Perfect Crime(パーフェクトクライム)のあらすじ感想です。
作者は、月島綾先生。 原作、梨里緒先生です。
電子コミックで700万ダウンロードを突破し、LINEマンガ“女性向けランキング”で第1位を獲得した大人気コミックです。
20代30代女子たちの圧倒的な支持を得て、2019年1月実写ドラマ化されました。
今話題の漫画です。
Perfect Crime(パーフェクトクライム)のあらすじ&ネタバレ!
33歳になる前島香織は、大手住宅メーカーで優秀なプランナーとして働いていました。
ですが、香織にはある秘密がありました。
それは、上司である冬木と不倫関係に陥っていたのです。
ですが、それは報われる事のない愛でした。
そんなある日。
香織の前に東雲遥斗という青年が現れます。
そして、冬木との不倫が東雲に見つかり、香織は東雲と複雑な関係に陥ってしまいます。
次第に東雲に惹かれていく香織は、やっと冬木との関係に終止符を打つ事が出来ました。
そして、東雲との新しい関係に踏み出す香織ですが、それは、東雲によって張り巡らされた甘い罠でしかなかったのです。
そして、東雲が愛している女性は、冬木の妻である沙織でした。
東雲もまた、許されない愛の為に香織に近づいたのでした。
真実を知り、香織は激しく動揺し、東雲との別れを決めました。
ですが、東雲は沙織のある行動から自分もまた罠にはまっているのでないかと考え始めるのでした。
Perfect Crime(パーフェクトクライム)のあらすじ感想!
まさに大人の恋愛ストーリーという感じです。
最初は、東雲のツンデレ王子ぶりが気になってしまいました。
香織が次第に東雲に惹かれていったのもすごくわかります。
不純な恋から香織を救い出そうとしてくれるまさに王子様!?
ですが、それが罠だと分かり、かなり東雲には悪い印象を持ちました。
しかし、東雲も愛する人の為にした事だと分かると、なんだか複雑な気持ちがしてしまいます。
この作品は、誰かが誰かを愛し、誰かが誰かを憎んでいるという、まさに愛憎が表裏一体である所に魅力があります。
あんなに憎んでいたはずの香織に、次第に惹かれていく東雲の姿も、読んでいる内に、次第に気になってしまいます。
そして、あらゆる人物が入り乱れてくるのも、まるで展開が読めないサスペンスのよう。
単なる甘い恋愛ストーリーとは違い、ハラハラドキドキさせられる所に大きな魅力を感じます。
そして、香織自身が次第に強くなっていく姿も、わたしは好きです。
冬木と交際していた頃の香織は、どちらかというと人に流されてばかりの女性でした。
ダメだとわかっていながらも、冬木との関係を断ち切ることができず、冬木の言いなり状態。
それが、東雲が現れ、今度は彼に振り回され、香織は冬木との関係を終わらせる事が出来ました。
しかしそれは東雲の罠にはまってしまったも同然。
傷つきながらも、あらゆる愛憎を経験した香織は、女性としての美しさと強さを次第に増していきます。
その姿は、とても美しく魅力的です。
今までのヒロイン像とは少し違う香織の内面の美しさが、この作品の大きな見どころでもあります。
「壁や逆行は自分の大きな糧となる」
この作品が人気があるのは、こういう所ではないでしょうか。
そして、東雲が香織に対して気持ちを変えていくシーンは、かなり胸がキュンッとします。
愛情と憎しみ、二つの感情に悩む東雲の姿も、かなりグッときます。
Source: 篠原千絵の漫画ネタバレあらすじ感想
Post source:Perfect Crime(パーフェクトクライム)のあらすじ感想!不純な恋と危険な罠!?