ライド・オン 吹替え版

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観てきました。何気にジャッキー映画を映画館で観るのは初だったりします。というのも僕らの頃はやっぱり洋画劇場世代なのでジャッキー映画もよくテレビで見ていたんですよね。テレビでは吹替えなので自分の中ではジャッキー=石丸博也さんだと思ってます(笑)
石丸さんはもう声優を引退されていたそうなのですが今回の映画では限定復活とのこと!普段映画館に行く時はほぼ字幕一択なのですがこればっかりは吹替え版を観るしかないと思った次第です。さすがに昔のジャッキーのイメージとはいかなかった感じですがジャッキー自身も御年70歳、ちょうどいい感じの老け声だったと思います。
伝説のスタントマンと言われていた主人公が相棒の馬とともに今はエキストラなどのしがない仕事で借金取りにも追われる毎日。現役時代は家庭を顧みず、娘が幼い頃に妻とは離婚しています。妻が亡くなった時もすぐには駆けつけられず、娘とは疎遠になってしまいます。しかし、亡くなった友人の債務トラブルに巻き込まれ、相棒の馬が奪われそうになってしまい法学部で弁護士を目指している娘に連絡を取るのでした。母の遺言もあって不器用な父を受け入れようとする娘でしたが昔気質のスタントマンのやり方に固執する父と徐々に溝ができてしまい…という感じで物語は進みます。
馬を取り戻すために老いたジャッキーが悪漢を前に大立回りをするかと思ったら往年のアクションを見せる場面もありますが本筋は父と娘、そして馬との家族愛を描いた物語でしたね。これまで出演した映画のスタントを今回の主人公がやっていたという設定で昔の作品映像も多数登場して懐かしかったです(笑)本編には他の作品のお馴染みのシーンもありました。ジャッキーはスタントなしでほとんど自分でやっていたというのだからとんでもないですよね。プロジェクトAの時計台のシーンは伝説です。
ジャッキー映画といえば店内などで始まる大立ち回りでそれは健在でしたね。すぐに警察や弁護士が出てきてしまいますけど(笑)あとジャッキーの娘役の子が可愛かったですね(笑)娘の彼氏が弁護士として手を貸してくれますが娘の相手として父親の顔を見せるジャッキーと弁護士なり立てで少し頼りない彼氏がいい間柄だったので彼の見せ場ももう少し欲しかったです。
アクションとしては多少物足りない部分もありましたが何よりまた石丸さんのジャッキー吹替えを聞けて満足でした。でもスタッフロールのNGシーンを見てると昔ほどではないにせよ結構体張ってるんですよね。70歳であれだけ動ければ十分でした。

Source: KONの徒然日記 新館
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