漫画サンデーで2011年から連載されていた
人気漫画「トリガー」(作画:武村勇治、原案:板倉俊之)について
感想(レビュー)を語ると同時に
「トリガー」の印象的だった点
などを話していきたいと思います。
(極力ネタバレのない形で話をしていますが、紹介上、若干のネタバレがある点はご容赦下さい)
また「トリガー」はどのあたりが特徴的なのか?
これから何を期待できるのか?
「トリガー」の見所も含めて語っていきつつ
「トリガー」を無料で読む方法についても話したいと思います。
今回取り上げる漫画は
「トリガー」
です。
まず何より強調したいのは
この漫画の原案を書いたのは
お笑い芸人インパルスの板倉俊之さんです。
板倉さんと言えば、シュールなコント師
というイメージがありますが
この「トリガー」という漫画もシュールに仕上がっているんですよね~
まずは「トリガー」が、どんなジャンルの
漫画なのかを話していこうと思います。
この漫画のジャンルは「アクション漫画」です。
アクション漫画というと「ワンピース」のような
冒険活劇を思い浮べる人が多いと思うのですが
この「トリガー」という漫画は純然たるアクションではなく
ちょっとサスペンス漫画っぽい雰囲気を醸し出した漫画になっています。
そして、この漫画の最も肝となるのは「世界観」です。
そんなところを踏まえて鬼才板倉俊之が原作を手掛けた
「トリガー」がどんな漫画なのか?
「トリガー」の魅力や世界観について存分に語っていきましょう。
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「トリガー」はどんな作品?
「トリガー」は漫画サンデーで連載されていた人気漫画です。
ジャンルはアクション漫画(サスペンス漫画)
原作は板倉俊之、作画は武村勇治
コミックスは全5巻
原作:板倉俊之、作画:武村勇治
出版社:実業之日本社
掲載誌:漫画サンデー
掲載期間:2011年~2013年
巻数 全5巻
「トリガー」を無料で読むには
「トリガー」をすぐ読みたい方は
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「トリガー」の概要とあらすじ
日本は国王制となっていました。
かつての日本は数多くの問題を抱えた上に
政治の混迷が加わり、問題は増大していきました。
国民の焦りと怒りは遂に爆発して、デモや学生運動で
大勢の血が流れた結果、ついに旧体制は崩壊。
大統領制ではなく、国王制が制定されます。
初代国王の坂本賢一は巨大な権力に溺れてしまい
私欲にまみれた事からクーデターを起こされ、
公開処刑されてしまいます。
処刑を行った反乱軍のリーダー冴木は二代目の国王となりました。
3年後の国王邸
冴木は犯罪が減らない事を嘆いていました。
この現状を重く見た冴木はある政策を立ち上げます。
それは小さい犯罪行為や犯罪を引き起こす行為をする人間が
そもそも元凶である事から「悪」の人間であると判断して
「悪」には死のリスクが課せられる事を明確にし、未然に排除する。
この理屈を元に
冴木の分身といえる人間に「拳銃」を持たせ
各都道府県に一人ずつ配置。
その人間に”射殺許可法”を制定するという法律を作ります。
国王(冴木)はこの国の犯罪をゼロの国にするための
引き金になってほしいという願いを込め
拳銃保持者の事を「トリガー」と名付けました。
唯一殺害を許されたトリガーという存在を軸に
繰り広げられる人間ドラマが魅力のアクション漫画
全体の概要・あらすじはこんな感じです。
どうですか、この物語の設定!!
悪には厳罰を!悪には死罪を!
というのは、他の漫画にも見られる設定ではありますが
この「悪」の定義がたまらないですよね。
犯罪を犯した者が真に悪いのではなく
犯罪を犯すようにその人物を追い込んだ者が悪いのだ!
この設定を思いついた時点で板倉さんの勝ちですよね。
しかも、私はこの考え方にすごく共感するんですよ。
表に見える犯罪者だけしか見えないというのは
近視眼的なものの見方なので、
仮に粛清したとしても、根本の解決にはならないですもんね。
ここに「トリガー」の面白さがあります。
という事で、この漫画の見所を語っていきたいと思います。
//adm.shinobi.jp/s/2d448c6cbe8ebfef5fd47df8bcb36075
「トリガー」の特徴
世の中から争いや犯罪は無くならないという事を学ぶ
冒頭から話しているように「トリガー」の見所は
犯罪を犯す者が悪なのではなく、
犯罪のきっかけを作った者が悪である
というこの価値観なんですよね。
ニュースなどで世間に公表されている事って、
あくまで結果だけですよね。
これだけでは物事の本質的な解決にはならないんですよ。
雨上がり決死隊の宮迫さんが謹慎した件とかは典型的ですよね。
反社会勢力と関わりを持った事は確かに良いことでは無いですが
そもそも一番悪いには詐欺を働いた反社会勢力です。
そして、その反社会勢力の人が報道にリークして
報道は金儲けのために一番悪い人を叩かずに
反社会勢力と関わりを持った人を叩く。
客観的に見て
一番悪いのは 反社会勢力
次に悪いには 反社会勢力と手を組んで金儲けをした報道
最後に悪いのが 反社会勢力と知らずに関わりを持った人
という序列になるわけですが、世の中的にはそうなりませんでした。
こういったところにメスを入れるのがトリガーです。
おそらくトリガーの場合は反社会勢力と手を組んで
金を儲けようとした報道に制裁を加えるんだろうなぁ
とか考えるとちょっとニヤっとしてしまいます。
誰からも制裁を受けない軽い犯罪って
自分の中でも軽く見がちですよね。
例えば、街中でゴミをポイ捨てしてしまったり
他人をちょっとイジって嫌な思いをさせたり
立場を利用してちょっと偉そうにしてみたり
だけれども、そういった事の積み重ねが
大きなひずみに変わっていき
それが大きな犯罪に繋がっていくのではないか…
そんな問題提起をする板倉さんの思考が面白いです。
最近はインパルス2人で活動する姿は見ていないですが
板倉さんが作っていたシュールなコントと
「トリガー」という漫画の世界観が合致するのが面白いところです。
作品の中では、各都道府県で任命された
様々なトリガーが出てきて、色々な物語を展開してくれます。
このトリガー達のストーリーも
スカッと爽快感を得られるものから
切ない結末を迎えるもの、後味が悪いものがあり
悲喜こもごもなんですよね~
色々と感情を動かされる作品になっているので
まだ見たことが無い人は、是非一度見てみて下さい。
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「トリガー」の全体評
トリガーは鬼才であるインパルス板倉さんが
原作を手がけた作品らしく
独特の世界観で作られている漫画です。
板倉さんが作っていたシュールなコントと
「トリガー」という漫画の世界観が合致するので
インパルスのコントが好きな人には是非見て欲しいですし
人間の業などを描いたサスペンス漫画が好きな人にも
オススメ出来る漫画になっていますよ。
まだ読んだことがない人は、是非一度読んでみて下さい。
ちなみに「トリガー」1巻分を無料で読む方法があるのを知っていましたか?
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Source: 漫画GIFT~勉強として漫画を読むレビューサイト~
Post source:「トリガー」が持つ正義感、価値観はめちゃくちゃ共感できるけど…【感想・評価:無料で読めるアプリ情報のみ】