週刊ヤングジャンプで２０１７年から連載されていた
人気漫画「DINER（ダイナー）」（作画：河合孝典、原作：平山夢明）について
感想（レビュー）を語ると同時に
「DINER（ダイナー）」の印象的だった点
などを話していきたいと思います。
（極力ネタバレのない形で話をしていますが、紹介上、若干のネタバレがある点はご容赦下さい）
「DINER（ダイナー）」のどのあたりが魅力的なのか？
見所も含めて語っていきつつ話したいと思います。
今回取り上げる漫画は
「DINER（ダイナー）」
です。
タイトルだけではなかなかどんな漫画かが分からないので
まずはこの漫画が、どんなジャンルの漫画なのかを説明していきましょう。
この漫画のジャンルは「サスペンス漫画」です。
私はこの作品についてあまりよく知らなかったのですが
いろいろなところでタイトルを目にするなぁと
思って調べてみると元々小説を漫画化した作品だという事が分かりました。
そして、もっと調べてみると２０１９年には
藤原竜也さん主演で映画化もされているんですよね～
基本的に小説が漫画化されるという事は。小説が面白いからであり、
漫画が映画化されるという事は、漫画が面白いからです。
という事で一読の価値ありと思って、読んでみたら「面白い！！」
ダークな中に味があって、読み応えがある漫画だったので
このブログで是非紹介したいと思います。
「DINNER（ダイナー）」のどのあたりが面白いのか…
たっぷりとお話をしていきたいと思います。
と、その前に今、漫画好きの私がオススメな漫画を３作品紹介しています
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「DINNER（ダイナー）」はどんな作品？
「DINNER（ダイナー）」は週刊ヤングジャンプで連載されていた人気漫画です。
ジャンルはサスペンス漫画
作画は河合孝典、原作は平山夢明
コミックスは１５巻
（２０２２年１月２８日現在）
作画：河合孝典、原作：平山夢明
出版社：集英社
掲載誌：週刊ヤングマガジン
掲載期間：２０１７年３６・３７号～
巻数 １５巻
（２０２２年１月２８日現在）
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「DINNER（ダイナー）」の概要とあらすじ
普通のＯＬとして生活していた大場加奈子（おおばかなこ）は
低収入で日々を暮らしていかなくてはいけない現状に絶望し
単発高収入の裏バイトを始めます。
しかし、その裏バイトは強盗の運転手をするというものでした。
加奈子はＤ・Ｄとカウボーイというパートナーに概要を知らされ
何がなにやら分からずに参加してしまいますが
強盗に入った組織から追跡され、３人とも捕らえられてしまいます。
カウボーイは組織の人間によって目を抉られ殺されてしまい
加奈子とＤ・Ｄはオークションにかけられますが
買い手がつかずに、山の中に生き埋めにされてしまいます。
加奈子は「自分は役に立つ！料理を作ることが出来る！」と
叫んだことで土壇場で生き埋めにならず
あるレストランへと運ばれました。
そのレストランはボンベロという人物がマスターが運営する
殺し屋専用のレストラン「キャンティーン」
過去に８人のウェイトレスが殺されているという
恐ろしいレストランでした。
果たして、加奈子は平和に暮らしていけるのか？？
ボンベロとはどんな人物なのか？？
全体の概要・あらすじはこんな感じです。
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第一話を読んだときは「なんだこりゃ！どうなっちゃうの？」
というようなジェットコースター的な展開で
かなりハラハラさせられます。
まさに「大馬鹿な子（大場加奈子）」というような転落ぶりですが
「キャンティーン」で働き始める加奈子を見ていくと
肝が据わっていき、たくましくなっていきます。
加奈子の成長と殺し屋専門のレストラン、ボンベロという
異色の設定が味を出している作品となっているので
その中でもココという場面について話をしていきたいと思います。
という事で、「DINNER（ダイナー）」の面白い部分を話していきたいと思います。
//adm.shinobi.jp/s/2d448c6cbe8ebfef5fd47df8bcb36075
「DINNER（ダイナー）」の特徴
救いようのないエピソードの中にチラッと見える情がたまらない
「DINNER（ダイナー）」の最大の見どころと言えば
『救いようのないエピソードの中に見える僅かな情』
これです！！
とにかく「DINNER（ダイナー）」という漫画は
読んでいて辛くなっていくエピソードが多いんですよね～
殺し屋達が集うレストランという設定なので
クズなキャラクターが頻繁に登場するというのはあるのですが
殺し屋達の中でも訳アリで人情を持っているようなキャラが
めちゃめちゃひどい目に遭うというパターンが多いんですよ。
漫画を読んでいて「え～、そんな扱いにしちゃうの～…」と
ドン引きするシーンが出てくる中でボンベロ、加奈子が見せる情が
若干の救いになるんですよね～
めちゃくちゃ救いになるのではなく、若干救いになる
というこのさじ加減がこの漫画の見どころなんですよ。
漫画のレビューを見る限り、原作はもっとダークで
バッドエンディングを迎えていそうな感じではありますが
漫画化するにあたって、ちょっとソフトに仕上がっている分
読みやすい内容になっています。
（それでも心が暗くなる部分が多いのですが…）
・サスペンステイストの漫画が好きな人
・ダークな漫画が好きな人
こういった人には必見の漫画となっています。
また、加奈子のやらかしぶりもこの漫画の醍醐味です。
「大馬鹿な子」を地で行くトラブルメーカーで
安易な自己判断でどんどんトラブルを巻き込んでくれて
なかなかストレスを感じさせてくれるのですが
ストーリーが進むにつれて、どんどんたくましくなっていき
かなり強い子になっていく姿から目が離せません。
珠玉のノワール（暗黒）アクション漫画を堪能して下さい。
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「DINNER（ダイナー）」の全体評
ここまで「DINNER（ダイナー）」の魅力について語ってきました。
読んでいてい辛くなるようなダークなストーリーが多い中で
ボンベロ、加奈子のちょっとした人情がしみる漫画になっています。
そんな中、加奈子はどんどんたくましくなっていくし
ボンベロはとにかくクールでカッコイイ。
設定とキャラクターをうまくミックスさせて
面白い作品に仕上がっていると思います。
是非、漫画を読んでほしいですし
時間がある方は原作も読んでほしいですね。
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Source: 漫画ＧＩＦＴ～勉強として漫画を読むレビューサイト～
Post source：「DINER（ダイナー）」のわずかに垣間見える人情は必見【評価・感想】