イケメンたちとの毎日と女の友情の漫画「プリンシパル」を読んだ感想【あらすじ付】

 

女子高生の毎日に、イケメンと、本音で語れる女友達がいたら、もう無敵だと思いませんか?そんなドラマチックな毎日が読めるマンガが、プリンシパルです。

 

プリンシパルについて

作者:いくえみ綾

巻数:全7巻

 

簡単なあらすじ

東京の母のもとで暮らしていた中学生の糸真が、母の再婚相手との暮らしや、中学で経験したハブりから逃げて、別れた父のいる北海道であらたに高校生活を始めるお話です。

 

そこで出会ったイケメンの同級生二人に、始めは仲間外れにされてしまったものの、本音で接するうちに友情をはぐくんでいく女友達との出会い、イケメン君たちの家族との関係など、恋だけでなく、家族愛も感じることのできる、不幸な人がいない、いくえみワールドのワクワクながらも、時折冷や水を掛けられる辛辣さもある、ドラマチックなお話です。

 

女子にはたまらないイケメンたちとの毎日

女子高生から遠く離れた私のような女性でも、こんな毎日が送れたら、人生変わっただろうなあと思う理想的な日々です。友情や、愛情もあり、でも高校生ってまだ子どもだから、さっぱり気づかないこともあったり、じれったいけれど、これが青春と思える日々です。

 

家族関係の話も多分にあるので、親目線でも読めるお話でもあります。登場人物が、みんな、自分も相手も大切に考えているのが伝わってきます。また、北海道が舞台なので、北国にお住いの方には、わかるー!というエピソードもちょくちょく出てきます。大きな犬も出てくるので、犬好きの方にも楽しめるお話です。

 

こんな人におすすめ

もちろん現役女子高生も、20代30代の方にも、十分楽しめるお話だと思います。

 

このお話の中に出てくる数多くのエピソードは、みんな何か一つは経験のあるお話なのではないでしょうか。だから読んでいて胸が苦しくなることもあるし、一方で、味わえなかった青春も疑似体験できたりしたことが、私には楽しかったです。

 

またコミックスで読むと、表紙やカバーにも、おもしろい仕掛けがあったりして、本そのものが楽しめるマンガでもあります。お話自体はもちろん電子書籍でも楽しめますが、本を楽しんで読む方には、紙本で体験していただきたいです。

いくえみさんのマンガは、ちょっと深く考えさせられるお話も多いのですが、つらいことや悲しいことも、がんばってご飯を食べれば元気が湧いてくるような、そんな、力をくれるマンガです。とにかく出てくる人たちがほとんどいい人ばかりだから、元気が欲しい時にもおすすめです。

 

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