麻雀漫画「天」のあらすじ(ネタバレ)、天・赤木の最後・結末はどうなる?

近代麻雀ゴールドで1989年から連載されていた
人気漫画「天~天和通りの快男児~」(作者:福本伸行)のネタバレ

天・赤木・ひろゆきの運命はどうなるのか?
麻雀東西戦の抗争はどのような結末を辿るのか?

などなど「天~天和通りの快男児~」のあらすじ・ストーリーを
最初から最後まで話していきたいと思います。

 

 

ここでは

「天~天和通りの快男児~」

のあらすじ・ストーリーについて最初から最後まで
ネタバレありで話しています。

もし、ネタバレは見たくない!どんな漫画かだけを知りたい!

という人がいたらネタバレなしのレビューも書いているので
こっちを見てください。

麻雀漫画「天」は福本作品の最高傑作!読んでほしいなぁ

 

と、その前に今、漫画好きの私がオススメな漫画を3作品紹介しています

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「天~天和通りの快男児~」のあらすじ【ネタバレ版】

天とひろゆきの出会い、そして真剣勝負へ

井川ひろゆき(いがわ ひろゆき)は合理的で明晰な頭脳の持ち主
その分析能力の高さから麻雀で負け知らず

学生でありながら雀荘で小遣いを稼ぐ日々が続いていました。


(井川 ひろゆき)

そんなひろゆきに手を焼いたお店の常連たちは
主人公である天貴志(てん たかし)を呼んで
外馬に乗る形でひろゆきとに勝負を挑みます。


(主人公の 天 貴志)

天はひろゆきの計算しつくされた麻雀の前に苦戦を強いられます

そして、最後は部屋を停電させた暗闇に乗じて

「天和・九蓮宝灯」

というバレバレのイカサマで勝利を飾ります。

 

理由はどうあれ天に負けたひろゆき。

モヤモヤが残る中、天とひろゆきは再戦を果たします。

ヤクザである沢田の代打ちとして雇われたひろゆきと
ヤクザから借金を背負ったおじさんの代打ちとして雇われた天

天 vs ひろゆき

の第二ラウンドは5本勝負のタッグマッチ

奇襲で先に2本を取る天

しかし、じりじりと追い詰めて2本を取り返すひろゆき

勝負を決する第5局

ひろゆきは天の「天和・九蓮宝灯」を警戒しますが
天の協力者が部屋の電気線を切って停電をさせている間に

天は再び「天和・九蓮宝灯」をさく裂させます。

 

ひろゆき・沢田のコンビを破り、勝負に勝った天

天がこのようなイカサマバレバレの戦法で勝ちに行くには理由がありました。

それはイカサマで分かる勝ち方をして
相手に自分を殴ってもらう為

自分が相手から金銭を奪う見返りに自分も傷つく

相手に対してわずかながらの罪滅ぼしをするため
イカサマバレバレの勝ち方をしていました。

 

そのことに気づいたひろゆきは天に尊敬の念を抱くのでした。

 

赤木しげるとの出会い、天・ひろゆきvs赤木・室田へ

沢田は天との勝負に負けた代償として
半荘60回という地上げ屋との麻雀勝負を受けていました。

序盤から劣勢に追い込まれる沢田

そこにひろゆきは沢田の代打ちとして現れます。

ひろゆきの相手は室田

一見地味な室田ですが、驚異の一点読みに苦しめられ負けが込むひろゆき

そこに天が登場してきます。

しばらく五分の戦いを続けていた天と室田ですが
天は室田の一点待ちを外すべくブラフを仕掛けます。

これに引っかかり自分の読みに自信が持てなくなった室田は
人が変わったように天に負け始めます。

 

