週刊漫画TIMESで2012年から連載されている
人気漫画「神様のバレー」(原作:渡辺ツルヤ、作画:西崎泰正)について
素直な感想(レビュー)を語りつつ
「神様のバレー」が面白い漫画なのか??
という点を話していきたいと思います。
(極力ネタバレのない形で話をしていますが、紹介上、若干のネタバレがある点はご容赦下さい)
「神様のバレー」はどのあたりが特徴的なのか?
どのあたりが面白いところなのか?はてまたつまらないのか?
「神様のバレー」を無料で読む方法についても語っていきたいと思います。
今回取り上げる漫画は
「神様のバレー」
です。
バレーというくらいですから
当然ジャンルは分かると思うのですが
とりあえず、「神様のバレー」が
どんな漫画のジャンルなのかを説明していきましょう!!
この漫画のジャンルは「スポーツ漫画」です。
スポーツの中でもバレーボールを取り上げた漫画ですね。
ちなみにバレーボールを題材にした漫画は
このブログで3つ取り上げています。
「ハイキュー!!」「ハリガネサービス」「健太やります」
この3作品ですね。
どの作品も面白くて、個人的には好きなんですが
今回紹介する「神様のバレー」もかなり面白い仕上がりになっています。
この漫画の味というか、個性が出ているところは
主人公が選手ではなく、監督なんですよね。
いわゆる「監督もの」です。
(こんな言葉はないのですが…)
監督が主役になると体力・技術での勝負ではなくて
戦術や戦略の勝負になってくるんですよね~
ですので、試合内容を深く描いているんです。
このブログでも監督もののスポーツ漫画を結構取り上げていて
どの漫画もなかなか面白いんですよ。
ちなみに私がスポーツ漫画の中で一番面白いと思っている
「ジャイアントキリング」も監督ものです。
(テーマはサッカーですけどね)
(ジャイアントキリング)
バレーボールの監督ものである「神様のバレー」が
どのような魅力があるのか?それとも面白くないのか?
「神様のバレー」について存分に語っていきましょう。
と、その前に今、漫画好きの私がオススメな漫画を3作品紹介しています
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「神様のバレー」はどんな作品?
「神様のバレー」は週刊漫画TIMESで連載されている人気漫画です。
ジャンルはスポーツ漫画(バレーボール)
原作は渡辺ツルヤ、作画は西崎泰正
コミックスは21巻までが発刊されています。
(2020年4月20日現在)
原作:渡辺ツルヤ、作画:西崎泰正
出版社:芳文社
掲載誌:週刊漫画TIMES
掲載期間:2012年12月号~
巻数 21巻
(2020年4月20日現在)
「神様のバレー」を無料で読むには
「神様のバレー」をすぐ読みたい方は
「漫画BANG!」という無料アプリで読むことが出来ます。
(iOS・Android双方で使えるアプリになっています)
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もちろん「神様のバレー」も無料で見られますよ。
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※ タイトルによっては期間限定で見られない可能性がありますのでご了承ください。
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配信許諾を受けておりますので安心してお楽しみください。
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「神様のバレー」の概要とあらすじ
主人公の阿月はプロバレーボールのアナリストでした。
態度は不真面目ですが、分析と指示は的確。
そして阿月の信条はデータ分析力ではなく、
嫌がらせの戦略をウリにしていました。
阿月は全日本を率いて世界を倒すことが夢でした。
そんな阿月に所属チームであるガンマンズの会長は、
阿月が万年一回戦負けの学生を率いて全国制覇を成し遂げれば、
全日本の監督の椅子を用意すると言います。
その条件を承諾した阿月は学生の監督を引き受けますが、
赴任した学校はこうこ高校ではなく中学でした。
私立幸大学園中学は元全日本候補だった鷲野孝子が監督を務めていましたが、
根性論と上下関係が先行する旧来の指導で生徒は全く結果を出せません。
阿月は補欠メンバーを集めて、下克上を起こそうとします。
果たして阿月は甲大学園を全国制覇に導く事が出来るのか??
阿月の野望の正体とはいったい何なのか??
バレーボールは体力などのスペックではなく
戦術・戦略という知略の面から捉えたバレーボール漫画
全体の概要・あらすじはこんな感じです。
いわゆる普通のスポ根バレーボール漫画とは一線を画す展開ですよね~
この漫画を見て思ったのですが
私のような素人は単純に力があったり、技術があったり
ジャンプ力があれば、そのチームは強いんじゃない?
と、思ってしまいますが、
毎年全国大会に出るような強豪校って
監督に偏りがありますよね。
「神様のバレー」は中学校を舞台にしていますが
中学校の場合はスカウトとかないですもんね~
それでも強豪校というのが存在しているという事は
指導者により影響がめちゃくちゃ大きい訳です。
ここを分かっているとスポーツ観戦をする際に
より深みが出てくると思うのですが
そんな視点を与えてくれる漫画になっています。
そんな「神様のバレー」の面白い点、素晴らしい点など
そんなところを踏まえて、語っていこうかなと思います。
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「神様のバレー」を正直に評価してみた!
