別冊少年マガジンで2014年から連載されている
人気漫画「トモダチゲーム」（原作：山口ミコト、作画：佐藤友生）について
本編のあらすじを語っていきたいと思います（ネタバレがあります）

 

 

今回取り上げる漫画は「トモダチゲーム」です。

この漫画でのあらすじ・ストーリーについてネタバレありで話しています。

もし、「ネタバレは見たくない！どんな漫画かだけを知りたい！」

という人がいたらネタバレなしのレビューも書いているので
こっちを見てください。

⇒（参考）「トモダチゲーム」は2段階加速の面白さを見せるゲーム系漫画

 

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※タイトルによっては期間限定で見られない可能性がありますのでご了承ください。

 

プロローグ、1回戦コックリさんゲーム

主人公の片切友一は貧しい家で育った高校2年生
バイトをしながら修学旅行の費用（7万円）を貯めていました。

そんな友一には仲のいい友達が4人いました。

毎日、楽しい学生生活を過ごしていましたが
ある日、みんなから集めた給食費約200万円が
何者かの手によって盗まれてしまいます。

責任を感じた四部と志法は学校を休んでしまいますが
ある日、友一の家に志法からの手紙が届きます。

志法から指定された場所に行ってみると4人が集まっていました。

4人は友一から声をかけられてきたと主張が食い違う中
全員が何者かに襲われてしまいます。

4人が気が付くと、知らない空間に飛ばされており
深夜アニメに出てきたキャラクター「マナブくん」が現われます。

マナブくんはこれから5人にゲームを行って貰い
借金2000万円を返してもらうと宣言するのでした。

 

1.はじまるトモダチゲーム

マナブくんはゲームを始める前に以下の事を伝えます。

マナブくんの話を聞いた後、5人は話し合いを行い
ゲームに参加する事を決めます。

 

第一ゲームは「コックリさんゲーム」

ルールは以下の通りです。

このルールでゲームスタート

最初に四部が「日本で一番高い山は富士山である」という質問を引くが
5人の答えは「いいえ」の方へと流れてしまいます。

5人は動揺しますが、なんとか落ち着いて次の問題へ進みます。

続いて志法が「1＋1＝2である」という質問を引きますが
1問目に続いて、5人の答えは「いいえ」の方へと流れてしまいます。

3問目の美笠の問題でも5人の答えは「いいえ」となり回答が合いません。

疑心暗鬼に陥る友一が4問目の質問を引くと、問題用紙に

”10円玉が「はい」に行けばゲームクリア
10円玉が「いいえ」に行けば出題者のみ借金が半額になります。

と書かれている事を発見します。

3人目までの裏切りを疑う友一ですが
自分は「はい」を入れる事でコックリさんゲームを終わらせようとします。

「はい」と答えた友一ですが、10円玉は「いいえ」の方へ…

5人目の心木が最下位必至の状態になりますが
ここで友一はルールを破り、声を上げこう言います。

「自分が借金額が一番少ない者が
全員分の借金を一人で背負う事になる」

にルール変更したと…

この揺さぶりで裏切り者も行動を変えて
最終問題は「はい」を選択

コックリさんゲームを見事クリアするのでした。

 

