月刊少年チャンピオンで１９９５年から連載されていた
人気漫画「ＧＯ ＡＮｄ ＧＯ（ゴーアンゴー）」（作者：古谷野孝雄）について
最終回のあらすじを語っていきたいと思います（ネタバレがあります）
芳陽高校は甲子園に出場することが出来るのか？
新田はピッチャーとして大成することが出来たのか？
などなど「ＧＯ ＡＮｄ ＧＯ（ゴーアンゴー）」最終回のあらすじ・ストーリーを
最初から最後まで話していきたいと思います。
今回、取り上げたのは
月刊少年チャンピオンで１９９５年から連載されていた
「ＧＯ ＡＮｄ ＧＯ（ゴーアンゴー）」
です。
この漫画での最終回のあらすじ・ストーリーについて
ネタバレありで話しています。
もし、「ネタバレは見たくない！どんな漫画かだけを知りたい！」
という人がいたらネタバレなしのレビューも書いているので
こっちを見てください。
「ＧＯ ＡＮｄ ＧＯ（ゴーアンゴー）」は好みが分かれそうな漫画、貴方はどっち？
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それでは「ＧＯ ＡＮｄ ＧＯ（ゴーアンゴー）」の最終回（ネタバレ）について話していきます。
１．最終回までの流れ
主人公の新田英吾（にったえいご）は中学校三年生の時に野球を始めた身ながら
その抜群の身体能力から繰り広げられる速球を評価され
野球の名門校である芳陽高校へ入学をしました。
（主人公の 新田 英吾）
野球を始めるまでは不良だった新田は
他の学校からのスカウトも来ていましたが
金髪であることに拘り、金髪を許してくれた芳陽高校に入りました。
新田と同じく、スカウトされた生徒の中に
桜井一志（さくらい かずし）という実力者がいました。
桜井はエースの座を奪う事を宣言して
新田をライバル視します。
新田、桜井らの新入生達は
キャプテンである川原の下に集まり挨拶をしますが
桜井は川原に「勝負してください」と言い寄ります。
勝負を受けた川原
桜井はキレのある球を川原に投げ込みますが
楽々と場外ホームランを打ちます。
川原が負けた後、新田は自分とも勝負をするよう川原に迫ります。
そして、渾身の速球を投げ込み、
芳陽野球部員の度肝を抜きます。
ツーストライクと追い込んだ後、渾身のストレートで
川原から三振を奪った新田
川原は問題児でありながら、
野球部の中心となっていくであろう新田、桜井を見て
あらためて甲子園への決意を新たにします。
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川原との勝負に負けた桜井はより一層の練習に励みますが
監督からレフトへコンバートするよう命じられます。
コンバートに納得のいかない桜井は
練習試合で激突する帝陵高校との試合で先発を志願
１点でも取られたら、ピッチャーは諦めると宣言
気合十分で登板しますが、
全国区の高校である帝陵高校打線の前にあっさりと失点
ピッチャーとしての限界点を感じ、自ら降板します。
代わりにマウンドに立ったのは新田
川原相手には素晴らしい速球を投げ込んだ新田でしたが
終盤にノーコン癖が出てしまい、フォワボールを連敗
帝陵に大量得点を許してしまいます。
ピッチャーとしては未完成な新田ですが、
底知れぬ潜在能力をみた監督は
新田をエースとして甲子園を目指していきます。
そして、芳陽高校にエースの柳が戻ってきます。
精神的支柱である柳を迎えて芳陽高校は
甲子園予選に出場します。
甲子園予選ではまだ新田の力は本格化しておらず
格下相手にも苦戦する芳陽高校ですが
エース武智を擁する教学院高校。
勝つ為に徹底した戦術を繰り出す海洋台高校を撃破します。
準決勝では練習試合で戦った帝陵高校と当たります。
芳陽は連投となる新田を休ませるため手負いの柳を先発させます。
ケガで限界を迎えながらも気持ちで投げ続ける柳でしたが
勝利投手の権利を得られる五回を投げ切って、新田に変わります。
新田は柳の気持ちを引き継ぎ、帝陵高校を撃破
見事に決勝に駒を進めます。
