独特な世界観にきっとあなたもシュガシュガルーンの虜になる！【あらすじ・感想】

みなさん、魔法って信じますか？私は信じてます。きっと信じてない方の方が多いと思います。

しかしこの漫画を読めば、魔法なんかよりも無限の可能性があるのは我々人間なのだと気づくはずです。

シュガシュガルーンについて

作者：安野モヨコ

巻数：全８巻

魔界のプリンセスを決めるため人間界で恋愛修行をすることになってしまった主人公のショコラとその親友バニラ。ショコラは強気で魔界ではモテモテの女の子、一方バニラは内気で怖がりな女の子。

人間界では彼女らには理解できないことが山ほどあって、その中でもショコラが人間きではモテるどころか怖がられてしまっているのだ。

「クラスの前での自己紹介は睨みもきかせたしバッチリだったのに・・・」と言うショコラに対して「私なんか泣いちゃったよ・・・」と言うバニラ。

そう、魔界と人間界では好まれる女の子のタイプが真逆なのです。彼女らのプリンスの座をかけた戦いはまだ始まったばかり。

その中で芽生える様々な感情を読み解くうちにあなたもきっと彼女らに恋をするのです。

私がこの漫画をお勧めしたい理由、それは漫画が苦手な方でも必ず楽しむことができるからです。文字が多くて、しかも文字も小さくて読みづらい・・・そんなことを思う方もいると思います。

そんな方は、むしろ文字読まなくても大丈夫です！絵だけで十分楽しめます！

シュガシュガルーンの作者である安野モヨコさんは、独特な絵のタッチで多くのファンを魅了しています。私も魅了されているうちの1人です。

１度新宿で個展を開いていて、拝見したのですが彼女のファン層は女性が多いものの年齢幅がバラバラで、どの世代にも気に入られてる彼女を改めて尊敬しました

話を戻します。シュガシュガルーンの中の女の子の服装や、使っている魔法のステッキ、街並み、インテリア、料理全てに夢が詰まっているんです。

それは作者が考える理想の世界でもあり、けれどどこか現実じみた、そんなありそうでない世界観を彼女は作り出せるのです。

気づけばあなたもシュガシュガルーンの世界に入り込んでいると思います。これはもう実際に漫画を手に取っていただくことでしかわかり得ないことだと思うので、是非拝見していただきたいです。

女性の幅広い層で人気の作品ですが、海外に憧れている方に１番お勧めしたいです。

この作品の街並みや生活スタイル、インテリアから料理まで全てがパリなどのおしゃれで優雅なものになっています。
読み進めていけばいくほど虜になること間違いなしです。

是非、シュガシュガルーンの世界を堪能していただきたいです。

安野モヨコ講談社 2004-03-26