2回戦、陰口スゴロク

第一ゲームが終わった後、友一は志法と話します。

友一は正義感の強い志法がこのゲームに乗る事を怪しく思い
志法の事を疑っていた事。

志法は友一が修学旅行費を盗んだと疑っていた事
そして友一に好意を持っている事から庇おうとしていたこと

双方に言いたいことを言い合った後、共闘する事になります。

続く第2ゲームは学校の屋上で行われる「陰口スゴロク」

ルールは以下の通り

ゲームが始まり、5人は話し合いの結果、白紙で提出します。

しかし、全員が進んだマスで10万円罰金の指令が出た事で
全員の気持ちは揺れていきます。

2回目は全員白紙を提出しますが
3回目に「志法が友一を好きだが、昔天智と付き合っていた」という陰口が書かれます。

これで序列が崩れると次のゲームでは陰口が3つ投稿

志法の整形、四部の風呂ネタ、友一の風呂ネタが暴露され
志法がダントツの1位になってしまいます。

第5ピリオドでは心木の過去の援交がバラされ
5人の心はバラバラになっていきます。

このバラバラになっている様を見て、心の中でほくそ笑む人がいました。

その男の名は　美笠天智

彼が他の4人を「トモダチゲーム」にいざなった真犯人で
志法を自分のモノにするために人間関係を壊すために仕組んだ事でした。

天智は5人の関係が修復しないように絶妙にコントロールして
順調に関係を壊し、志法が独走状態になります。

しかし、ここでマナブくんがスペシャルチャンスを宣言

志法に運営側が掴んでいる大暴露ネタを公表させる権利を与えます。

天智は自らを指名されると主犯であることがバレる可能性があるため焦りますが
四部が自らの指名を申し出た事で、四部の父親のスキャンダルが公表されます。

ここから四部が志法を抜いて1位になりますが
この時点で友一は犯人が分かったとカマをかけ
ゆさぶりをかけていきますが、天智はカマを見抜き友一の策は不発。

このままゲームが進んでいき、志法がゴールまであと１マスというところまで来ます。

勝利を確信する天智

ここで友一が「裏切り者を自ら名乗りださせる方法を思いついた」と言います。

その方法は「トモダチゲームに参加申し込みをしたのは自分だ」と全員が書くこと

こう書けば、4人が嘘で1人が本当になる為
4人が同時1位ゴールを果たし、次戦へ進む形になるので
友一は3回戦を本当の友達4人で戦えばよいと主張します。

天智は仕方なく友一の誘いに乗り、犯人は自分だと記入しますが
結果は天智一人が陰口ペーパーに記載をして自白するのでした。

友一はゲーム中、陰口ペーパーを使って信用できる人間に伝言を行っていました。
その伝言に相手が信用できるかどうかというテストを記載しつつ
陰口ペーパーを書くボックスへ行く順番をコントロールしながら
まずは志法を味方と認め、次に心木を味方と認め、最後に四部を認め
天智が犯人である事を確信していたのでした。

天智が犯人であることが分かり、ゲームが混とんとする中
友一は陰口ペーパーに嘘を書いたことを運営側に報告し
1人負けの状態になる事で、自分だけが3回戦へ進むことを決めます。

そして、過去に人殺しを行った事がある事を友達に知らせるのでした。

この告白に全員がドン引きする中で、友一は1人3回戦に進もうとしますが
天智は自らも「陰口ペーパー」に嘘の記入をしたと自白し
友一と共に3回戦へ進むことを決めます。

 

3回戦　友情かくれんぼ

施錠のかかった洞窟に入る事になった友一と天智

友一がなぜ一緒に来たのかを訪ねると天智は過去を自白します。

話を聞いた友一は天智と共に3回戦を戦う事を決めますが
3日間、飲み食いできない環境に追いやられます。

その後、解放された2人の前にマナブ軍曹が現われると
3回戦「友情かくれんぼ」が始まります。

3回戦はチーム対抗戦となりKグループの参加者5名との戦いになります。

ルールは以下の通り

このルールでゲームが始まろうとする直前にマナブ軍曹は
友一達に援軍を入れる許可を与え、
水瀬マリアという女の子が祐一のチームに加入します。

 

Ｋグループのチームはリーダーの門倉十蔵が隠れる役となり
鬼瓦百太郎、柱谷千聖、紫宮京、丹羽万里が探す役ととなります。

友一グループは天智が隠れる役、友一とマリアが探す役となり
3回戦「友情かくれんぼ」が開始となります。

ゲーム開始から丸二日、友一は全く動かずに
飲まず食わずで待たされる天智は衰弱していきます。

そして、友一はＫグループに「寝返り」を申し出ますが
門倉の判断でＫグループは寝返りを拒否します。

Ｋグループは探す役をずっと交代で張っていれば
いつか食料を届けるために隠れる役の元へ行き
居場所を特定できるというゲームの仕組みを知っていたのでした。

しかし、拒否される事を想定していた友一は
マリアの裸で動揺を誘うと包囲網を脱出

天智の元へ到着し、飲食物を届ける事に成功するのでした。

友一はマリアを使ってハニートラップを仕掛けると
ウブで正義感の強い鬼瓦百太郎はマリアに肩入れします。

そして、マリアを暴力を振るう友一から守るために寝返ります。

百太郎から門倉の居場所を聞き出そうとする友一ですが
紫宮京の策略で百太郎には居場所が知らされていませんでした。

紫宮京はＫグループの影のリーダーで天才と呼ばれる人物でした。

紫宮は陰でマリアが運営側の人間であることを見抜き
寝返るように促すと、マリアは寝返ってしまいます。

そして、天智は紫宮によって見つけられてしまうのでした。

これによって第3ゲームが終了。

結果はＫグループの勝ちだと思われましたが
友一率いるＣグループの勝利

友一は紫宮達が天智を探している間、
門倉に電話をして、百太郎の拷問する事で降参をさせていたのでした。

 

