「うっちゃれ五所瓦」は熱さ一辺倒ではない笑える相撲漫画だった!!【感想・レビュー・ネタバレなし】

週刊少年サンデーで1988年から連載されていた
人気漫画「うっちゃれ五所瓦」(作者:なかいま強)について
感想(レビュー)を語ると同時に
「うっちゃれ五所瓦」の素晴らしさや印象的だった点

などを話していきたいと思います。
(極力ネタバレのない形で話をしていますが、紹介上、若干のネタバレがある点はご容赦下さい)

また「うっちゃれ五所瓦」はどのあたりが特徴的なのか?
どのあたりが面白いところなのか?

「うっちゃれ五所瓦」の魅力も含めて語っていきたいと思います。

 

 

今回取り上げる漫画は

「うっちゃれ五所瓦」

です。

「うっちゃれ」という単語がタイトルに入っているので
ちょっとでも相撲を知っている人は
どんなジャンルの漫画かというのは分かると思うのですが
まずは最初にジャンルの説明からいきましょう。

この漫画のジャンルは「スポーツ漫画」です。

そして「うっちゃれ五所瓦」はスポーツ漫画の中でも
「相撲」を扱った漫画です。

 

 

相撲と言えば、日本の国技と言われており
古くから国民的なスポーツとして知られていますが

漫画として取り上げられているタイトルは実はそんなに多くあります。

 

このブログでは「鮫島、最後の十五日」を中心とした
バチバチシリーズ(「バチバチ」「バチバチBURST」)

週刊少年で連載されている「火ノ丸相撲」

この4作を取り上げていますが

「うっちゃれ五所瓦」は5作目の相撲漫画になります。

  

(左:鮫島、最後の十五日  右:火ノ丸相撲)

 

これだけ国民的なスポーツなのに相撲を取り上げた漫画が少ないのは

高校や中学に相撲部というものがあまりないのと
プロになっても一場所15戦(十五日)あるという点から

ストーリーを作りづらいというところがあるのかもしれません。

 

ただ、相撲は格闘技的な要素が強いスポーツなので

スポ根テイストの熱い作風が多いんですよね。
(漫画は上で挙げた4作もそうですが)

 

そんな中で、ちょっと変わった視点で物語を描いているのが

「うっちゃれ五所瓦」です。

 

という事で、「うっちゃれ五所瓦」がどんな漫画なのか?
そして、どんなところが面白い点や素晴らしい点

「うっちゃれ五所瓦」の魅力や世界観について存分に語っていきましょう。

 

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「うっちゃれ五所瓦」はどんな作品?

「うっちゃれ五所瓦」は週刊少年サンデーで連載されていた人気漫画です。
ジャンルはスポーツ漫画(相撲漫画)
作者はなかいま強
コミックスは全12巻が発刊されています。

 

作者:なかいま強
出版社:小学館
掲載誌:週刊少年サンデー
掲載期間:1988年19号~1991年29月
巻数 全12巻

 

 

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「うっちゃれ五所瓦」の概要とあらすじ

武蔵山高校で、唯一の相撲部員である五所瓦角。

かつては名門だった武蔵山高校でしたが、
徐々に部員が減ってしまった事に対して、罪悪感を感じており、

他の運動部に片っ端から声をかけて勧誘していました。

個人戦では、全国優勝した田門(たもん)に

最も苦戦したと言わしめた五所瓦は
団体戦への出場を夢見ていました。

 

この五所瓦の熱意を受けた柔道部主将の清川は相撲部への入部を決めます。

二人の熱い想いと練習風景を見た難野。

硬派に生きたい難野は細身の体ながら、相撲部への入部を決意します。

レスリング部の一年生関内は、プロレスラーを目指すホープで
レスリング部のレベルの低さに辟易としていました。

しかし、五所瓦の強さを目の当たりにして、
相撲部への興味を増し、相撲部へ加入をしています。

最後に相撲部に入部したのは囲碁部の雷電。

相撲は初心者ですが、140kgの巨体を持っていました。

 

新生武蔵山高校が合宿に行ったのは全国優勝校である黒島高校。

黒島には全国優勝を果たした田門がいます。

練習試合のような形で5対5の試合をする事になりますが、
黒島は補欠が出場していますが、
ここで清川、関内が力を見せて五分に戦います。

最後は五所瓦と田門の一番。

田門は五所瓦の当たりを受け止めて勝利しますが、
五所瓦の力を改めて見せた事で
武蔵山高校は全国優勝に向けて稽古に励むのでした。

 

果たして、五所瓦率いる武蔵山高校は
黒島高校を倒して、全国制覇をすることが出来るのか?

