ヤングキングで2010年から連載されていた
人気漫画「シマウマ」(作者:小幡文生)について
感想(レビュー)を語ると同時に
「シマウマ」の印象的だった点
などを話していきたいと思います。
(極力ネタバレのない形で話をしていますが、紹介上、若干のネタバレがある点はご容赦下さい)
また「シマウマ」はどのあたりが特徴的なのか?
これから何を期待できるのかを踏まえて評価しました。
「シマウマ」の見所も含めて語っていきつつ
「シマウマ」を無料で読む方法についても話したいと思います。
今回取り上げる漫画は
「シマウマ」
です。
タイトルを聞いただけでは
「なんのこっちゃ?」と思うかもしれませんが
動物のシマウマとは真逆の印象を持たせる
なかなかのエグイ漫画に仕上がっています。
ですので、まずは「シマウマ」が
どんなジャンルの漫画なのかを話していこうと思います。
この漫画のジャンルは「裏社会漫画」です。
まあ、裏社会漫画といってしまうと
めちゃくちゃジャンルが広くなってしまうので
もう少し噛み砕いていってみると
決して日の目を見る事の出来ない職業を
生業としている人達の物語
という感じですね。
このブログでいうと「ギフト±」や「うなぎ鬼」が挙げられます。
(左:ギフト± 右:うなぎ鬼)
この2つの漫画は臓器売買を生業としていたり
死体を極秘で処理することを生業としていたりと
「まあ、表立って言えない仕事だよね~」
という仕事をテーマにしています。
これが裏社会漫画という私なりの定義ですね。
「シマウマ」の場合は
『怨み晴らし屋』です。
しかも、怨みの晴らし方がエグイ!!
まあ、このあたりはレビューの方で話していきたいと思いますので
これから「シマウマ」がどんな漫画なのか?
「シマウマ」の魅力や世界観について存分に語っていきましょう。
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「シマウマ」はどんな作品?
「シマウマ」はヤングキングで連載されている人気漫画です。
ジャンルは裏社会漫画
作者は小幡文生
コミックスは21巻
(2020年3月20日現在)
作者:小幡文生
出版社:少年画報社
掲載誌:ヤングキング
掲載期間:2010年~
巻数 21巻
(2020年3月20日現在)
「シマウマ」を無料で読むには
「シマウマ」をすぐ読みたい方は
「マンガPark」という無料アプリで読むことが出来ます。
(iOS・Android双方で使えるアプリになっています)
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配信許諾を受けておりますので安心してお楽しみください。
「シマウマ」の概要とあらすじ
タツオの友人であるサトシは、ある謎の人物にボコボコにされていました。
タツオは結婚相談所にいる男に詐欺を行い金を巻き上げる悪党でした。
(主人公の ドラことタツオ)
タツヤはこの世のほとんどは家畜か奴隷だと言い切り、
金を騙し取る事に何の悪気もありませんでした。
ある日、タツオが騙そうとした相手がヤクザで、
タツオ達は追い込まれますが、タツオはヤクザをシメてしまいます。
すると翌日からタツオの仲間が音信不通になってしまいます。
それだけでなく、謎の人物から
「ヒデくんのアバラ2本頂きました」という写真付メールが届きます。
仕事仲間の彩が拉致されそうになり、助けに行きますが
謎の人物にやられてタツオも拉致されてしまいます。
謎の人物はシマウマという組織から依頼を受けている事を
匂わせつつ、タツオに暴行を加えていきます。
暴行を加えているうちに謎の人物はタツオが同級生の
倉神竜夫だという事に気付き、
自分は過去に自殺をしようとしていた明定である事を明かします。
明定は暴行を加えても弱音を吐かないタツオに殺人をさせようとします。
タツオは殺人を完結する前に明定のボスである
シマウマ(ボス)に会わせろと言います。
明定はタツオの言い分を聞き、ボスの前まで連れて行きます。
果たしてシマウマとはいったいどんな人物なのか?
タツオは無事に支配から逃れられるのか?