四部の逮捕と第4ゲーム「有罪裁判」

第3ゲームを終えて、友一と天智は1週間ぶりに学校に戻りますが
志法と四部が行方不明になり、心木は途方に暮れていました。

修学旅行費盗みの容疑をかけられた事で四部は
自腹で弁償する事を宣言しますが
その直後に四部の父親はスキャンダルで逮捕

ここから四部は執拗ないじめに遭い、登校拒否になってしまいます。

友一達は四部の家に行きますが
四部の父親が死亡し、四部が逮捕されているところを目の当たりにします。

現場にいたのは警察官である志法の父親

かつて天智の父親が死亡した時にも関係したと思われる人物がいた事で
友一はリスク承知で志法の父親を挑発します。

 

今後の事を話し合う友一と天智ですが
天智の元に１本の電話がかかってきます。

電話のクロキという暴走族のリーダーで
ある人物からトモダチゲームを代行するよう勧められ
友一にトモダチゲームを持ち掛けます。

心木を誘拐された事で友一は承諾
「弱い者勝ちゲーム」を行う事になります。

このゲームのルールは以下の通り

友一は自らが罰を受ける事を申し出て
殴られ、爪を剥がされ、手の甲をナイフで刺されます。

既定回数の苦痛を味わった友一はクロキに勝負を申し込みます。

勝負は出した指の数だけ、指を切断するという「指切りじゃんけん」

友一は負傷した手ではグーとパーしか出せないと言い
クロキにパーを出させますが、友一は逆の手でチョキを出して勝利

ここで運営が入り、友一も気絶した為、クロキは指の切断を逃れます。

 

友一が病院に搬送される中、天智と心木は
第4ゲーム「有罪裁判」への勝負を促されます。

ルールは以下の通り

天智はゲーム参加を表明しますが不利な証言が多々出てきます。

家政婦の宮部紗央莉が「四部が志法に体の関係を求めたこと」
中学時代の友人、池市亮介が「四部が中学時代に妹を中絶させたこと」
金融マンの奥園実が「四部家の借金が5億円あること」
をそれぞれ証言します。

天智はクラスの中心人物である花宮満を味方にして
クラスメイトを説得して貰おうとしますが
裁判での証言がクラス全員に情報として流れており、事を進められません。

友一に電話相談した天智は過去を調べ
池市の証言が嘘であることを暴くと開廷期間を延長させます。

天智は自らが修学旅行費を盗んだことをクラスメイトに告白し
再度、修学旅行費を渡してもらえるようお願いをしますが失敗

この間、友一は担任の先生を脅し
生徒から196万円を集める事に成功、四部を解放します。

自由の身になった四部は事の経緯を友一達に話
無実である事、志法が関係している事を話します。

そして、四部家が背負っている5億円の負債をかけて
「大人のトモダチゲーム」に参加する事を決めます。

 

