「好みじゃなかと」のあらすじ感想&見どころ！

好みじゃなかとのあらすじや感想、見どころを紹介します。

作者は、見多ほむろ先生です。

好みじゃなかとのあらすじ&ネタバレ

小さな工場を経営する父親が倒れ、父親の代わりに社長代理を務める事になった幸典。

工場のスタッフからは世間知らずのおぼっちゃん、と冷たくあしらわれる。

しかし、工場長の槇純一郎(推定35歳)が手荒いながらも手助けしてくれます。

そんな中、社長代理の幸典が工場にちょっとでもなじむようにと、槇がある店を手配する。

しかし、そこで幸典と槇はお互いの秘密がバレてしまい────！？

そんなある日、工場納品ミスが発生し、幸典は社長代理として先方に誤りにいきますが…。

工場での幸典の成長、槇との信頼、そしてその先にあるものは────！？

全然タイプの違う二人の掛け合いがじんわり面白く、また九州の方言がいい味だしてます。

いずれは東京に戻ると言う幸典に槇は「帰ってきぃ」「俺が全力で支えるけん」と熱く抱擁します。

が、槇はとんでもない人だった！？

そして「よかろうこんぐらいご褒美みたいなもんばい」としれっと言いのけるところが面白いです。

普段無表情で男臭い槇。

しかし、幸典に対する感情には割と素直で、男臭さの中に可愛げがあり、なかなかの萌えキャラです。

対して主人公の幸典は見た目草食系でインテリクールビューティ。

なのに、実は素直で槇共々読者までもがそのギャップに萌えること間違いなしです。

全体にギャグの要素が程よく入っていて、思わずプッと吹き出しそうになる抜け感があります。

二人が急接近するシーンやドキドキワクワクのシーンですら面白くてたまりません。

主人公の二人だけではなく、工場の仲間や嬢、取引先の人まで持ち味があり、どのキャラもそれぞれ魅力的です。

またはずせないのが方言です。幸典は標準語ですが、それ以外の人はほぼ九州の方言です。

うまく方言が使われていてほのぼのした雰囲気を醸し出しています。

これがもし方言じゃなかったら魅力半減だったろうな～としみじみ思います。

それぐらい内容と方言が調和している作品です。

Source: 篠原千絵の漫画ネタバレあらすじ感想
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