微妙に優しいいじめっ子のあらすじや感想、見どころを紹介します。
微妙に優しいいじめっ子ってどんな漫画?
作者は、もすこ先生です。
コメディ要素もありながら、「いじめ」をテーマにした作品。
「いじめって何!?」
「どこからがいじめで、どこからがいじめじゃないのか?」
読み方によっては、そんなことを読む人に問いかけてしまう作品です。
微妙に優しいいじめっ子のあらすじ
おとなしく影の薄い田村くんが、同じクラスで不良で恐れられている木崎くんに毎日パシリにされたりといじめのターゲットになっています。
けれどそのいじめは、なんだか微妙に優しいいじめ方です。
それに、田村くんはクラスの皆から「村田くん」と名前を間違えて覚えられているのですが、いじめっ子の木崎くんだけは、ちゃんと「田村」と名前を呼んでくれます。
木崎くん、本当は田村くんと友達になりたいんだよね・・・。
微妙に優しいいじめっ子の見どころは!?
木崎くんは、見た目が派手で不良に見えるけど人の道に外れた事が大嫌いないい人。
田村君に500円を渡してメロンパンを買ってこいとパシリをさせる。
メロンパン一個に500円も!と驚く田村くんに、足りなかったら二度手間だろ!と木崎くん。
自分でお金出すあたりほんとに微妙に配慮されたいじめ?です。
微妙に優しいいじめっ子を読んだ感想は?
いじめっ子なんだけど、ほんとうは、ただ不器用なだけ木崎くんの態度が見どころです。
友達になりたいけど素直にそう言えず。
小学生の男の子が好きな女の子に優しくしたいけど、他の友達からからかわれるのが嫌で素直になれない。
そして、つい女の子が嫌がる事をしちゃうもどかしい気持ち。
そんな感覚を転換した、読んでてほっこりする漫画です。
下駄箱にゴミを入れてやったと言う木崎くんですが、入っていたのは、アイスのあたり棒だったりと。
「それっていじめになるのか?」
「いや、木崎くんはゴミだと言っているので、一応いじめなのかな?」
と読む人によって賛否が分かれる微妙なところを描かれていて面白いです。
いじめを題材にしたテーマですが、こんな子が本当に居たら友達になりたい。
こんな世の中になって欲しいなと思えるような。
何度も読み返したくなる漫画です。
微妙に優しいいじめっ子がおすすめなのはこんな人!
少年マンガですが、子育て中で忙しいお母さんにもおすすめです。
お子さんがお昼寝してる間のちょっとほっこり休憩の時とかに読んでみて欲しいです。
ほっこりしながらも、非常に考えさせられる作品です。
Source: 篠原千絵の漫画ネタバレあらすじ感想
Post source:微妙に優しいいじめっ子のあらすじ感想!コメディ漫画ながらもイジメを問う問題作!