大人のトモダチゲーム第1ゲーム「友情の檻ゲーム」

4人は大きなパーティー会場に連れてこられます。

様々な人がいる中、友一と四部は積極的に交流して
情報を掴もうとしますが、気が付くと
手錠をかけられ、監獄にぶち込まれていました。

「友情の檻ゲーム」のルールは以下の通り

12人の中には天才紫宮京、クロキ、四部家家政婦の宮部紗央莉など
因縁のあるメンバーが組み込まれている他

などが参加します。

四部を含む友一グループ6人と京グループ6人の部屋に分かれ
生活を共にしながら囚人生活が始まります。

初日は全員でドミノを組み立てますが
翌日作業場に行くとドミノがすべて倒されています。

犯人が誰かが分からず囚人内で軋轢が生まれ始めます。

働きの悪い後田を追放しようとする田上ですが
投票で追放者第1号になってしまいます。

これによって5人に減ってしまった友一グループ
京グループに主導権を握られてしまいます。

3日後、多くの人から恨みを買っている友一は
追放を覚悟しますが京グループの山下ケンジが追放となります。

数が均等になってから均衡は保たれますが
来る日も来る日もドミノが何者かによって崩されたため
全員の身体検査を行いますがカギは見つからず…

そして、翌日に後田渡が追放されます。

作業場には「鍵を手に入れた者」という人物から手紙が置いており
いつでも脱獄できる事、脱出してほしくなければ
クリア報酬の9割である9000万円を渡せと脅します。

川上を筆頭に種田、水谷、宮部、四部が
9000万円を渡す事をしたためた念書を書くことに賛成し
犯人の思惑通りに事態が進んでいきます。

ここで犯人が種田流星である事が描かれ
彼は一流の詐欺師でトモダチゲームを2回クリアした人間である事が描かれます。

種田は念書賛成派の5人を味方につけて多数派をコントロールします。

少数派になった友一グループは打つ手がなくなってしまい
京、みなみ、クロキが種田グループの元へと裏切り
友一は一人ぼっちになると、念書を書くことを決意します。

種田が一人勝ちする方向でゲームは進んでいきますが
宮部が仕掛けたハニートラップによって
自身の体を守ろうとした宮部、宮部を守ろうとした四部
オタクをバカにされた川上、色恋の感情を利用された水谷が
種田に暴力を振るい、一気に失格となります。

そして友一達の投票によって種田も失格になります。

囚人が4人となった時、京とクロキを友一を追放しようと計画

クロキはみなみがかつての恋人であった事からみなみを勧誘
3対1となって友一を追放できる状況になりますが
友一にダメージを与えるべく、ドミノを完成させたうえでの追放を計画します。

しかし、4人でドミノを組み立てている中でみなみは友一への友情が沸き
クロキへ友一を貶める事をやめるよう説得

この説得に乗ったかに見えたクロキですが、
自身がカギを手に入れた事から
自分一人で脱獄する事を計画しますが
クロキが作業場に行くと友一と京は脱獄をしていました。

友一と京は最初に脱獄用のカギを手に入れていました。

その上で友一はドミノの寸止め用プレートから
偽物のカギを量産し、それを渡す事で全員をコントロールしていました。

友一は当初、全員でクリアする事を目指していましたが
軋轢を発生させ、追放に動く、参加者たちを見て
全員でのクリアは無理だと悟り、脱獄する事を計画し
追放や失格で科されるお金を最低限度にして脱獄したのでした。

「友情の檻ゲーム」をクリアした友一と京

京は友一の実力に興味を示し、次のゲームについていく事を決めます。

 

大人のトモダチゲーム第2ゲーム前半「人生博打ゲーム」

友一は第2ゲームの案内人東條レンにより会場へと連れて行かれます。
連れて行かれた場所は巨大な旅客船「グローリーデイズ号」

この船の中には志法が運営側の人間として乗り込んでいました。

第2ゲームは前半と後半に分かれており
前半はグローリーデイズ号の中でギャンブルを行い
勝ち残れたら黄金ヶ島での後半戦に参加出来ます。

前半に行われるのは「人生博打ゲーム」

売った友達は買い戻しが可能
ゲーム終了までの乗船料は1人1000万円必要
支払う事が出来ない場合1人1億円の罰金
船の中のあらゆるものがお金かギャンブルで取引可能

 

友一チームについた査定額は以下の通り

 