この状況に危機感を感じた地上げ屋サイドは
室田に代わる代打ちを出してきます。

その男の名前は 赤木しげる

裏麻雀界で敵なしと評判だった伝説の雀士でした。

様子を見ながらも勝ちの体制を築いていく赤木

天はじりじりと負け始め、苦戦を強いられます。

そんな天も起死回生の一手で赤木を追撃します。

たった一回のチャンスを逃さず赤木を破る天

赤木は己のプライドが傷つけられたと
トータルでは大幅に勝っていたものの勝負を降りてしまいます。

そして、結果は天・ひろゆき・沢田の大勝

沢田は破滅しないで済むのでした。

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麻雀東西戦開幕!天率いる東軍vs原田率いる西軍の争い

東軍メンバー集合、ひろゆきのメンバー入りは?

天vs赤木の勝負が終わった後、ひろゆきは天と連絡が取れなくなり
ただ一人フラフラと街の雀荘を回っていました。

ひろゆきは天・赤木のレベルの高い戦いを目の当たりにして

自分には手の届かない世界がある

と空虚な気持ちを持ち続けながらも
ヒリヒリするような麻雀を打ちたいと雀荘荒らしをしていました。

そしてひろゆきの前に健(けん)という人物が現れます。

明らかに気質とは思えないオーラを発する健の
偶数・奇数の偏りを使った麻雀に苦戦をしますが
ひろゆきは最後の最後で捲って勝利を飾ります。

 

そして、健から東西のヤクザ同士の抗争として

「麻雀東西戦」

が行われるという事を聞きます。

勝負に飢えているひろゆきは健に参加を懇願します。

そして健の兄貴分に合い、東西戦のメンバーとして
入れてもらえるようお願いをしに行きました。

健の兄貴分で東軍のリーダーとなっていたのは
ひろゆきが探していた

天貴志

でした。

 

天はひろゆきが東西戦のメンバーになるための試験を課します。

しかし、ひろゆきは不合格

東西戦のメンバーになる事が出来ませんでした。

 

天はひろゆきの加入を断ったものの東軍のメンバーが手薄であったため
メンバーを集める為、奔走します。

そして、ガン牌の達人である銀二を仲間に引き入れようとしますが断られます。

 

途方にくれる天ですが、そんな天の元に赤木しげるが現れ
東西戦の参加を主諾します。

赤木しげると盟友である

東北麻雀寺の住職である 金光

そして、北海道随一の打ち手である 鷲尾

が仲間に加わります。

そして、赤木しげるの口利きという立場を使って
ひろゆきも東西戦のメンバーに加わります。

また、ガン牌の名人である銀二の思い直し
東西戦のメンバーに加わります。

天、赤木、ひろゆき、銀二、金光、鷲尾、健

この7人が東軍のメンバーとして原田率いる西軍と戦う事となりました。

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東西戦予選開始、そして2回戦へ

東軍の7人は西軍メンバーとの戦いに入ります。
西軍の大将は原田、そして強敵は裏麻雀界のドンだった僧我

東西戦1回戦は1位勝ち抜け方式での勝負

通常の4人麻雀を行い、トップを獲ったものから
2回戦へ進んでいくというシンプルなルール

西軍の強豪原田と僧我がトップを独走して
2回戦進出化と思いきや
オーラスでチームメイトに大物手を降り込み仲間をアシスト

2回戦を有利に進める為、画策します。

 

西軍の狙いに気づいた天と赤木は次戦に登場

天vs原田、赤木vs僧我

という対局で1回戦第3,4ラウンドが始まります。

天vs原田は均衡した戦いを見せますが
オーラス直前に天がひろゆきにサポートの振り込み

ひろゆきの2回戦進出を援護しますが
オーラスでひろゆきが原田に捕まり、トップは原田

2回戦進出を決めます。

一方の赤木vs僧我の戦いは二人に激しいデッドヒートが繰り広げられますが
最後は赤木が達人技のイカサマを使い勝利

2回戦進出を決めます。

続く、第5ラウンドは僧我がぶっちぎりの1位で2回戦進出を決めます。

第6ラウンドは東軍の銀二が土壇場でガン牌をさく裂させて2回戦進出決定

第7ラウンドには天が登場

原田と僧我がいない中で圧勝が予想される中
天対策に起用された尾神という男が急きょ出場してきます。

天の打ち手を熟知した尾神に天は苦戦を強いられますが
追い詰められた天が気合いの1000点上がりをとり
ここから猛追して1位をとり2回戦進出を決めます。

 

