漫画雑誌YOUで2011年から連載されていた
人気漫画「離婚予定日」(作者:粕谷紀子)について
感想(レビュー)を語ると同時に
「離婚予定日」の印象的だった点
などを話していきたいと思います。
(極力ネタバレのない形で話をしていますが、紹介上、若干のネタバレがある点はご容赦下さい)
また「離婚予定日」はどのあたりが特徴的なのか?
これから何を期待できるのか?
「離婚予定日」の見所も含めて語っていきつつ
「離婚予定日」を無料で読む方法についても話したいと思います。
今回取り上げる漫画は
「離婚予定日」
です。
つい先日、「ただ離婚しないだけ」という漫画を紹介しましたが
既婚者にとってはタイトルを聞いただけで
読むのが嫌になってしまいますよね(笑)
(ただ離婚しないだけ)
「ただ離婚しないだけ」は離婚問題を取り上げたように
見せかけつつサスペンス要素の強い漫画に仕上がっていましたが
今回紹介する「離婚予定日」が
ゴリゴリに夫婦問題を取り上げた漫画になっています。
どの家でも、夫婦間での問題を抱えているわけで
そんな問題をわざわざ漫画で顕在化されたくないですよね(笑)
案の定、この漫画のレビューを見てみても
「この夫婦は最悪すぎる」
「読んでいて気分が悪くなる」
というレビューもあったりして…
かなり反響の高い漫画ではありますが、まずはこの漫画が、
どんなジャンルの漫画なのかを説明していきましょう。
この漫画のジャンルは「ヒューマンドラマ漫画」です。
まあ、おおよその内容はタイトルを見れば
想像がつくと思うんですけどね~
ちなみにこの漫画2004年にはテレビドラマ化もされています。
いかにもテレビドラマに合いそうなテーマではありますが
この漫画がどれくらい人気があったかが分かりますね。
そのあたりの魅力とあらすじの紹介は
「離婚予定日」を見たうえでの感想を
紹介していくことで話していこうと思います。
それでは「離婚予定日」がどんな漫画なのか?
「離婚予定日」の魅力や世界観について存分に語っていきましょう。
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「離婚予定日」はどんな作品?
「離婚予定日」はYOUで連載されていた人気漫画です。
ジャンルはヒューマンドラマ漫画
作者は粕谷紀子
コミックスは全11巻
作者:粕谷紀子
出版社:集英社
掲載誌:YOU
掲載期間:2011年~2013年
巻数 全11巻
「離婚予定日」を無料で読むには?
「離婚予定日」をすぐ読みたい方は
「マンガmee」という無料アプリで読むことが出来ます。
(iOS・Android双方で使えるアプリになっています)
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※ 無料で読める期間が過ぎている可能性がありますので、ご了承下さい。
もちろん「離婚予定日」も無料で見られますよ。
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※ちなみに配信される漫画作品は全て著作権者からの
配信許諾を受けておりますので安心してお楽しみください。
※ 紹介しているタイトルは掲載が終了している可能性がありますので、ご了承下さい。
「離婚予定日」の概要とあらすじ
主人公の鮎川早紀はいわゆる
一般的な主婦として生活をしていました。
(主人公の 鮎川早紀)
ぐーたらな生活を送りながらも
自分のやっている事は大変な事だと定義して、
夫を心の中で非難し続ける毎日でした。
そんな早紀に夫の秀行から驚きの相談を受けます。
それは「早紀と離婚したい」という事。
早紀は激しく反発しますが、夫の気持ちは変わりません。
ただ、今すぐ離婚してしまうと
早紀の生活も成立しないと考えた夫は、
3年後に離婚しようと提言を持ち掛けます。
早紀は3年もあれば、夫の決意を変えられる
と思い、夫の気持ちを変えようとします。
果たして、早紀の家族は夫の宣言通り離婚してしまうのか?
なんでも人のせいにして生きる早紀は変われるのか?