友一チームは四部を売りに出して8000万円を軍資金として
ギャンブルに参加しますが、歴戦の強者である3チームに対して惨敗

所持金を0に減らしてしまいます。

ギャンブルに弱い友一の代わりに京がギャンブルに参加
天智を売りに出して、ポーカー勝負を行います。

京は海童達がゆとりの顔色を見て、手を読んでいる事を逆手に取り
大勝負を制すると1億6000万円まで軍資金を増やします。

カルト宗教の教祖である神代は裏でゆとりの洗脳を始めます。

正直者のゆとりは神代の言葉に洗脳されていき
神代と共闘するよう友一に持ち掛けます。

一方、京は魅嶋の罠に引っかかり刃物で腹を刺されてしまい、遺恨が勃発

京の体調が回復した後、魅嶋に戦いを申し出
「殴り合いゲーム」を始めます。

ルールはシンプルで交互に殴り合って、先にサークルの中から出たら負けというもの
魅嶋のボコボコにされながらも最後に逆転勝ちを収めます。

しかし、京は負傷して戦線を離脱してしまいます。

魅嶋とのいざこざが終わった後、戦線に復帰した友一は
神代才嘉とのババ抜き対決に挑みます。

ババ抜きルールは以下の通り

神代はゆとりをマインドコントロールして
ゆとりにババを持たせる作戦を実行し3連勝

友一チームは1億2000万円を奪われ、残り1000万円となりますが
海童に借金をして5億円で最終勝負をしかけます。

この勝負で友一は真次とゆとりをコントロールして
神代と１対１の状態までもっていきます。

友一はここでカードに傷をつけて神代にババを引かせます。

ここで神代は激高し、ゆとりを責めだしますが
ゆとりは神代に協力していた事を自白します。

このやり取りを見た友一は神代のイカサマを立証し
5億円を獲得する事に成功します。

十分な資金を確保した友一チームですが、
ここで勝負は終わりません。

友一は海童に借金をする条件として
海童の娘である海童聡音との一騎打ちをする約束になっていました。

友一曰く「海童聡音は人の皮を被った獣」

聡音は命の危険を顧みず、自分の全てを運に任せて勝負出来る人間
そしてそういう勝負では負けた事がないバケモノでした。

友一は勝算が薄い事を承知で勝負を行います。

行うのは「コイントスゲーム」

コインがどっちの手に入ったかを当てる

一発勝負で8億円をかけての大勝負になります。

友一は放り投げたコインを右手に入れますが
聡音は簡単に看破し、友一はあっさり負けてしまいます。

所持金を全て奪われ絶望する友一
そして、船が島へ到着した事をアナウンスされ「人生博打ゲーム」は終了となります。

これで安心する海童チームですが、
友一は裏で売られた人達と順位当てのギャンブルをしていました。

このギャンブルにより、４チームの所持金は全て友一チームへ移り
13億2500万円を総取りする形で勝利を収めます。

 

大人のトモダチゲーム第2ゲーム後半「トモダチ殺し合いゲーム」

島に着いた友一達は5人全員で後半戦に挑みます。

無一文の3チームは
三嶋は友一に服従をするという条件で金を貰い2人が後半戦に進出
海童チームは残りの人間を売って、海童親子が後半戦に進出
神代チームは真次が神代を売り後半戦に進出します。

合計10人が後半戦の「トモダチ殺し合いゲーム」が開始となります。

ルールは以下の通り

各チームバラバラの位置からゲームがスタートとなり
友一はオーシャンドリーム号に乗っていた白砂梅子に出会います。

白砂は友一と共闘する事を申し出ますが
友一は白砂の嘘を見抜き、白砂は亡者に襲われゲームオーバーになります。

一方、別の場所では紫宮京、海童聡音、橋本桃菜、須原岳が出会います。

ここで運営サイドから追加ルールがアナウンスされ
プレイヤーの動きを1分間止める事が出来る黒の弾丸の存在が明かされます。

現役アイドルの橋本は愛嬌で4人をまとめて
黒の弾丸がある場所に出向き、黒の弾丸を独り占めしようとしますが
もくろみが京に看破されやられてしまいますが
先回りして黒の弾丸を確保していた岳によって京もやられてしまいます。

京は聡音と魅嶋に救われ、ゲームを続行できますが
須原岳は元自衛官であり、プロの殺し屋である事が描かれます。

須原は60億円を超える資金を持っており
亡者たちを赤の弾丸で駆逐します。

志法は運営側に保護され、運営の手伝いをしているのでした。

 

京は聡音と魅嶋に志法から聞いた話を伝え、その場から退散します。

一方、友一は単独で動いていましたが、海童司と合流します。

海童は友一に友好の意を示し、共に行動しますが
須原に見つかり、追われてしまった事で崖から飛び降りる羽目になります。

飛び降りた事で負傷した海童は自分が刑事であることを告白し
沢良宜志法の父親である沢良宜渉の指示でトモダチゲームに潜入した事を伝えます。

その事を知った友一は海童を狙撃します。

再び京・聡音・魅嶋の場面に切り替わります。

亡者に追われる3人はなんとか逃げようとしますが体力が尽きて万事休す
そんな時にゆとりと真次が助けに来ます。

崖沿いにある小屋で休む一行ですが
ゆとりは聡音を呼び出して、崖から突き落とします。

その光景を目の当たりにした京は志法から聞いた通り
ゆとりが裏切り者の一人であることを確認し
自らも聡音を追って崖から飛び降りてしまいます。

 

