週刊ヤングマガジンで2010年から連載されていた
人気漫画「モンタージュ」(作者:渡辺潤)について
感想(レビュー)を語ると同時に
「モンタージュ」が面白い理由と魅力
などを話していきたいと思います。
(極力ネタバレのない形で話をしていますが、紹介上、若干のネタバレがある点はご容赦下さい)
漫画「モンタージュ」を無料で読む方法についても話したいと思います。
今回取り上げる漫画は
「モンタージュ」
です。
”モンタージュ”で思いつく言葉といえば
「モンタージュ写真」です。
モンタージュ写真とは各部位だけ
似ている部分を組み合わせて作った写真で
犯罪者、指名手配犯などの写真を作るのに
使われている技法ですが、
その名前がタイトルに使われているという時点で
サスペンスの匂いがプンプンしてきますよね。
という事で「モンタージュ」が
どんなジャンルの漫画なのかを説明していきましょう。
この漫画のジャンルは「サスペンス漫画」です。
「やっぱりかい!!」という事なんですが、
モンタージュはゴリゴリのサスペンス漫画なんですよ。
テーマとしては昭和に起きた最もミステリアスな事件
「3億円事件」をテーマとして扱っています。
3億円もの巨額のお金が強奪されたにも関わらず
そのお金は流出することなく
事件としても時効を迎えてお蔵入りしてしまった。
という謎が謎を呼ぶ事件です。
これだけ大きな事件だったので、
3億円事件をモチーフにした作品がもっとあっても
いいのではないかと思いますが
私は今まで出会ったことがありませんでした。
謎が多すぎる分、ストーリーに繋げるのが難しいのかもしれませんね~
だけれども「モンタージュ」はしっかりと
ストーリーを繋げて、見事なシナリオを見せてくれてますよ。
という事で「モンタージュ」の特長や
どのあたりが魅力的で面白いのかを語っていきます。
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「モンタージュ」はどんな作品?
「モンタージュ」は週刊ヤングマガジンで連載されていた人気漫画です。
ジャンルはサスペンス漫画
作者は渡辺潤
コミックスは全19巻
作者:渡辺潤
出版社:講談社
掲載誌:週刊ヤングマガジン
掲載期間:2010年27号~2015年12号
巻数 全19巻
「モンタージュ」を無料で読むには
「モンタージュ」をすぐ読みたい方は
「漫画BANG!」という無料アプリにて期間限定で読むことが出来ます。
(iOS・Android双方で使えるアプリになっています)
マンガBangはAppStore無料ランキング2位、250万DLの国内最大級のコミックアプリで
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もちろん「モンタージュ」も無料で見られますよ。
是非、ダウンロードして下さいね!
※タイトルによっては期間限定で見られない可能性がありますのでご了承ください。
※ちなみに配信される漫画作品は全て著作権者からの
配信許諾を受けておりますので安心してお楽しみください。
※1日に無料で読める話数には上限があります。
もし、無料で読める期間が過ぎていた場合は
試し読みも出来ますので、こちらから読んでみて下さいね。
「モンタージュ」と検索して下さいね。
「モンタージュ」の概要とあらすじ
1968年 東京都府中市
信託銀行を出た現金輸送車はニセの
白バイ警官によって現金を強奪されてしまいます。
その額、およそ三億円。
捜査に加わった人員は17万人以上と
異例の規模で調べられたもののめぼしい情報は表れず。
1975年に事件は時効となります。
その事件から約40年後の 2004年 長崎
主人公の鳴海大和は友人の小田切未来と下校している時に
出血多量で倒れている男性を見つけます。
二人の会話から少年の名前が鳴海大和だと知った男性は死に際に
「三億円事件の犯人はお前の父親、鳴海鉄也だ」
と言い、息を引き取ってしまうのでした。
果たして、大和の父親鉄也は本当に3億円事件の犯人なのか??
ここから大和にどんな災難が降りかかってくるのか??
