週刊少年ジャンプで1990年から連載されていた
人気漫画「花の慶次」(原作:隆慶一郎、作画:原哲夫)について
作中に出てくる数ある名言について
特に秀逸だと思うものを選んでみました。
(極力ネタバレのない形で話をしていますが、紹介上、若干のネタバレがある点はご容赦下さい)
「花の慶次」の名言となるとどうしても
パチンコ台の事が頭によぎるかもしれませんが
パチンコ台以外の名言も挙げてみたので
慶次の人柄や時代背景と合わせて楽しんでください。
今回取り上げる漫画は
「花の慶次」
です。
冒頭でも話した通りパチンコ台で大ブレークした「花の慶次」ですが、
この漫画には数々の名言が登場してきます。
傾奇者(かぶきもの)として、己の信念を貫き
自由に人生を謳歌した前田慶次の生き様を
名言から堪能してください。
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「花の慶次」はどんな作品?
「花の慶次」は週刊少年ジャンプで連載されていた人気漫画です。
ジャンルは歴史漫画
原作は隆慶一郎、作画は原哲夫
コミックスは全18巻までが発刊されています。
原作:隆慶一郎、作画:原哲夫
出版社:集英社
掲載誌:週刊少年ジャンプ
掲載期間:1990年13号~1993年33号
巻数 全18巻
「花の慶次」を無料で読むには
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「花の慶次」に出てくる名言
疑って安全を保つより、信じて裏切られた方が良い(前田慶次)
戦国時代というのは裏切りの連続なんですよね。
同盟を組んでも、何かあればすぐに裏切られる
身内を政略結婚に差し出しても、何かあればすぐに裏切られる
現代でも裏切りや騙し、詐欺というものは
街中に溢れていますが、今以上に人を信用できない時代。
この時代に生まれた前田慶次がこのセリフを口にするんですよね。
しかも、このセリフを言った相手は
敵か味方か分からない骨という忍なんですよね。
損得ではなく、心で生きる前田慶次。
しびれます。
運があれば毒を盛られても生きのびる、
見放されれば瓦が落ちてきても人は死ぬ(前田慶次)
「花の慶次」では前田慶次は稀代のいくさ人として描かれています。
そのいくさ人としての覚悟を表す名言がこれです。
戦争に行くのってどんなきもちだったんでしょうね~
平和な時代に生まれた私達には想像がつかないですよね。
命のやり取りなんてしたことがないですが
ちょっと財産を失うかもしれない、とか
ちょっと痛い思いをするかもしれない、とか
ちょっとした失敗に恐れまくっていますよね。
前田慶次くらいの気概をもっていれば
何をするにも恐れることがなくなるでしょうし
その先に自由と幸福があるんじゃないか
と、思わせてくれる名言ですね。
だがそれがいい、その傷がいい!!
これこそ生涯をかけ殿を守り通した
忠義の甲冑ではござらんか!!(前田慶次)
これはパチンコ台「花の慶次」ファンにも馴染みのある
言葉だと思いますが、割と序盤に出た名言なんですよね。
前田利家の長年の家来である村井若水は
長年の戦の影響で顔面はボロボロ
その顔面を小バカにする他の家来に対して、慶次が放った一言です。
一人の殿に対する忠義を全うしたその真っ直ぐな心
恋愛などでもそうですが、一人を真っ直ぐに
愛し続けるのって美しいものですよね。
見習いたいけど、見習えない気がします(笑)
//adm.shinobi.jp/s/2d448c6cbe8ebfef5fd47df8bcb36075
人間には触れちゃならん傷みがあるんだ!!
其処に触れたら後はもう生命のやり取りしか残らんのだ!!(真田幸村)
これもパチンコ台「花の慶次」ファンにも馴染みのある言葉ですよね~
前田慶次のお手馬である松風に惚れた真田幸村が
慶次の関係を築いていく中で
慶次の付き人である捨て丸が元同僚(忍)からリンチにあうんですよね。
主馬の物だと激しく罵倒され、殺されかける捨て丸
最初は他人同士の争いという事で知らぬふりをしていた
真田幸村が我慢に耐えかねて捨て丸を救った時のセリフがこれです。
今でこそ人権がどうのこうのと騒がれていますが
戦国時代にはそんな概念などありません。
身分制度がハッキリと分かれており、多くの人が苦しんだことでしょう。
それが当たり前の時代にこのセリフを言える真田幸村
大事になることを知って助ける幸村、男の中の男です。
気の済むようにしたらいい(前田慶次)
前田慶次の親友である奥村助右衛門の妹加奈から
想いを伝えられた時の前田慶次の言葉です。
前田慶次は前田利家の妻であるおまつに一途なまでに
恋心を寄せているため加奈の気持ちには応えられない。
それゆえに加奈の気持ちを踏みにじってしまう事
そして、男として筋を通すためにこの言葉を放つんですよね~
私などはこんな状況になったらすぐに言い訳したり
逃げの口上をうったりしそうですけどね(笑)
前田慶次の男としての色気が出ている名言ですね。
いくさってやつは負けいくさこそおもしろいのよ!!(前田慶次)
前田慶次が極端な劣勢の状況で戦を行った時の言葉です。
権力者になればなるほど、勝ち戦しかしなくなりますよね。
裏を返せば、チャレンジをしなくなってしまう。
それって、安全な道を行くだけのつまらない人生ですよね。
車でスピードを出したり、ギャンブルをすることって
破滅を感じることで、生きている事を実感するためだ
という説を聞いたことがありますが
前田慶次はそれを本当に命懸けで行っているんですよね。
そして、楽しんでいる。
一般人には決して真似のできないスケールのデカさが分かる名言です。
恋も喧嘩も命賭けでなくては燃えぬものよ!!(前田慶次)
生涯の伴侶となる利沙への恋を貫くために
単身で琉球王国へ向かった慶次が
琉球王国の竜嶽親方、毛虎親方らに妨害された時の名言
人生を楽しむ、人生を謳歌するためには
何事にも全力投球しなくてはいけない
という事を痛烈に教えられる名言なんですよね~。
私も若い時はすごく冷めていて
盛り上がっている人を横目で見ては皮肉を言っていましたが
それだとぶっちゃけ人生が楽しくないんですよ。
ネットで悪口ばかり言っているような人生も
どう考えても楽しいとは思えない。
”常に自分の情熱の持てる事に一生懸命になろうぜ”
という事を現した名言だと言えます。
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「花の慶次 名言」のまとめ
ここでは漫画「花の慶次」の名言を
7つほど紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
前田慶次の名言を見ていてわかる事は以下の事だと思うんですよね。
・常に人生を楽しむ心の余裕、スケールのデカさ
・権力や利権に屈しない心の自由
・自分を貫き通す覚悟
・相手を思いやる心
・人を肩書や外見で判断しないフラットな気持ち
こんな人物だったら、現代にいてもモテますよね。
(男にも、女にも)
こういった魅力のある人物だったからこそ
戦国時代後期だったにも関わらず
漫画の題材になったんでしょうね~
何か一つでも取り入れられるものがあったら
取り入れて魅力的な人間になりたいものですね。
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Source: 漫画GIFT~勉強として漫画を読むレビューサイト~
Post source:漫画「花の慶次」名言集7選!パチンコ台だけではなく名言も盛り沢山載せてみた