漫画「ギュゲスのふたりー透明な能力者たちの破滅譚ー」はハラハラドキドキのサスペンス漫画【感想・評価】

サンデーうぇぶりで2022年から連載されている
人気漫画「ギュゲスのふたりー透明な能力者たちの破滅譚ー」(作者:カトウタカヒロ)について
感想(レビュー)を語ると同時に、この作品の魅力
漫画アプリで無料で読む方法などを話していきたいと思います。

 

 

今回取り上げる漫画は「ギュゲスのふたりー透明な能力者たちの破滅譚ー」です。

「ギュゲスのふたり」は最近(2022年)連載された漫画ですが
一度読むと癖になる中毒性を持っている漫画です。

この漫画は雑誌ではなく、アプリ限定での配信になっているのですが
それでも人気を博しているのは作者であるカトウタカヒロさんが
過去に出したヒット作があるからだと思うんですよね。

この漫画でも取り上げたのですが、カトウタカヒロさんは

「ジンメン」
「カクカゾク」

などアプリ内でヒットした漫画をリリースしているんですよ。

上記2作は既に完結しているので
カトウタカヒロワールドを堪能したい方は
そちらを先に読んで貰った方がいいかもしれません。

(参考)「ジンメン」を無料で読む方法と感想を話してみた!

(参考)「カクカゾク」はホラーを超えた人情漫画だ

カトウタカヒロさんの描く漫画の魅力は一言で言うと
『人間の持つ矛盾と不条理の顕在化』です。

カトウタカヒロさんの作品と言うだけで
きっと面白いんだろうなぁと思って
「ギュゲスのふたり」を読んでみたんですが
たった2話でもう夢中にさせられました。

という事で、早速「ギュゲスのふたり」の魅力を伝えていきましょう。

 

「ギュゲスのふたり」を無料で読むには

「ギュゲスのふたり」をすぐ読みたい方は
「サンデーうぇぶり」という無料アプリで読むことが出来ます。

(iOS・Android双方で使えるアプリになっています)

? 

「サンデーうぇぶり」は小学館が運営する公式アプリなので安全に利用できます。
アプリをダウンロードする際もお金は一切かからないので安心してください。

 

サンデーうぇぶりに掲載されている漫画

名探偵コナン
タッチ
H2
MAJOR
犬夜叉
今際の国のアリス
今日から俺は
葬送のフリーレン
薬屋のひとりごと
トリリオンゲーム
ゾン100
アオアシ 等々

 

「ギュゲスのふたり」はどんな作品?

「ギュゲスのふたり」はサンデーうぇぶりで連載されている人気漫画です。

作者:カトウタカヒロ
出版社:小学館
掲載誌:サンデーうぇぶり
掲載期間:2022年~
巻数:6巻(2024年1月3日現在)

 

「ギュゲスのふたり」の概要とあらすじ

雲見八幡宮

知る人ぞ知るこの神社には伝説がありました。

ある村の青年である2人はこの神社に行くと
その後、姿を見せなくなっていました。

村人は神隠しを恐れ、それ以降神社に近づこうとしませんでしたが
数日後、村人、家、村そのものが忽然と姿を消していました。

漫画家の藤堂健とアシスタントの日向優
雲見八幡宮へ取材に来ていました。

藤堂は自分の担当と折り合いが合わず
日向は自分の担当に実力を認められず
お互いに悩みを抱えていました。

後日、お互いの仕事に戻りますが
日向は担当にいびられ消えたいと願い
藤堂は舐めた担当者である中村に消えろと願います。

すると日向の姿は消えて、透明人間になり
藤堂の担当者中村の姿は消えて、透明人間になります。

中村は自分が消えた事によって
この能力を活かして犯罪まがいの事業を持ち掛けます。

当然、藤堂は断りますが、中村は断るなら
今後漫画は描かせないと脅した事で
藤堂は担当者を殺害してしまいます。

一方の日向は自分自身を透明人間になる能力を身につけており
この能力を見せるために藤堂の自宅に向かいます。

中村の遺体を透明にして隠した藤堂は
日向をなんとか追い払い、遺体を処理しようと考えます。

果たして、藤堂と日向はこの能力を使って、どういう未来を作るのか?

藤堂と日向に待つ運命とは?

