最高の音楽漫画「青のオーケストラ」を読むと漫画から音色が聞こえてくる【無料で読める方法付感想】

漫画アプリ「マンガワン」で2017年から連載されている
人気漫画「青のオーケストラ」(作者:阿久井真)について
感想(レビュー)を語ると同時に
「青のオーケストラ」の印象的だった点

などを話していきたいと思います。
(極力ネタバレのない形で話をしていますが、紹介上、若干のネタバレがある点はご容赦下さい)

また「青のオーケストラ」は漫画アプリでの連載ながら
本屋で売り切れが続出している大人気漫画となっています。

「青のオーケストラ」のどのあたりが魅力的なのか?

見所も含めて語っていきつつ「青のオーケストラ」を
無料で読む方法についても話したいと思います。

 

 

今回取り上げる漫画は

「青のオーケストラ」

です。

見るからに少女漫画っぽい表紙になっていて
人気になっていることを分かりつつも
私がなかなか読むに至らなかった漫画ですが

まずはこの漫画が、どんなジャンルの漫画なのかを説明していきましょう。

この漫画のジャンルは「青春漫画」です。

青春漫画というと「恋愛漫画」とほとんど同意義

というイメージを勝手に持っていましたが
「青のオーケストラ」は違いますよ。

タイトルにもあるように音楽を題材にした漫画になっています。

 

そして「なんで俺は読むのを敬遠していたんだ??」

と思うくらいに面白い漫画に仕上がっているよ。

おそらくこのブログで音楽をテーマにした漫画を扱うのは
初めてだと思うんですが、青のオーケストラを読んで

「音楽漫画ってこんなに面白いんだ」

と気づいてからは様々な音楽漫画が出ていることに気付きました。

盲目的とはまさにこの事ですね~

まだ青のオーケストラ以外に音楽漫画を読んでいませんが

青のオーケストラがこれだけ面白いのであれば
他の音楽漫画を読んでもいいな、と思っています。

 

それほどまでに面白かった「青のオーケストラ」

果たしてどんな漫画なのか??
特徴を話していきましょう。

 

と、その前に今、漫画好きの私がオススメな漫画を3作品紹介しています

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「青のオーケストラ」はどんな作品?

「青のオーケストラ」はマンガワン、裏サンデーで連載されている人気漫画です。
ジャンルは青春漫画(音楽漫画)
作者は阿久井真
コミックスは8巻
(2020年10月6日現在)

 

作者:阿久井真
出版社:小学館
掲載誌:マンガワン、裏サンデー
掲載期間:2017年4月~
巻数 8巻
(2020年10月8日現在)

 

 

「青のオーケストラ」を無料で読む為には

「青のオーケストラ」をすぐ読みたい方は
無料漫画アプリ「マンガワン」を読んで下さい。

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もちろん「青のオーケストラ」も無料で見られますよ。

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「青のオーケストラ」の概要とあらすじ

主人公の青野一(あおのはじめ)はプロバイオリニストである
父親青野龍仁から過酷なバイオリンのレッスンを受け
数々の賞を受賞した天才少年でした。


(主人公の 青野 一)

 

しかし、父親はバイオリンにだけ没頭し
家庭を顧みなかった上に不倫をしてしまったため、母親と離婚

そこから青野はバイオリンを辞めてしまいました。

 

勉強や運動が苦手な青野が体育の授業でケガをしてしまい
保健室で休んでいるとバイオリンの音色が聞こえてきました。

弾いていたのは秋音律子という生徒


(秋音 律子)

 

青野から見ると不協和音にしか聞こえないレベルの腕ですが
秋音は熱心にバイオリンの練習をしていました。

 

青野の実力を知っている担任の先生は
秋音にバイオリンを教えるよう指示します。

父親とバイオリンを憎む青野は拒否しますが
強引に教えるように仕向けられてしまいます。

男勝りな性格の秋音と反りが合わずに反発しあいながらも
秋音のバイオリンへの情熱を見たことから
二人は少しずつレッスンを開始していきます。

そんなある日、青野は秋音に無理矢理ヴァイオリンを弾かされます。

ここでの素晴らしい演奏に秋音は感動し

青野も自分がヴァイオリンを好きである事に気付きます。

 

青野は再びヴァイオリンを始めるようになるのか?

青野と秋音の関係はどう発展していくのか?

