週刊少年ジャンプで1992年から連載されていた
人気漫画「ジョジョの奇妙な冒険」第4部(作者:荒木飛呂彦)について
感想(レビュー)を語ると同時に
「ジョジョの奇妙な冒険」第4部~ダイヤモンドは砕けない~
の素晴らしさや印象的だった点
などを話していきたいと思います。
(極力ネタバレのない形で話をしていますが、紹介上、若干のネタバレがある点はご容赦下さい)
また「ジョジョの奇妙な冒険」第4部はどのあたりが特徴的なのか?
なぜ、最高の仕上がりだと評価が高いのか?
「ジョジョの奇妙な冒険」第4部の魅力も含めて語っていきたいと思います。
今回取り上げる漫画は
「ジョジョの奇妙な冒険」第4部~ダイヤモンドは砕けない~
です。
今回はレジェンド作品と呼ばれる漫画を取り上げようと思います。
「ジョジョの奇妙な冒険」という漫画は
読んだことがなくても、名前くらいは聞いたことがある人は多いと思うんですよね~
一昔前にはアメトーークでも『ジョジョ芸人』として
取り上げられましたし、
今でも連載が続いているような漫画なので
知名度は高い漫画に仕上がっています。
とは言え、
「ジョジョの奇妙な冒険」第4部~ダイヤモンドは砕けない~
を知らない人も多くいるという事で
まずは「ジョジョの奇妙な冒険」第4部~ダイヤモンドは砕けない~が、
どんなジャンルの漫画なのかを説明していきましょう。
この漫画のジャンルは「サスペンス漫画」です。
「ジョジョの奇妙な冒険」は今まで1~8部まで
リリースされていますが、
その作品によってアクションテイストであったり
ホラーテイストであったりと作風が変わってくるんですが
「ジョジョの奇妙な冒険」第4部~ダイヤモンドは砕けない~は
ホラーテイストの強い漫画に仕上がっています。
ホラー色が強いと、とっかかりが弱くなって、
読もうとしない人も多くなりますが
今回取り上げた「ジョジョの奇妙な冒険」第4部~ダイヤモンドは砕けない~は
ジョジョシリーズの中でも、かなり味がある(癖がある)仕上がりになっています。
という事で、
「ジョジョの奇妙な冒険」第4部~ダイヤモンドは砕けない~
がどんな漫画なのか?
そして、どんなところが面白い点や素晴らしい点なのか?
「ジョジョの奇妙な冒険」第4部の魅力や世界観について存分に語っていきましょう。
と、その前に今、漫画好きの私がオススメな漫画を3作品紹介しています
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「ジョジョの奇妙な冒険」はどんな作品?
「ジョジョの奇妙な冒険」は週刊少年ジャンプで連載されていた人気漫画です。
ジャンルはサスペンス漫画
作者は荒木飛呂彦
コミックスは124巻が発刊されています。
(2019年5月1日現在)
作者:荒木飛呂彦
出版社:集英社
掲載誌:週刊少年ジャンプ
掲載期間:1992年20号~1995年51号(第4部)
巻数 全19巻(第4部)
他シリーズの掲載期間
1987年1・2号~1987年19号(第一部)
1987年47号~1989年15号(第二部)
1989年16号~1992年19号(第三部)
1992年20号~1995年51号(第四部)
1995年52号~1999年17号(第五部)
2000年1号~2003年19号(第六部)
2004年8号~2004年39号(第七部)
「ウルトラジャンプ」
2005年4月号~2011年5月号(第七部)
2011年6月号~(第八部)
他シリーズの巻数
全4巻(第一部)
全8巻(第二部:5~12巻)
全17巻(第三部:12~28巻)
全19巻(第四部:29~47巻)
全17巻(第五部:47~63巻)
全17巻(第六部:64~80巻)
全24巻(第七部:1~24巻)
20巻(第八部:2019年5月1日現在)
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「ジョジョの奇妙な冒険」第4部の概要とあらすじ
年は1999年
第3部の主人公である空条承太郎はある人物を探して
日本の杜王町という街を訪れていました。
探している人物は本作の主人公である東方仗助
(主人公の 東方 仗助)
仗助は不良に絡まれていましたが
スタンドを出現させて撃退します。
このやり取りを目撃した空条承太郎は仗助に
ジョセフジョースターの子供である事と
ジョセフの遺産を仗助に分配しにきた事を伝えます。
そんな会話のやり取りの中、承太郎は仗助の髪型に触れた事により
二人はスタンド同士の戦いとなります。
承太郎のスタープラチナを上回るパワーを持っている
東方仗助のクレイジーダイヤモンドでしたが
時を止めた承太郎は仗助を制することに成功します。
そして、承太郎は仗助はもう一つの要件を伝えます。
それはジョセフが「杜王町」を念写した際に写った
幽霊のような不気味な写真
その幽霊を見つけ、止めるために訪問したという事です。
承太郎と別れた仗助は写真に写ったスタンドに出会います。
そのスタンドは仗助がスタンド使いであることを知り
仗助を敵として認識します。
一方、杜王町にスタンド使いがどんどん増えている事に
承太郎と仗助は気づきます。
果たして、仗助達はスタンド使いが増える原因を突き止めることが出来るのか?