とにかくバイオレンスに溢れいる
ダークな世界と人間の醜い姿を描いた裏社会漫画
全体の概要・あらすじはこんな感じです。
あらすじを見てみても分かると思いますが
とにかく現実離れしたぶっ飛んだ話になっています(笑)
序盤戦は主人公のタツオことドラのクズっぷりに
目を覆いたくなる仕上がりになっています。
見ていてイライラしちゃうんですよね~
だけれども、タツオのクズっぷりが表面化する時期から
徐々に『怨み晴らし屋』としての仕事にフォーカスしていって
人間が持っている業の深さをフィーチャーしていくんですよね。
このダイナミックな展開が「シマウマ」の持ち味でもありますね。
そんなパンチ力十分のインパクトを持つ
「シマウマ」の評価を語っていきたいと思います。
//adm.shinobi.jp/s/2d448c6cbe8ebfef5fd47df8bcb36075
シマウマは本当にグロいのか?読んでみた感想は?
シマウマは「絶対に読んではいけない漫画」と
銘打たれているくらいにグロさを売りにしている漫画ですが
実際に私が読んでみた感想をお話していきたいと思います。
まずシマウマがウリとしている「グロさ」
という点についてですが、これはそれほどでもないなぁと感じます。
グロく感じなかったとはいえ
グロシーンは結構いっぱい出てくるんですよ。
ドラ(タツオ)が生業とする回収屋は他人の復讐のために
相手が傷つくことをとことんまでにやる。
という仕事なので、死なない程度に体を削り取ったり
ボコボコにしたり、性的な蹂躙を行ったりと
まあ、やりたい放題になっていくんですが
なんというか痛々しさに欠ける感じがするんですよね。
このブログでは様々なグロ漫画を紹介しているので
何の免疫もない人が読んでしまうと
「うわぁ~、きつ~~」
と思うかもしれませんが、
グロいシーンを描きたいがために、ストーリーを作っている
という印象を受ける作品でした。
多分、登場するキャラクターを深堀り出来ていない
という事が原因なのかなぁと思うんですよ。
シーンがコロコロと変わってしまったりするのも感情移入しづらいですし
その人間が持っている「狂気」の源泉みたいなものを描いていないので
「仕事として傷つけてまーす」
みたいな雰囲気を感じてしまうのかもしれません。
なので、グロさとしてはそれほどでもないのですが
シマウマにはそれゆえに目立つ点もあります。
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クレイジーな人間達が織りなすバトル漫画としての楽しさがある!
シマウマの最大の見せ場であり、面白い点は
「登場人物が全てクズである」
という点です。
主人公のドラからして、どうにも救いようがないクズなんですよ。
自分の母親が男に振り回されて自殺してしまった
というバックボーンは持たせていますが
だからって言って、これはどうなの??
という行動のオンパレードです。
チンピラややくざ相手ならまだしも
一般人を相手にして暴力・略奪などを繰り返していましたからね。
しかも、何かに困るとすぐに暴力に走って人間力無し(笑)
ドラのボスであるシマウマもタイトルになっている割には
いつも傍観しているだけで存在感がないし
チャプターごとに出てくるキャラクター
網川、エル・アール、レム、キイヌ
どのキャラクターについても長所を一つも挙げられません(笑)
人間力がないから、
「自分の思い通りにならない→暴力」
という行動パターンが続いてしまい
アングラな裏社会漫画というよりも
バトル漫画のようになっています。
バトル漫画っぽさが前面に出ているので
読みやすい仕上がりになっているんですよね~
バトル漫画っぽいがゆえにグロさが薄まるという
デメリットもあるのですが
読みやすいというメリットが加わっている点は見逃せない点です。
「サクサク楽しめるアングラ漫画!!」
これがシマウマの評価ですね。
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「シマウマ」の全体評
「絶対に読んではいけない漫画」という
キャッチフレーズを前面に出すシマウマですが
グロいシーンが多い割には目を背けるほどではありません。
読んでいて暗い気持ちになるというよりは
読んでいてクズのキャラクター達にイライラする
という感じの漫画ですね。
ジャンル的にはアングラな裏社会漫画ではあるのですが
ちょっとバトル漫画っぽさがあって、
意外に楽しく読める仕上がりになっているので
このレビューを見て、気になった方は
是非読んでみて下さい。
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Source: 漫画GIFT~勉強として漫画を読むレビューサイト~
Post source:グロいと評判の漫画「シマウマ」を実際に読んでみた、無料で読む方法も一緒に載せています