3億円事件という最もミステリアスな事件をテーマに
綿密なシナリオで作られた本格派サスペンス漫画
全体の概要・あらすじはこんな感じです。
「モンタージュ」と検索して下さいね。
このあらすじだけを読むだけでは分からないと思いますが
初回から非常にスリリングな展開なんですよね~
絵柄がスリルを生み出すのに適しているのか、
伏線がきっちりと効いているので
その奥を感じてしまうのかは分かりませんが
とにかくドキドキの止まらない漫画です。
個人的な感想としては完成度が高く
様々なサスペンス要素が練りこまれた傑作だなぁと思っています。
という事で「モンタージュ」の魅力を語っていきましょう。
//adm.shinobi.jp/s/2d448c6cbe8ebfef5fd47df8bcb36075
「モンタージュ」のここが素晴らしい!
これぞサスペンスの王道!ミステリー・スリル・アクションが勢揃い!
「モンタージュ」という漫画の特徴を一言で表現すると
『王道のサスペンスをご堪能あれ』
ここに尽きると思っています。
サスペンスを作る要素は大きく3つあると思っています。
それはミステリー(謎)、スリル、アクション
一つ目は「ミステリー(謎)」
これは「名探偵コナン」や「金田一少年の事件簿」などが
代表的ですが、事件や暗号の謎を解いていく要素。
「モンタージュ」の場合は
・3億円事件の犯人は本当に大和の父親なのか?
・なぜ大和たちは狙われなくてはいけないのか?
・関口らを裏で操る人物は誰なのか?
・未来の両親はどこへ行ってしまったのか?
・血塗られた500円札の意味は何なのか?
など、大きな謎がたくさん詰め込まれています。
基本的に長編のサスペンス漫画の場合だと
大きな謎は1つや2つしかないんですよね。
このブログでも紹介させて頂いた
「雪人」や「ウロボロス」といった大人気漫画でも
“黒幕は誰なのか?”
という大きな謎を解くストーリーになっていますが
そこと比較しても「モンタージュ」は謎のオンパレード。
実際に起こった事件である3億円事件と上手く絡めて
シナリオを作っているので、謎を膨らませやすい設定を作り
最後は見事に伏線を回収してくれています。
二つ目は、スリル
謎を解いていくにあたって求められるのがスリル。
迫り来る真犯人の魔の手から逃げられるのか?
監禁された場所から殺されずに逃げられるのか?
新しいヒントを得て向かう場所に罠はあるのか?
など、サスペンスにスリルは必須条件です。
「モンタージュ」ではこのスリルを演出するため
上司からの指示を無視して殺戮を楽しむ関口
殺すことを禁じられても殺しを実行しようとする殺し屋など
スリル生み出し機が存在します。
「ちょっとやりすぎじゃない、ストーリー壊れちゃうよ」
と思うときもあるのですが、そこはご愛敬。
スリルを生み出す土壌(設定)を作っているあたり
しっかりと練られているなぁと感心させられます。
三つ目は、アクション
こちらもサスペンスには欠かせない要素です。
「相棒」の杉下右京、「名探偵コナン」のコナンに代表される
頭を使って事件を解決するタイプの人間でもアクションは必須ですし
先ほどタイトルを出した「ウロボロス」のイクオ、「雪人」の雪人も
突き抜けた腕っぷしを持っており、アクションの重要性が分かります。
「モンタージュ」の場合は頭脳担当の大和が
知能のアクションを見せてくれますが
脳筋キャラで水原というキャラがアクションを担当してくれます。
一見、意味がなさそうなキャラクターが
しっかりと重厚なサスペンスを構成する要因になっているんですよね。
ミステリー(謎)、スリル、アクションが揃った
サスペンス漫画は走攻守揃った野球選手と同じ
走攻守の三拍子が揃った漫画が「モンタージュ」です。
我こそはサスペンス漫画好きだという方は
是非、一度「モンタージュ」を見て下さい。
「モンタージュ」の全体評
「モンタージュ」はサスペンス漫画に必要な要素である
ミステリー・スリル・アクション
これらをすべて兼ね備えた完成度の高い漫画に仕上がっています。
序盤は時系列を行き来する場面が多くて
ストーリーの把握に苦労する部分もありますが
最後の方にはそれらがすべてかみ合って
この大きな事件を見事に収束させているあたりは
見事という他ありません。
我こそはサスペンス漫画が大好きだという方は
是非、一度読んでみてください。
ちなみに「モンタージュ」を格安価格で読む方法があるのを知っていましたか?
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Source: 漫画GIFT~勉強として漫画を読むレビューサイト~
Post source:漫画「モンタージュ」はサスペンスの旨味を全て凝縮させた漫画だった【無料で読む方法付感想・評価】