仗助と承太郎に立ちはだかる強敵とはどんな敵なのか?
荒木飛呂彦さんの大ヒット漫画であり
日本にジョジョブームを起こしたサスペンス漫画の傑作
全体の概要・あらすじはこんな感じです。
「ジョジョの奇妙な冒険」は今回の第4部である
ダイヤモンドは砕けないの前に
3部のスターダストクルセイダースが連載されているんですが
今回の第4部は3部からガラッと空気感が変わっているんですよね~
まあ、ここで四の五の言っても伝わらないと思うので
これから「ジョジョの奇妙な冒険」第4部~ダイヤモンドは砕けない~の
素晴らしさと面白さについて、語っていきたいと思います。
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「ジョジョの奇妙な冒険」第4部のここが凄い!
ホラーテイストが濃くないのに、スリルが凄い!!
「ジョジョの奇妙な冒険」第4部~ダイヤモンドは砕けない~は
全体的にサスペンス調で物語が進行していきます。
ラスボスである吉良吉影により次々と亡き者にされる被害者達
そして、謎の殺人者(吉良吉影)追う東方仗助達
という猟奇殺人を目論み実行する者と
その行動を命がけで止めようとする者のバトルが
「ジョジョの奇妙な冒険」第4部のみどころなんですが
とにもかくにもスリルがエグいんですよね~
普通、スリルを演出しようとすると
ホラーテイストを全面に押し出したりするものですが
そういった過剰な演出がなく、
ナチュラルにスリルを感じる事が出来るのが
「ジョジョの奇妙な冒険」第4部の凄いところです。
第三部から登場したスタンドの存在
これは本当に大きいですよ。
「スタンド=超能力」みたいなものですが
その超能力はある一定の役割しか果たせないため
戦いの駆け引きがめちゃくちゃ面白くなっているんです。
作者の荒木飛呂彦さんはどの段階で
各キャラクターのスタンドを考えたんだろう?
と、思わず唸ってしまいます。
真実は分からないですが、
吉良吉影vs東方仗助達のラストバトルを
最初から考えていた上で、
その戦いにあったスタンドの能力と
キャラクターを考えたんだろうなぁ
というくらい精度の高いキャラ設定をしているので
ストーリーやバトルの中からスリルが溢れてくるんですよね~
サスペンス漫画好きにはたまらない仕上がりですよ。
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ビッグワールドからスモールワールドへの振り幅が最高
「ジョジョの奇妙な冒険」第4部~ダイヤモンドは砕けない~は
4部といっている位ですから、当然1部、2部、3部があります。
その中でも前作の3部は世界を冒険して
DIOを倒す旅に出るという本格冒険アクション漫画に仕上がっているんですよね。
で、ここまで風呂敷を広げた後の第4部は
「宇宙にでも進出するするのか?」
と、思いきや
「一つの街でストーリーが集結する」
くらいにスモールワールドでストーリーが展開されています。
この振り幅が最高なんです!!
普通、前作で大冒険を描いてしまったのであれば
今作はもっと大きい冒険物を描いてやろう
という発想になりがちですが
荒木飛呂彦さんはここを真逆の発想で描いてくれています。
そして、アクションからサスペンスへ…
初心者が読みやすい3部から、コアな内容の4部へ…
なんとも絶妙な加減です。
もともと荒木飛呂彦さんのキャラ設定は
なんとも不気味な雰囲気を醸し出すキャラが多いので
第4部のテイストは抜群にあっているんですよね。
そして、その期待に応えるように4部のストーリーもきっちり仕上がっています。
荒木飛呂彦さんのストーリー構成の凄さが感じられる漫画なので
「ジョジョの奇妙な冒険」第4部~ダイヤモンドは砕けない~はオススメですよ。
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「ジョジョの奇妙な冒険」第4部の全体評
「ジョジョの奇妙な冒険」第4部(ダイヤモンドは砕けない)は
第3部とはガラッとテイストを変えて、ホラーテイストになっています。
取り立ててホラーを強調している訳ではないですが
荒木飛呂彦さんの特徴的な絵と緻密なストーリーによって
スリル満点の作品に仕上がっています。
第4部はジョジョワールドをもっとも体現した作品ですので
ジョジョを体感したい人は、是非読んでみて下さい。
とても面白い漫画に仕上がっていますよ。
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「サンデー」「マガジン」などのメジャー雑誌の漫画から
白泉社、集英社、講談社、小学館、スクウェア・エニックスのマイナーな漫画まで
紹介をしているので、お好みの漫画があったら読んで下さい。
Source: 漫画GIFT~勉強として漫画を読むレビューサイト~
Post source:「ジョジョの奇妙な冒険」第4部はふり幅が大きさが素晴らしい!【感想・レビュー・ネタバレなし】