1回戦最終ラウンドとなる8ラウンド

原田に苦杯を舐めされられたひろゆきが登場します。

ひろゆきは同じチームの鷲尾のフォローに徹して西軍と戦いますが、
徐々に西軍に追いつかれてきます。

追いつかれそうになった鷲尾はオーラスでひろゆきの手を借りて
難局を打破しようとしますが、それがひろゆきの罠でした。

敵だけではなく、味方の鷲尾をも騙して2回戦進出を決めました。

 


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タッグマッチバトルの2回戦、3回戦へ進むのは…

2回戦へ進出したのは

東軍 天、赤木、ひろゆき、銀二

西軍 原田、僧我、三井、阿久津

 

この8人

 

2回戦のルールは1卓をタッグマッチで戦う麻雀バトル

ルールは以下の通り

・1つの席を二人が10巡交代で戦うタッグマッチ

・満貫未満の上がりは上がりと認めず場が進むだけ

・加点はされず、減点のみカウント。ハコ割れを起こしたものから脱落していく

 

序盤は互角に戦う西軍と東軍ですが、一番最初に脱落したのは銀二

ガン牌で原田を追い詰めたものの、原田にガン牌のメカニズムを気づかれ
逆手に取られた1局で三倍満を喰らい戦線離脱となります。

次に脱落したのは西軍の三井と阿久津

赤木と天が達人同士の打ち筋を披露して四暗刻をツモ上がり

このツモで二人を一気に飛ばして、二人脱落となりました。

 

東軍:天、赤木、ひろゆき、西軍:原田、僧我

の5人となってからは緊迫の勝負が続き
なかなか5人目の脱落者は現れません。

そんな状況にいら立ちを感じた西軍は
白を余分に入れるイカサマを仕掛けます。

このイカサマにひろゆきが絡めとられて降り込んでしまいますが
赤木が白が増えた分、減った牌にあたりをつけて頭ハネで上がりを宣言します。

赤木の読みは全て合っていましたが
原田の指示を部下が間違えて聞いていたというアクシデントから
赤木は自分の読みが外れた事を重要視して自ら敗北を認め、席を去ります。

結果、東軍:天、ひろゆき、西軍:原田、僧我の4人が
次の勝負に進むことになりました。

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3回戦はクリア麻雀、そして激闘の末に…

3回戦は麻雀ルールは「クリア麻雀」です。

基本的には普通の麻雀ですが

二翻役である「七対子」「三暗刻」「チャンタ」「三色同順」「一気通貫」の
5つの役を上がったチームが勝利となります。

 

振り込みでの上がりもOKで短期決戦が予想される
シンプルなルールですが、原田はこのルールに異を唱えて

ハコ割れしても負ける

というルールを付加します。

勝負は序盤に勝負役である三暗刻の上がりを決めた
東軍が有利に勝負を進めますが
地力に勝る西軍もじりじりと追い上げて五分の持ち込んでいきます。

そんな中、最後は東軍の大将である天が5つの役をすべてクリア

長らく続いた東西戦に終止符が打たれたかと思いましたが
天の上がった手は裏ドラを加えて倍満となり
役をクリアすると同時にひろゆきをハコ割れにしてしまいます。

勝利の条件と敗北の条件を同時に満たしてしまった東軍

この結果についてはどうなるのか分からず混沌とした空気が流れましたが

原田の提案で

「天と原田の二人で決着をつけることになりました」

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異例の二人麻雀、そして東西戦決着!

