皆殺し編 6巻
ひぐらしのなく頃に 祭囃し編 8巻

【番外編】

ひぐらしのなく頃に 昼壊し編 1巻
ひぐらしのなく頃に 賽殺し編 1巻

全32巻

 

 

「ひぐらしのなく頃に」は
無料アプリである「マンガUP!」で読むことが出来ます。

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「ひぐらしのなく頃に(鬼隠し編)」の概要とあらすじ

前原圭一は雛見沢という村に引っ越してきた
一人の若い青年でした。

そこで出会ったのは竜宮レナ、園崎魅音、北条沙都子、古手梨花らを
始めとした、穏やかで可愛くて良い娘ばかりでした。

 

平和で楽しく暮らしていた前沢ですが、
雛見沢村には薄ら暗い歴史がありました。

 

過去にダム建設を巡って、雛見沢村中で対立があったのです。

ダムを建設すると村が水没してしまう状況で対立した村民たち。

結局ダム建設の現場監督が殺された事件などもあり、
ダムの建設は中止となりました。

 

そんな過去がある雛見沢村。

しかも雛見沢村は、毎年一度ある綿流し祭りの度に
一人が殺され、一人が行方不明になるという事件が起こっていました。

 

そして、今年の綿流し祭りでも悲劇が起こります。

村に度々訪れていたルポライターの富竹ジロウは、
お祭りの中で殺されしまい、
一緒にいた鷹野三四という女性も行方不明となります。

大石という刑事(警察)に協力を求められる前沢は
事件の解決に向けて動いていきますが、
レナを始め可愛かった村人が本性を見せてきます。

 

前原は事件について調べていく中で、
今の前沢のような立ち位置でレナ達と付き合っていた悟史という人物も
行方不明になっている事が発覚します。

そして過去には沙都子の両親、梨花の両親が被害にあっている事も判明します。

 

そして、村の秘密を知っていった前原に危険が迫ってきます。

レナから貰ったオハギに針が仕込まれていたり、
車で轢かれそうになったりして追い詰められる前原

この恐怖に耐えられなかった前原はノイローゼになり
悟史が以前使っていたと金属バットを携帯するようになります。

 

果たして、前沢は真実にたどり着けるのか?

真犯人は誰なのか?

 

全体の概要・あらすじはこんな感じです。

ちょっぴり怖いサスペンス漫画としては割とある設定ではありますが

この作品はちょっと違うんですよね~

なぜなら「結末が一つではないから」です。

それゆえに色々な楽しみ方が出来る漫画になっているんですよ。

 

という事で「ひぐらしのなく頃に」の面白さについて
これからたっぷりと語っていきましょう。


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「ひぐらしのなく頃に」のここが凄い!

萌えキャラが怖さを増幅、サスペンスに必要な不気味さが浮き立つ

「ひぐらしのなく頃に」は鬼隠し編から始まり
綿流し編、祟殺し編、暇潰し編と続き

目明かし編、罪滅ぼし編、皆殺し編、祭囃子編

と、続いていきますが、全編を通して

とても怖い漫画に仕上がっています。

 

「ひぐらしのなく頃に」の世界観を表現する上で
「怖さ」や「不気味さ」といったサスペンスを盛り上げる要素は
必要になるんですが、その不気味さの演出に一役買っているのが

”萌えキャラ達”です

 

萌えキャラと言えば、

「可愛くて、愛くるしい」

(おっさんがこう言うとなんだか気持ち悪くなりますが…)

というのが特徴ですが

可愛さをたっぷりと含んでいるからこそ

それがフリになって不気味さを演出できるんですよね。

 

まあ、論より証拠という事で

様々なキャラクターの怖い部分を見ていきましょう。

 

いまのは序の口

 

 

かなり怖いでしょ??

 

 

 

普段、サスペンス漫画やホラー漫画(パニック系が主ですが)を

頻繁に見ている私にとって、多少怖い描写を見ても
日常生活で気にすることはなかったのですが

「ひぐらしのなく頃に」を見た後は

『もしかして、今後ろを振り向いたらいるのかな?』

みたいな事を考えてしまいました。

 

これはですね~

決してオーバーに言っている訳ではないんですよ。

 

本気でそう思うくらいの恐怖感が

「ひぐらしのなく頃に」の作中に散りばめられているんです。

 

怖い漫画が好きな人は一見の価値がありますね。

 

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読みやすいサイズ感とリピート手法が素晴らしい

「ひぐらしのなく頃に」は

「鬼隠し編」→「綿流し編」→「祟殺し編」→「暇潰し編」

と続いていますが、一つの話が短いのでとても読みやすいんですよね。

長い話の漫画を読んでいると、よっぽどハマらない限りは

最初の方のストーリーとか忘れてしまうんですよ。

 

だから、途中で離脱してしまうという事もあるんですが

「ひぐらしのなく頃に」は一つのストーリーが短いので
トータルとしては長編のストーリーでも
サクサクと読める事が出来ます。

 

そして、もう一つ付け加えると

「鬼隠し編」「綿流し編」「祟殺し編」「暇潰し編」

いずれも導入部分が似通っているので
色々な編を読んでいくとストーリーが入ってくるんですよね。

奇しくも何度も読み返しているのと同じ効果を生むんです。

 

一つの編が短いという話をしましたが

解答編(最後の4編)については、出題編(最初の4編)と比較して
ちょっと長めのストーリーになっているので

最初の導入部分が理解出来ていないと
面白さが半減してしまうんですが

そういった導入部分の理解を促す仕組みが出来上がっているんですよね。

 

昔の漫画だったら、

「読者側で勝手に読み返してくれよ」

という感じの仕上がりになっていましたが

「ひぐらしのなく頃に」ではここに一工夫加えてくれているので
非常に読みやすく、内容も楽しめるようになっています。

 

現代という時代を感じられる漫画なので
ちょっと飽きっぽい人にはオススメの漫画です。

 

 

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「ひぐらしのなく頃に」の全体評

「ひぐらしのなく頃に」はよくあるパターンの
王道サスペンス漫画ですが

キャラクターを使って怖さをより演出したり

出題編をいくつも作って読みやすくしたり
ストーリーの理解度を増やしたり

と、様々な工夫が加えられた
今の時代に合ったサスペンス漫画になっています。

 

特に「ひぐらしのなく頃に」の怖さは必見なので
怖いサスペンス漫画を見たい方は、是非読んでみて下さい。

 

 

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Source: 漫画GIFT~勉強として漫画を読むレビューサイト~
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