冷戦時代を知らないバレエ好きに読んでほしいアラベスク【あらすじ・感想】


今は、ロシアという東の大国とその周辺諸国がソ連と呼ばれていた時代、アメリカとソ連は冷戦を繰り広げていました。今の若い世代はその時代のことをよく知らないかも、ですが、このバレエ漫画は、その時代のソ連を舞台にしたものです。

 

そういった時代背景、そして、バレエの基本について学びつつ、また、そのなかに、サクセスストーリーと恋愛とがからみあった、見どころたっぷりのバレエ漫画をご紹介します。

 

アラベスクについて

作者:

巻数:全4巻

 

簡単なあらすじ

この漫画の時代背景は、前述したとおり、ロシアがまだソ連と呼ばれていた時代、アメリカとソ連とが冷戦を繰り広げていた時代です。

 

そのような時代に、主としてソ連を舞台として、地方の一バレエ団のバレリーナ・ノンナが、有名なバレエ団のソリスト・ユーリにその才能を見出され、有名バレエ団に入団をします。

 

型破りのバレリーナ・ノンナは、そのバレエ団のなかで、少しずつ頭角を現し、やがては、アラベスクという題目のプリマに抜擢されます。

 

その後も、ライバルと切磋琢磨しながら、また、挫折も味わいながら、一人のプリマとして成長をしていく姿を描いたものです。その成長を遂げていく過程で、才能を見出してくれた人であり、師であるユーリとの恋愛が絡んでいきます。

 

最終的に、プリマとして成長したとき、二人が結ばれるというストーリーです。

 

この作品は、プリマのさまざまな面での成長が魅力

この作品は、なんといっても、プリマの、さまざまな面での成長が魅力です。その成長とは、バレエのプリマとしての成長、恋愛の面での関係性を深めるうえでの成長、そして、人間としての成長です。プリマとして成長をしていくうえで、特に、人間としての成長がベースにあるのだ、ということを強く感じさせてくれます。

 

西側諸国と東側諸国の対立構造、亡命、どこか同性愛を感じさせるような恋愛感情、そして、ライバルとの対立や、かつてのプリマとの関わり、さらには、師との恋愛など、そういった要素が、人間としての成長をもたらし、それがひいては、バレリーナとしての成長を促していくものということを強く感じさせてくれます。

 

もちろん、バレエのズブの素人であっても、主人公の成長とともに、バレエの知識についても成長をしていくことができるので、すぐに漫画の世界に溶け込むことができます。

 

さらに、繊細なバレリーナを、漫画の絵で上手く表現できていることも、バレエ漫画としての魅力を高めています。

 

こんな人におすすめ

サクセスストーリー大好き、という人には、ぜひ読んでいただきたい作品です。バレエのズブの素人だって、大丈夫。読めばすぐにバレエの基本は理解でき、そのサクセスストーリーにはまっていきます。

 

また、美しく繊細な作風が好きな方にもおすすめします。バレエ漫画ならではの、美しさを感じることができます。

 

もちろん、ラブストーリーの要素も入っていますから、ラブストーリー好きにもおすすめできます。

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