惑星を超えて恋する「わたしの宇宙モンスター」を読んだ感想!【あらすじ付】

学園モノや職場での恋愛マンガはよくありますが、今回ご紹介するのは宇宙モノのラブファンタジーです。イケメン宇宙人と堅実主義の女子高生が繰り広げる『わたしの宇宙モンスター』をレビューしたいと思います。

 

私の宇宙モンスターについて

作者:motteke

巻数:全2巻

 

簡単なあらすじ

この作品の舞台は地球です。主人公の高校生 椿は両親が単身赴任中のため、同じ高校に通う宇宙オタクの姉の舞と二人暮らしです。椿は、学校からの帰り道に犬のような毛むくじゃらの変な生き物を拾います。

 

そいつは宇宙からやってきた宇宙人の王子様の「ふわ」でした。椿と舞は、宇宙船が壊れ、地球に不時着したふわとそのお共の「せい」を宇宙船が直るまでという期限付きで家に住まわせることになります。

 

最初は、恋愛を気持ちというよりも見た目や学業などの条件で考えて高校の一ノ瀬先輩にあこがれていた椿ですが、宇宙からふわの婚約者ひながやってきたことをきっかけに徐々にふわのことを意識すようになります。

 

もやもやする気持ちが恋愛だということに気付きますが、王子様のふわは宇宙船が直り宇宙に戻る日がやってきます。学園祭の出し物でプラネタリウムを作り、完成したところで椿とふわはお互いの気持ちを確かめ合い、ふわは宇宙へと戻っていきました。

 

地球での関わった人たちの記憶は消されてしまうのですが、椿はふわのことを忘れませんでした。プラネタリウムをみながらふわのことを想っているとふわが現れます。

 

宇宙船がまた壊れてしまったのだそう。ふわは王子として押し殺していた自分の気持ちを王様に伝え、「もう帰らない」と椿と一緒にいるために地球に残ることを決意します。

 

最後はめでたくハッピーエンドでした。スピンオフとして大学生になった椿とふわの話も入っています。

 

かわいらしいモンスターや個性的な脇役たちが見どころ!

物語に登場するモンスターたちは地球上では人間の姿を装って生活をしています。が、実はその正体は毛むくじゃらでもこもこでとってもかわいいんです。角の生え方にもバリエーションがあり、色もかわいらしいんです。人間バージョンだけなく、モンスターバージョンも見逃せません。

また、主人公のつばきとふわだけでなく、姉の舞や一ノ瀬先輩、宇宙からやってきたフワノ婚約者ひなとせいカップルの恋愛模様もちょこっとずつ描かれています。そちらもなかなか読んでいて楽しめました。

 

こんな人におすすめ

「恋愛ものが大好き」「最後はハッピーエンドで終わってほしい!」という人にはとってもおすすめです。

 

他にも普通の恋愛恋愛マンガでは満足できなくなってきた人には良い刺激になる作品だと思います。

 

何よりも2巻完結なので、話の展開も早いですし、お金もあまりかからずに読んでいてすっきりできちゃいます。

 

 

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