10歳のホームレスネタバレ感想!新感覚!児童虐待アドベンチャー!?

10歳のホームレスのネタバレ感想レビューです。

10歳のホームレスは、ストーリーな女たちブラックにて連載中の漫画。

作者は、宮城朗子先生です。

10歳のホームレスのあらすじ

貧しい母子家庭で育った主人公・羽根田結(はねだゆい)。

母が病気で入院するため児童養護施設に預けられた。

しかし、入院するというのは母の嘘だった。

施設では濡れ衣を着せられ思わず施設を飛び出した結。

すでに母と暮らしていた家はなく、しかたなくホームレスとなった。

わずか10歳で過酷な路上生活をはじめた結は、ワケありな大人たちの力を借りながら母の行方を捜すことを決意した────・・・。

 

以下ネタバレ含んだ内容になります。

漫画は自分で読みたいというあなたは、無料試し読みからどうぞ。

 

10歳のホームレスのネタバレ

「お母さん、病気で働けなくて、もうお米を買うお金もないの」

「だから児童養護施設っていう所にいてね」

ある日突然、結は母からそう言われて、児童養護施設「つくしの家」に連れていかれた。

お母さんと離れるのは嫌だけど、ホームレスになるのは無理。

10歳の結にはホームレスよりは児童養護施設の方がマシだと思った。

だが、そんな結の思いとは裏腹に、施設では想定外の出来事が結に降りかかる。

そして、傷ついた結は施設で信じられない話を聞いた────・・・。

思わず施設を飛び出して来た結は、その足で母と暮らしていたアパートに向かった。

だが────・・・。

行く当てのない結はお腹が空いて、ふらりとコンビニに立ち寄る。

だがそこで万引犯に間違えられて・・・。

警察官の隙をついて逃げ出す結。

たどり着いた先にいたのはホームレスの男(高山)だった。

「この写真は────」

高山に母の写真を見せた時だった。

写真を見て一瞬動揺する高山。

そして、高山が言った。

「俺の家へ来ないか?」

高山の意外な言葉に驚く結。

「おじさん、家があるの!?」

ホームレスのはずの高山に、なぜ家が!?

疑問に思いながらも高山についていくとそこには────・・・。

 

10歳のホームレスのネタバレ感想

タイトルを見て、また、漫画を読み始めて、この漫画も、よくある児童虐待の漫画かなと思いました。

ところが・・・!

読み進めていくと、意外な展開に物語が進行していくではありませんか!

10歳でホームレスになった主人公の結は、意外にも強く逞しく生き、行方不明の母を探し始めます。

その様子は、サスペンスドラマさながらで、まったく予想もしなかった展開に驚くばかりです。

読み進めていくうちに、10歳の子供がホームレスなんてかわいそうと思っていた同情の気持ちが消えていきます。

そしてなんだか冒険アドベンチャー漫画の主人公を見ているような気になるのです。

新感覚!児童虐待アドベンチャーストーリーというような、なんとも不思議な漫画でした。

特にラストのシーンで、ホームレスの高山の元妻が現れるシーンは、ミステリー劇場そのもの。

この後、どんな展開が待っているのか、非常に気になってまう漫画です。

Source: 篠原千絵の漫画ネタバレあらすじ感想
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