ここで女性3人と行動する四部の場面に移ります。

ミッションが発動されたことで魅嶋チームのミチルら女性陣は
四部にミッションを依頼し、自分達は宝箱のある場所へと向かいます。

しかし、そこにはゆとり、須原岳が待ち構えており襲い掛かります。

四部は助けに入りますが、ゆとりらに追い詰められますが
ここで志法が助けに入り、四部を連れて逃げ出します。

四部・志法を逃がしたゆとりですが、友一と合流する事に成功

志法が京・聡音を崖から落としたと悪評を流して
先に友一を仲間に取り入れます。

ゆとりの情報に操作された友一は志法と合流するものの
志法に銃を向けて威嚇してしまいます。

すると、志法は咄嗟にカラテで友一を失神させてしまいます。

志法は友一をおぶって逃げますが、須原岳に追われたことで友一は崖から転落
友一からのエールを受けて、志法は一人で逃げ出します。

ここで運営は亡者を大量追加し、参加者を絞ろうとします。

心木、須原、真次の3人グループと
志法、四部、魅嶋と女性3人の6人グループは
最終決戦を行う事になります。

志法は須原を集中して狙いますが
須原は女性2人組を人質に取って黒弾丸で志法を仕留めようとします。

ここでずっと姿を隠していた天智が登場

天智は友一と共に亡者のマントを使って隠れており
監視の目から逃れていたのでした。

天智と友一は亡者のフリをして情報収集を行い
ゆとりが裏切り者であることを確定させると
友一も姿を現し、須原を黒弾丸で仕留めます。

ゆとりを追い詰めますが、ここで真次が登場。
真次は魅嶋らを人質にとって駆け引きを申し出ます。

ここで真次は自分が友一の師匠であり育ての親である斯波大善の息子
斯波真次であることを明かすのでした。

真次は『人質交換ゲーム』を申し出ます。

『人質交換ゲーム』のルールは以下の通り

真次からの申し出で、このゲームは真次ｖｓ志法のタイマンで行われる事になります。

志法はこの条件を快諾し、ゲームを始めます。

志法の1ゲーム目はお互いに四部を選択し移動なし
真次の1ゲーム目はお互いに須原を選択し移動なし
志法の2ゲーム目は四部を指名し人質獲得
真次の2ゲーム目は友一を指名し人質獲得
志法の3ゲーム目はお互いに友一を選択し移動なし
真次の3ゲーム目は天智を指名し人質獲得

この段階で四部が裏切り、志法を発砲

ゆとり陣営の勝ちが確定的かと思われましたが
友一が大量の亡者を手配した事で場が混乱します。

色々な人達が捕まっていく中で最終決戦に進む５人が決定します。

勝った5人は目隠しされて別の場所に連れていかれ
志法は運営サイドの人間から最終ゲーム
「ドモダチゲーム（友断ちゲーム）」の説明を受けます。

第１８巻までのあらすじとなります。

 

これから最後の友一達の最後の戦いが始まります。

最後の戦い、めっちゃ面白いです！！
是非、実際に単行本を手にして読んでみて下さい。

 

「トモダチゲーム」の全体評

トモダチゲームは一番最初に行われた５人のゲームから
真犯人が天智であるというところで終わりそうなところを
登場人物全員を怪しい人物に仕立て上げる
ドロッドロの人間模様を展開させることが醍醐味です。

中でもゆとりの変わりっぷりが表面化してからは
この漫画は更に面白くなってきます。

二転三転四転五転くらい展開される面白い漫画なので
興味がある方は見て下さい。

 

ゲーム系漫画の全体評

ここでは私が今まで読んだゲーム系漫画のレビューを取り上げています。

ゲーム系漫画というジャンルが好きな人は多いと思いますし
このジャンルが好きなら間違いない作品だと思いますので
まだ見た事の無い作品があれば、是非一度見て下さいね。
（50音順に作品を並べています）

⇒（参考）「アクマゲーム」の見所を語りまくってみた！
⇒（参考）「今際の国のアリス」は面白い？ひどい？ぶっちゃけ評価
⇒（参考）「俺の現実は恋愛ゲーム」は上手くハイブリッドしているエンターテイメント漫画！
⇒（参考）「カイジ」の心理戦と名言はマジでやばい！
⇒（参考）「駆ケグルイ」の舐めた設定には思わずニヤけてしまう
⇒（参考）「神アプリ」ほど主人公がクズな漫画はない！
⇒（参考）「銀と金」はカイジ以上に読み応えのある名作！
⇒（参考）「トモダチゲーム」は2段階加速の面白さを見せるゲーム系漫画
⇒（参考）「ダーウィンズゲーム」のガチ評価！漫画・アニメを無料で読む方法を語った
⇒（参考）「出会って5秒でバトル」の評価と考察！無料で読む方法も語ってみた！
⇒（参考）「デッドチューブ」あらすじとガチ評価！裏切りのストーリーがもたらす衝撃！
⇒（参考）「ライアーゲーム」を見て正直者が良いとか思っちゃダメよ！
⇒（参考）「リアルアカウント」はSNS依存に警鐘を鳴らしてくれる作品

 

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