知的遊戯で楽しめるバレーボール漫画、そして新しい視点も…
「神様のバレー」は冒頭でも話しているように
主人公を監督においているので、試合での戦い方が変わってきます。
一般的なバレーボール漫画だと
・めちゃくちゃパワーがあって全てのブロックを弾き飛ばすアタッカー
・信じられないくらいの跳躍力を持ちブロックを交わすアタッカー
・どんな体制でも正確無比かつトリッキーなトスを上げるセッター
・魔球のような球を相手コートに放つサーバー
・どんなに強烈なスパイクでも軽々拾ってしまうレシーバー
こういったキャラクターが出てきて試合を盛り上げていきます。
ハリガネサービスとかはまさにこの局地と言える
描き方をしている訳ですが
「神様のバレー」ではキャラクターのスペックよりも
戦術・戦略で勝負をしています。
戦術・戦略で戦う漫画と言えば
「ジャイアントキリング」や「ラストイニング」などがありますが
「神様のバレー」が特異なのは
『仕込み』という概念も取り入れているんですよね。
例えば、次回の大会で第一シードよりも第二シードを取った方が
トーナメントを有利に戦えるから、この決勝戦は負けて準決勝に留めておこう。
とか…
狙いとしては、昔のオリンピックで行われた
バドミントンでの無気力試合みたいな感じですが
それを無気力ではなく、策を与えず、地力で負けさせる
というあたりに阿月の思慮深さが見えてくるんですよね。
しかも、このストーリーに付け加えるとすれば
阿月は相手高校に優勝させるために
相手の監督に有効な武器(知恵)まで与えていますからね。
何度抜け出しても、またハマっていく蟻地獄です。
脳みそがボディーブローを何度も喰らって
どんどん機能が弱まっていくような絶望感を与えながら
勝利していく様は、まさに痛快の一言です。
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主人公の圧倒的な能力を楽しんでいく漫画
スポーツ漫画は
“白熱した試合内容”
“強力なライバルをどうやって乗り切っていくのか”
というあたりが見どころだと思うんですよね~
現に今まで私が見てきたスポーツ漫画は
どれもこれもこのパターンに当てはまりました。
このブログで紹介している
「ハイキュー!!」「ハリガネサービス」「健太やります」もそうだし
「キャプテン翼」「ダイヤのエース」「バチバチ」など
どのジャンルのスポーツ漫画も同じ形で描かれているんですが
「神様のバレー」はちょっと違うんですよね。
試合内容は楽しめるんですが、試合内容を楽しむことが目的ではなく
“阿月の圧倒的な知力・支配力”
の出どころを楽しむ漫画になっています。
自分のチームの力のみならず、相手チームの力
そして、相手監督の力まで全てを読み切っている阿月が
どこで相手にトドメを指すのか??
ここが見せ場になっています。
もう詰むことが分かっているプロ棋士が
最後の一手をいつ打つんだろう??
というのをワクワクしながら見る感じです。
水戸黄門にもちょっと似ていますよね。
最後に印籠を出して、相手を「ははぁ~」とひれ伏させる
「これにて一件落着!」という結末を見るための
ネタフリとして試合が存在している訳です。
だから、先が気になるんですよね~
試合のシーンも十分に面白いんですが
阿月がどんな罠を仕掛けていたんだろう?
その罠が分かったときに相手はどんな反応をするんだろう?
ここが見たくて仕方なくなる訳です。
「神様のバレー」はハラハラドキドキとは違った興奮を味わえる
変わり種のバレーボール漫画だといえますね。
MOTOがオススメするバレーボール漫画
MOTOがオススメするバレーボール漫画について
ランキング形式でまとめてみました。
「神様のバレー」以外にも面白いバレーボール漫画が揃っていますので
以下をクリックして見てみて下さい。
「神様のバレー」の全体評
「神様のバレー」は監督が主人公なので、スペック勝負ではなく、
知略勝負を楽しめるスポーツ漫画になっています。
圧倒的な支配力を誇る阿月の手のひらで
踊りまくるキャラクターの姿は
恐ろしくもあり、痛快でもあります。
読み進めるごとにマンネリ化していく漫画が多い中で
「神様のバレー」はストーリーが進んでいくほど
面白くなっていくので、読み応えのある漫画に仕上がっています。
めちゃめちゃオススメ出来るバレーボール漫画ですよ。
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Source: 漫画GIFT~勉強として漫画を読むレビューサイト~
Post source:「神様のバレー」の正直評価と無料で漫画を読む方法を語ってみた【感想・レビュー】