週刊少年ジャンプ2018年45号感想(2018年10月6日発売号)HUNTER×HUNTER(ハンターハンター)好評掲載中!

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世間は3連休。筆者は・・・。さて今週もハンターの感想から書かせて~。


ハンターハンター 

 今週傑作ね。しびれたよ。感動で震えた。悲しみと、愛と希望と美しさ。色んなものがこの一話の中に混在していて、それが、怒涛のスピード感で押しよて来て、素晴らしいの一言。
 まず、序盤で、イズビナの器用さに驚き、欅のダンスを盛り込むという小ネタを楽しんだ後、本番。センリツの人の心を飲み込む素晴らしい演奏の表現に圧倒。これはセンリツの技能と念能力の組み合わせといったところかしら。すべての王子の行動を止められるだけのポテンシャルを秘めているあたり、念能力の奥深さが垣間見れる。ただ、これによってセンリツは第一王子等から脅威とみなされる恐れがあるので今後が心配。
 そしててっきりキー二は協力を断ったかに思われていたけど、これは完全なる富樫さんの演出の罠にはまってしまったようね。作戦を行った際の裏切り者役を買って出てくれただけだった。だからこそのセンリツの悲しげな表情だったわけだ。不思議ね。「円」まで使えるようなプロハンターの念能力者が結局家族を失った悲しみに耐えきれず、自らの死に場所を探していたなんて。どれだけすごい力を持っていても人間は人間ってことか。
 脱出にはてっきり守護霊獣を使うのかと思っていたら、まさかの普通に脱出する方法で計画を練っていたようね。そこに念能力の二段構え。そして脱出できたかに思えた直後の悲劇。やはり蠱虫卵の儀は甘くはなかった。王家代々の歴代の王子たちの命を蓄え続けた念は強まり、この継承戦から物理的に逃れようとするものは強制的な死を持って継承戦を継続させるということ。これは非常に厄介。クラピカもワブル王子を脱出させようと思っていた節もあったので、その手の離脱案は全て白紙に戻ったわけだ。これはもはや、最後の一人になるまで本当に戦い切らないといけないのかもしれない。誰が勝つんだろう。上位王子は本当に強力そうだし、クラピカがどうにかできるのか。まあ無理でしょうね。確実にここに旅団が加わって来てから一気に継承戦が動くといった感じなんじゃないかな。
 そして最後に登場したカチョウの守護霊獣。2人セゾン。ここでも欅坂46をフューチャーするとは富樫さんの欅愛は大きいね。さて、この能力なんだけど、話しぶり等からして、記憶や性格、そのすべてがコピーされたと考えるのが妥当。すごい悲しいことかと思ったけど、ある意味幸せな能力ではと思い始めてきた。でも、やっぱりそこは守護霊獣であって、カチョウではないんだから、悲しいか。恐らくこの遺体は回収されるのでしょう。フウゲツはどのタイミングで気づくのか。恐らく、まわりの人間には見えていないので早々に気づくとは思うけど。センリツもカチョウが死んだのなら、フウゲツの警護に回ってもいい気がするけど、どうなんでしょう、そんなすんなりいくかな。自分の能力公にしたあとだと動きづらいかも。っていうか、このカチョウの能力、もしかしたら無敵なんじゃないかなと思ってる。フウゲツが死なない限りは絶対消えることなく、守り続けることができるということでしょ?まあ戦闘能力があるとは思えないので、どうやって守るかはわからないけど、傍にいて一緒に知恵を絞るというのが基本スタンスだとは思うけど、それだとやっぱりフウゲツやられちゃうかなー。まあ、死後発動する念である以上、カチョウのみを消すことは不可能なので、その強みをどう生かすかにかかってくるね。はあ、それにしても一週でこんなに進んでくれてありがたい。休載してネームを丁寧に作っただけあって、密度が素晴らしいわ。

ワンピース

 
 やっぱり悪魔の実の能力だった。トキトキの実って、じゃああなたはいつの時代からきたんですかーって感じだし、過去に戻れないとか、試しに発動するたびにもう、二度とその世界の人とは会えないなんて悪魔の実にふさわしい悪魔の実ね。そして、話の展開は結局勧善懲悪系ねえ。国を収める話なんだからそんなどちらがよくてどちらが悪いなんてこともないのに。その辺、甘いよねー。まあこの単純な話の構成だから人気が高いっていうのもあるけど。

僕のヒーローアカデミア

 キノコちゃんやば。さすが、雄英。他人の体内で繁殖するキノコまではやせるとは。これは初見では対処できないね。あくまで、物理的な胞子なので、吸い込まなければいいので、ばれると、色々と対策のしようがあるにはあるけど、それでも厄介なことには変わりはない。ただ、これって敵味方関係ないのかな。今のところ味方には生えてない感じなので、そこまで精密な胞子コントロールができるとすると恐ろしい能力。

はい、じゃあまあこんなところで。ハンターを全力で書いちゃうと他の漫画の感想が薄くなるよねー。しかも、ハンター並みに読み込みたいと思える魅力が他の漫画にないと、感想を書く気力すらわかないという。。。

ではまた来週。

Source: 週刊少年ジャンプ感想
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