女子が主人公の男子学園もの「花ざかりの君たちへ」を読んだ感想【あらすじ付】

男子校に転入する女子って、現実にはムリがあると思いますが、バレるのが心配でドキドキするので読むと結構はまってしまいますよね。これもそんな感じのお話なのではまってしまうかもしれませんよ。

 

花ざかりの君たちへについて

作者:中条 比紗也

巻数:23

 

簡単なあらすじ

この作品の舞台は男子高校ですが、女子が性別を偽って転入てしまいます。目的はシンプルに「憧れの男子に会うため」。

 

それも、アメリカに住んでいるときにテレビでみた、高飛びをする男子の姿にほれて、素性を調べ、長い髪もぜんぜん惜しげもなくばっさり切って、憧れの男子のいる日本の男子校に転入するという思い切った行動をとります。

 

憧れの男子とは同じクラスになり、寮でも同室になります。天然でさっぱりしたまっすぐさで男子校生活を送りながら、憧れの男子と関わっていきます。

 

ばれそうになるところが見どころ!

やはりこの設定でのいちばんの見どころは、女子とばれそうになるシーンです。大体は天然だし帰国子女だからと片付けられたり、女子だと知っている人がかばってくれたりします。

 

それでもピンチになり、ギリギリでばれなかったり、ひょんなことからばれてしまったりするところがドキドキして楽しめます。女装(?)をすることもあります。女子だと知っている人が本人より心配していたりするところもいいです。

 

また、女子だと知らずにドキドキする男子もいて、そこもちょっと楽しいです。

 

スポーツ系の回も見どころ!

主人公の身体能力が高いのと、男子たちの部活の話も絡むので、スポーツ系の話も出てきます。

やっぱりスポーツ系の話が絡む回は、一生懸命さがみえたり、躍動感やスピード感があって、読んでいて気持ちが盛り上がります。さわやかさも倍増します。

 

男子のキャラクターも見どころ!

憧れの男子はクールな感じでぶっきらぼうですが、さりげなくやさしいという王道なキャラクター。

 

ほかにもプレーボーイタイプや気さくでオープンなタイプ、子犬のようなタイプや武闘派タイプ、オーラが見える不思議な人も出てきます。主要メンバーでなくてもそれぞれ魅力のあるキャラクターを持っています。お話ごとにみんなそれぞれキャラクターに合ったいい味を出してくるので、きっと1人は好きなタイプがいると思います。

 

ちなみに女子は少ないながらも見た目も正確もかわいい子たちです。

 

こんな人におすすめ

さわやかでさっぱりとした恋のお話が読みたい人におススメします。憂うつな気分を吹き飛ばしたい人にもおススメです。

また、さわやかかっこいい男子が好きな人にはまさにパラダイスなお話です。ドロドロなところはほぼないので、あと味すっきりで読めますよ。

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