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決勝は新田の終生のライバルである奈倉率いる巣ヶ野北高校（略して巣ヶ北）
決勝戦に向かう前に新田が野球に出会った
少年野球チーム、岡山パープルアッシュの話に移ります。
パープルアッシュでは新田のライバルであり
良き友人である竹宮との話や
新田が野球を始めたきっかけ、芳陽高校に入った理由などが描かれています。
そして、舞台は決勝戦。
芳陽高校の新田、巣ヶ野北高校の奈倉
超高校級の二人が見ごたえ十分の投げ合いを見せます。
先制したのは巣ヶ北
８回の裏に主砲須藤のホームランで
新田から１点をもぎ取ります。
土壇場となる９回の裏
芳陽高校は主砲川原のテキサスヒットと
俊足佐島の好走塁で同点に追いつきます。
疲れが見え始めた新田と奈倉
１１回の表裏で１点ずつを取り合い迎えた１３回表
予選大会を通じて不振を極めていた大泉が
奈倉からタイムリーを放ち、再びリードします。
「どおでもええ魔球」という超速ストレートを武器に
１３回の裏もマウンドに立った新田
先頭バッターを三振に仕留め、
甲子園まであとアウトカウント２つ
というところで、舞台は最終回へとなります。
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２．最終回のストーリー
１３回の裏、ワンナウトランナーなしで
バッターボックスに立つのは
８回に新田からホームランを放った須藤
しかし、新田の１５９ｋｍという試合中最高記録を示す
超速球の前に三球三振を喫してしまいます。
迎えるバッターは５番奈倉
奈倉も新田の１６０ｋｍという試合中最高記録を示す
超速球の前に三球三振を喫してしまい
３対２ で 芳陽高校の勝利
悲願の甲子園出場を果たしました。
そして、この夏の甲子園で芳陽ナインは
選手それぞれが持ち味を発揮して、見事に全国制覇を成し遂げた。
と、語られます。
舞台は都大会決勝の試合終了後に戻ります。
奈倉と新田の元にメジャーリーグのスカウトが来ますが
新田は自分が世界最高のピッチャーであるから
メジャーで結果を出して、日本にいる自分に挑戦してくれば良い
と言い放ち、メジャー行きの話を蹴ります。
話をしている奈倉と新田の元に一人の少年がサインを求めてきます。
それぞれ自己中心的な形でサインに応えた二人は
お互いの健闘を称え合うのでした。
そして、最後はナレーションで締まります。
野球をする者が、必ず一度は想う夢がある。
ボールが１つあれば、かなうかもしれないその夢は
野球という競技が存在する限り、受け継がれていくだろう
親から子 子から孫へと、血が流れていくように
野球の子らに受け継がれていくだろう
『誰よりも速い球を投げたい』
この言葉を残して
漫画「ＧＯ ＡＮｄ ＧＯ（ゴーアンゴー）」は終了となりました。
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「ＧＯ ＡＮｄ ＧＯ（ゴーアンゴー）」最終回の感想
月刊少年チャンピオンの人気漫画として連載をされていた
「ＧＯ ＡＮｄ ＧＯ（ゴーアンゴー）」ですが、
甲子園出場を描いたところで物語は終了となります。
正直、岡山パープルアッシュ編は何だったんだろうと思わなくもないですが
（あらすじ上はダイジェストで書きましたが、かなり長かった）
締めの形は綺麗に整った感がありますね。
個人的には新田の才能を活かすのであれば
都大会は帝陵、巣ヶ北の２戦くらいをメインで描き
もう少し風呂敷を広げて、
甲子園でまだ見ぬ強敵と戦うところを描いた方がスケールが
大きくなったんじゃないかなぁと思いました。
ストーリーとしてはかなり粗い部分があったので
好みが分かれる漫画だと思いますが
深く考えずに楽しめる野球漫画に仕上がっていると思いました。
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Source: 漫画ＧＩＦＴ～勉強として漫画を読むレビューサイト～
Post source：「ＧＯ ＡＮｄ ＧＯ（ゴーアンゴー）」の最終回あらすじをひとまとめ（ネタバレ）、人気漫画の最後・結末はこうなった！