ヴァイオリンを通じて音楽への情熱を持つ若者が
オーケストラに没頭していく青春漫画

 

全体の概要・あらすじはこんな感じです。

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天才の名を欲しいままにした青野一

これからヴァイオリンを学んでいく秋音律子

最初に二人の出会いからヴァイオリンを通じて
繰り広げられるドラマを見ていると

「おっ、これぞ王道恋愛漫画!!」

と思わずにはいられないんですが
ここから恋愛漫画が枠を大きく超えてくるんですよね~

 

恋愛の素晴らしさ、青春の素晴らしさではなく

”音楽に素晴らしさ、厳しさ、温かさ”

これがめちゃくちゃ伝わる形で描かれている漫画なんです。

 

という事で、そんな事を語りつつ

「青のオーケストラ」がどんな漫画なのか?

これから、語っていきたいと思います。

 


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「青のオーケストラ」の特徴

素晴らしすぎるオーケストラ部の面々、心が洗われる漫画

「青のオーケストラ」を読んで一番に感じた事があります。

それは「登場人物が素敵すぎる!」という事。

 

私が知る限り青春漫画や恋愛漫画って

結構意地悪なキャラクターが出てきて
物語を引っ掻き回したりするんですよね。

例えば、青野の実力にやっかんで
こっそりをバイオリンを傷つける奴がいたり

誰か一人をターゲットにしてイジメを行い
精神的に追い込んでいく奴とか

そんな奴が普通は一人や二人いるんですが
「青のオーケストラ」にはそんな奴がいません。

これって凄い事なんですよね。

基本的に意地悪な奴を登場させた方が
物語を盛り上げていくのに楽なんですよ。

なぜならピンチのシーンやそれを跳ね返すシーンといった
感情を動かすシーンを作りやすいからです。

 

だけれども「青のオーケストラ」では敢えて出さない。

=そんな奴を出さなくてもストーリーで十分に勝負出来るんだ!

という作者の強気の姿勢を表れだと思っています。

意地悪な奴、嫌な奴って物語を盛り上げてくれるんですが
全体的なストーリーがちょっと安っぽくなるんですよね。

 

だってレベルが下がるじゃないですか。

頂点を目指して死に物狂いで練習しながら
どんどんお互いを高め合っている部活と

相手を蹴落として消去法的に選手に選ばれようとする
人達が溢れる部活だったら、

どっちがスケールの大きいのかは一目瞭然です。

 

主人公の青野や秋音もいいんですが
脇を固めるキャラクターがまたいいんです。

部長でコンマスを務める原田をはじめ、部長の立石ら
3年生、2年生の先輩は秋音、ハル、立花達1年生に
真摯に向き合って、真剣なアドバイスをしてくれる

”素敵な先輩たち” です。

 

読んでいて心が洗われるような清々しさを感じられるのが

「青のオーケストラ」の素晴らしいところですね。

 

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漫画から音楽が聞こえてくる錯覚を起こしてしまう

先ほどキャラクターについて語ってみましたが
「青のオーケストラ」の凄さはこれだけではありません。

なんといってもストーリーが凄い!

 

漫画を読んでいても当然音楽は聞こえてこないわけですが

この漫画を読んでいると素晴らしい演奏が
聞こえてくるような錯覚を起こすんですよね~

・ヴァイオリンを弾いている時の青野や佐伯たちの表情の描き方
・擬音、効果音の表現の仕方、コマ割りの使い方
・演奏に至るまでのキャラクターの心理描写

これらが上手くかみ合って圧巻の演奏シーンを描きあげている点は
ただただ脱帽という感じですね。

 

素人目からするとある程度の実力があれば
奏者が変わっても同じように聞こえてしまうものですが

青野、佐伯の天才二人は別格

と音を聞き分けてしまうくらいに臨場感が溢れます。

是非、レビューだけではなく、実際に漫画を見てほしいですね。

 

 

「青のオーケストラ」の全体評

青のオーケストラは青春漫画というジャンルでありながら

物語を安くするような悪者が登場せずに
骨太の音楽漫画を実現しています。

ストーリーもキャラクターも素晴らしく
見ていて心が洗われるような清々しい漫画になっているので

このレビューを見た方は、是非一度実際に漫画を見てほしいですね。

 

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Source: 漫画GIFT~勉強として漫画を読むレビューサイト~
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