全体の概要・あらすじはこんな感じです。

(参考)漫画「ギュゲスのふたり」のあらすじはコチラ

設定としては、めちゃくちゃ突飛な訳ではないのですが
この設定部分でもめっちゃドキドキしてしまうんですよね。

それはカトウタカヒロさんの独特と言える作画能力と描写のなせる業です。

それでは「ギュゲスのふたり」の魅力を伝えていきたいと思います。

 

「ギュゲスのふたり」のここが面白い!

グロシーンなしのハラハラ感

「ギュゲスのふたり」という漫画の
最大の見所は『ハラハラ感』です。

普通漫画でのハラハラ感というとこんな感じです。

格闘漫画で主人公が敵にボコボコに殴られて
戦いに負けそうになったりとか

サスペンス漫画で主人公が気が付かないうちに
犯人に迫られたりとか

そういったクライマックスで起こる事なのですが
「ギュゲスのふたり」は常にハラハラを伴う仕上がりになっています。

「ギュゲスのふたり」なぜ常にハラハラしてしまうのか…

その答えは「ハラハラの要素を様々なところに持たせている」からだと思うんです。

ハラハラ要素を挙げてみました。

・殺害された中村の行方
・優の透明能力がバレるかどうか
・藤堂の透明にさせる能力がバレるかどうか
・描かれるキャラクターの絵柄の画力が凄さ

一つのハラハラ要素に新しいキャラクターが絡んできて
1話読むごとにドキドキさせられるんですよね~

単純にハラハラすると言っていますが
この仕掛けを作るのってめちゃくちゃ難しいと思うんですよ。

昔「24-トゥウェンティフォー-」というドラマがあって
毎話ハラハラさせる展開を作って人気を博しましたが
これは多額の製作費を投入して作ったものです。

「ギュゲスのふたり」は作者であるカトウタカヒロさんの
頭の中だけで、これだけの仕掛けを作り切っているんですよね。

いまやサンデーうぇぶりの看板漫画家となったカトウさんですが
彼が売れっ子になった理由が分かるような構成力を見せています。

そして、カトウさんの画力が凄いんですよ。

絵が上手いというよりも絵力があるという感じで
人が持っている葛藤や苦しみみたいなものを
しっかりと表現しているんですよね。

これは実際に漫画を読んで貰えれば一目瞭然なのですが
恐怖すら感じさせてくれるカトウさんの絵を堪能してほしいですね。

 

サスペンスにあるまじきスピード感

もう一つ凄いと思うのが「スピード感」です。

ギュゲスのふたりはジャンルとしては
「ホラー・サスペンス漫画」に該当するのですが
サスペンス系の漫画ってストーリー展開が遅くなりがちなんですよね。

基本的に大きな謎があって、
その謎を解明したら物語が集結する感じになるので
どうしてもスピード感が失われがちになります。

しかし「ギュゲスのふたり」はどんどんストーリーが展開していきます。

キーとなるキャラクターが出てきたなぁと思ったら
そのキャラクターは役割を終えて
また次のキーとなるキャラクターが出てくる

小さな謎やシナリオを進めながら
全体のストーリーを動かしていくという
やり方がとても上手なんですよね。

この巧みな進め方によって
読者は飽きずに読み進めていく事が出来ます。

いや逆にドキドキさせられすぎて
読んでいくのが怖いくらいの気持ちにさせられます。

 

「ギュゲスのふたり」の全体評

ここまで「ギュゲスのふたり」の感想・評価を語ってきました。

大中小のエピソードを盛り込んでいく事で
常にハラハラドキドキさせられるシナリオ

読者を飽きさせないスピード感

この2つの要素が盛り込まれているのが
「ギュゲスのふたり」という漫画です。

サスペンス・ホラーが好きな人だけではなく
アクション的な漫画が好きな人にも
是非、見て欲しい漫画に仕上がっていますよ。

 

「カトウタカヒロ作品」の特集記事

このブログでは「ジンメン」「カクカゾク」の作者である
カトウタカヒロ作品に関わる様々な記事をアップしています。

素晴らしい作品ゆえに様々な角度から
この漫画の魅力を伝えているので、是非見て下さい

(参考)「ジンメン」は数あるパニックホラーの中でも感動のある稀有な作品
(参考)「ジンメン」のあらすじ(ネタバレ)!最初から最終話まで解説します
(参考)「ジンメン」の最終回あらすじをひとまとめ、人気漫画の最後・結末は?

(参考)「カクカゾク」はホラーを超えた人情漫画だ
(参考)「カクカゾク」のあらすじ!最初から解説します

⇒(参考)「ギュゲスのふたり」はハラハラドキドキのサスペンス漫画

 

 

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