早紀と秀行、不完全で相手のことが分かっていない夫婦が
離婚を前提に生活することで
様々な事を学んでいくヒューマンドラマ漫画
全体の概要・あらすじはこんな感じです。
ここまでのストーリーを話すだけだと
「ただのヒューマンドラマ系かなぁ」
という印象ですが、かなりコメディー要素が含まれています。
まあ、夫婦をやっていたら「3年後に離婚」とか言って
普通に暮らしていけるわけがないですもんね~(笑)
この無理矢理な設定もちょっとコメディーっぽいですよね。
という事で、コミカルでありながらハートフルな離婚漫画である
「離婚予定日」が、どんな漫画なのか?
これから、語っていきたいと思います。
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「離婚予定日」の特徴
夫婦間の問題解決能力が試されるテスト漫画
「離婚予定日」の中で最も特徴的なのは
離婚するのが3年後だという点です。
普通に夫婦生活を営んでいるうえで
「3年後に離婚しよう」
なんて、呑気なことを言えるはずはないんですよ。
生活と感情が入り混じって複雑な状況・心境を
積み重ねたうえで離婚という結論を出すわけですからね~
もちろん、離婚するしないの話し合いは修羅場と化すことも多いわけです。
それを「3年後に離婚ね~!」
と軽々しく言えてしまう点が、
この漫画のコミカルで憎めない部分であり
真骨頂だと言えるんですよね。
「ザ・昭和おやじ」という価値観を持つ夫秀行と
「ここまでドジな奴いないだろ!?」という妻早紀
お互いのダメっぷりにイライラしつつも
なんだか温かい気持ちで見ていられるのは
「2年後の離婚」という無理難題に向けて
お互いが歩み寄る事が期待できるから
なのではないかなと思います。
つまり、この2年間で夫婦がどのように問題解決を図っていくのか…
これが最大の見せ所なんですよね。
秀明と早紀が紆余曲折を得ながら学んでいく姿を見ながら
私達も一緒にお互いの気持ちや状況を学んでいける
そんな漫画に仕上がっていますね。
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極端なデフォルメに感情を突き動かされてしまう。
離婚予定日のもう一つの見せ所といえば
「極端にデフォルメされたキャラクター」です。
この漫画がリリースされた時代背景などもあるとは思いますが
とにかく夫婦揃ってめちゃくちゃ偏っている。
妻の方はとにかく抜けた性格をしています。
いくらおっちょこちょいだと言っても
「ここまで子供の世話が抜けるか??」
と、思ってしまうレベル。
今のご時世だったらネグレクトとして
とらえられそうなレベルなんですよ。
この強大にデフォルメされたドジっぷりに
心を動かされてしまいます。
「おまえ、なにやってんだよ!!」
と、男性だったら思ってしまう。
と思いきやレビューなどを見てみると女性からも
「ここまで酷い女性はいない」
と言われてしまう始末。
「もう、しっかりしてくれ~!!」
という気持ちに強制的にセッティングされてしまいます。
じゃあ、夫の秀幸はマトモなのかというと
こちらもなかなかの偏り人間なんです。
頑固親父のように怒鳴ったりはしませんが
価値観が「ザ・昭和」なんですよね。
挙げ句の果てに不倫をしてしまい
お相手と肉体関係に陥って帰るべき時間に帰れなかったのに
その時間における妻の不足を責める。
と、こういったダメっぷりを発揮する訳です。
もう、女性から見れば「大炎上男」なんですよ。
究極のドジ女vs大炎上男
このストーリーを見せられて
心を動かされない人はいないはず。
ヤキモキ、イライラ、ハラハラ、ドキドキ
様々な感情を二人と共に味わってください。
「離婚予定日」の全体評
「離婚予定日」は絵柄からして昭和感が漂ってくる漫画ですが
主役二人のキャラクター(脇役含む)がとても立っていて
否応にも心を動かされる漫画に仕上がっています。
その中でも、離婚の日を先に設定することにより
紆余曲折を経ながらも色々な事を感じて、学んでいける漫画で
二人と共に読者である私達も巻き込まれてしまう漫画に仕上がっています。
コミカルさも十分に描かれており
「離婚」というテーマに対して
重くならないようになっているのもいい点ですよね。
貴方は心を動かされるのか??
是非、読んで確かめてみてください。
Source: 漫画GIFT~勉強として漫画を読むレビューサイト~
Post source:漫画「離婚予定日」を読むと理想の夫婦像が見えてくる【感想・レビュー・ネタバレなし】