原田の熱意に打たれた天は二人麻雀を受諾します。

二人麻雀のルールは以下の通り

配牌からテンパイに向かう迄を第一ステージ
テンパイ後は当たり牌を当てる守備側と牌をツモる攻撃側に分かれる第二ステージに突入する

といったものです。

< 補 足 >

ツモは17巡まで。風は東西のみ(東は親で得点が1.5倍)
守備側は2つの牌を指定して、外れたら攻撃側が5つの牌をツモる
当たり牌の見逃しは可能(高めを狙える)
1時間勝負、1時間後に目覚まし時計がなったらその局が最終局

二人麻雀の経験者である原田は序盤から有利にゲームをすすめ
天に約1万点の差をつけて1時間のアラームをききます。

最終局となった勝負はお互いに苦しい手を進める中で
天がテンパイを宣言して第二ステージに移ります。

天は高め見逃しをするなど第二ステージも苦しい勝負を強いられますが
原田は天の当たり牌を看破できず、指定牌を外し続けます。

そして、天はカンをして役を1役上げたうえでツモあがり

見事に親満を上がり切り、原田を下して東西線の勝者となりました。

 


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死に向かう赤木、赤木と対峙する東西戦メンバー

東西戦が終了して9年が経ったころ
サラリーマンとして暮らしているひろゆきに

“赤木しげるの通夜を行う”

という案内が届きます。

不審な点を感じながらも赤木しげるの葬儀場に向かったひろゆき

一通り通夜を済ませた後、別室に呼ばれると
天をはじめとした東西戦のメンバーが揃っていました。

そして、登場する赤木しげる

何が何だか分からないひろゆきはこの状況について赤木に聞きます。

すると、赤木はアルツハイマーにかかっており
これから記憶や理性を失うだけの状態になってしまったので
今夜自らの手で命を絶つことを決めたことから
今日の通夜を開催したという事情を聴きます。

今日、これから死を迎える赤木と対話を行う東西戦のメンバー

全員が赤木の決断に異を唱えて自殺を止めるように説得しますが

病魔に襲われた銀二を励ましたり
僧我と麻雀牌を使ったナインという勝負をしたり
ヤクザの大親分となった原田につまらない人生だと諭したり

色々な話をしながらも誰も赤木の決断を止められませんでした。

そして、最後の対面者となった天

 

天も赤木を説得しようと色々な手を講じますが
赤木は結局聞き入れることなく、その場で死を遂げます。

 

赤木の死を機にサラリーマンをやめたひろゆきは
天についていき、その日暮らしの生活を送っていました。

死してなお万人に愛される存在となった、麻雀の天才である赤木

赤木との対話の中からそれぞれの生き様を見つめ合い
自分の人生を決めていく天とひろゆきをうつしたところで
「天~天和通りの快男児~」はフィナーレを迎えます。

 

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「天~天和通りの快男児~」全巻を読み終わった後の感想

「天~天和通りの快男児~」は福本伸行さんの初期作品である
福本作品のベースとなる作品だと言えます。

この漫画からスピンオフ作品の「アカギ」が誕生して
「アカギ」からスピンオフ作品の「ワシズ」が誕生するなど
多大な影響を与えた作品です。

初期作品だから、なのかは分かりませんが
ストーリーに変な間延び感はなく
内容の面白さ、ボリューム感などバランスの取れた作品になっています。

最後の「赤木の死」編では麻雀がほとんど登場せずに
2年近く連載を続けていたあたりは奇才福本伸行という感じですが
個人的には「赤木の死」編は大好きです。

1巻だけはちょっとだるい感じですが
2巻からどんどん面白くなっていくので
「天~天和通りの快男児~」を読む人は1巻で止めないで
2巻以降も読んでいってほしいですね~

 

 

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Source: 漫画GIFT~勉強として漫画を読むレビューサイト~
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