ギャグ要素をたっぷりと取り入れながら

武蔵山高校の快進撃を楽しめる相撲漫画

 

全体の概要・あらすじはこんな感じです。

 

 

冒頭で話をした通り「うっちゃれ五所瓦」はゴリゴリの
スポ根相撲漫画じゃありません。

ギャグの要素を多分に含んだテイストですね

良くも悪くも昔っぽさを残した漫画になっているので
きめ細かさを求めてしまうと辛いところはありますが

気楽に楽しく読める漫画に仕上がっていますよ。

という事で

これから「うっちゃれ五所瓦」の
素晴らしさと面白さについて、語っていきたいと思います。

 

 

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「うっちゃれ五所瓦」のここが凄い!

スポーツ漫画でありながらも爽快なテンポを維持

「うっちゃれ五所瓦」で最も特徴的な点は

“軽快なテンポ”

です。

一般的にスポーツ漫画というのは
徐々に試合内容が長くなりがちなんですよね~

 

同じ相撲漫画でも、このブログで紹介している

「鮫島、最後の十五日」や「火ノ丸相撲」では
一番(1回の試合)が終わるのに数話かかる事はザラです。

野球漫画やサッカー漫画とかになると1試合終わるのに
2~3巻分(20~30話)かかることは当たり前の中で

「うっちゃれ五所瓦」は長くても2,3話

というスタンスを貫いています。

 

これは「うっちゃれ五所瓦」がスポ根に寄っていないからこそ
出来るストーリー配分なんですが

この試合内容最重視方から外れたところに
焦点を当てている点が、読んでいてスピード感と爽快感を感じます。

何事もスピードは大事なんですよね。

 

私も自分のyoutube動画とかで、簡潔に話をしようとしても
ついつい長話してしまうので、

伝えたいと思うと丁寧になってしまって
長引いてしまう点はめちゃくちゃ理解出来るんですよね。

なので、試合内容を簡潔に描くことは

一般的に想像しているよりも凄いことなんですよ。

 

このスピード感を出せたところで
ギャグも活きる形になっているのが

「うっちゃれ五所瓦」の最も良い点ですね。

 

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もはやスポーツ漫画ではなくギャグ漫画

「うっちゃれ五所瓦」は一応スポーツ漫画(相撲漫画)として
カテゴライズしていますが、漫画を読み進めれば、読み進めるほど

これはギャグ漫画なんだな

という事が分かります。

 

硬派をウリにしながらも、卑怯な手段ばかり使い
しかも負けてしまうと言う難野

土俵の中でジャーマンスープレックスとか
ルチャリブレ的な技を使ってしまう関内

見た目と名前は超一級品の力士だけれども
脇が臭い、囲碁好きキャラの雷電など

まあ、まともに相撲を取れるようなキャラクターがいません。

 

自分の味方だけだったらまだしも

血を見るとぶち切れてしまうジャイアント馬場の
オマージュキャラである丙馬(ひのえうま)

そもそも丙馬って名前なんなの??

と、思ってしまいますが

せっかくの大会なのに雷電の外見をみただけで
逃げてしまうような高校や

丸い形をしたハゲが頭にある
ラッキーパーソンの二瓶の存在だけで

一気に運気が上がって勝ち上がってくるような
ふざけた高校、ふざけたキャラのオンパレードです。

 

漫画のタイトルだけを見れば「本格派相撲漫画」みたいな
印象を受けますが、

実際は“相撲を題材としたギャグ漫画”です。

 

ギャグ漫画と相撲を融合させた

このアイディアは素晴らしいの一言ですね。

 


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「うっちゃれ五所瓦」の全体評

「うっちゃれ五所瓦」はスポーツ漫画という
カテゴライズされる漫画ですが
実際の内容を見てみるとギャグ漫画という感じのテイストになっています。

「熱いスポーツ漫画を見たい!」

という人には物足りなく感じるかもしれませんが

「相撲」+「ギャグ」

この新しい形を作ったことで
ギャグ自体にも鮮度が生まれて、笑える作品に仕上がっていますし

ストーリーがポンポンと進んでいき
軽快なテンポを生み出しています。

 

「笑える相撲漫画」というつもりで読んで貰えれば

満足出来る作品に仕上がっていますよ。

 

 

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