月刊少年マガジンで1983年から連載されている
人気漫画「鉄拳チンミ」(作者:前川たけし)について
感想(レビュー)を語ると同時に
「鉄拳チンミ」の素晴らしさや得られる人生の教訓
などを話していきたいと思います。
(極力ネタバレのない形で話をしていますが、紹介上、若干のネタバレがある点はご容赦下さい)
また「鉄拳チンミ」はどのあたりが特徴的なのか?
どのあたりが面白いところなのか?
「鉄拳チンミ」の魅力なども語っていきたいと思います。
今回取り上げる漫画は
「鉄拳チンミ」
です。
「鉄拳チンミ」は1983年に連載開始された漫画で
シリーズ名を変えながら現在も連載している漫画です。
初連載から35年も連載しているんですよね~
いやはや、この大記録だけでも「鉄拳チンミ」が
面白い漫画であることは分かると思うんですが
月刊漫画での連載という事で「鉄拳チンミ」を知らない人もいると思うので
最初にこの漫画のジャンルを説明しておきましょう。
この漫画のジャンルは「格闘漫画」です。
格闘漫画の代表作といえば「グラップラー刃牙」が挙げられますよね。
(グラップラー刃牙)
ただ、「鉄拳チンミ」はグラップラー刃牙というよりは
「ドラゴンボール」よりの漫画です。
(正確にいうとレッドリボン軍あたりまでのドラゴンボール)
(ドラゴンボール)
主人公が様々な強敵と出会い、戦い
そして絆を深め合ったり、成長したりする
そんな形の王道格闘漫画です。
「王道の格闘漫画」という事は
極めてシンプルなストーリーで構成されている漫画
だという事でもあります。
シンプルな漫画は読みやすいというメリットがある反面、
物足りなさが残りやすいというデメリットがありますが
果たして、「鉄拳チンミ」がどんな漫画なのか
そして「鉄拳チンミ」の魅力について存分に語っていきましょう。
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「鉄拳チンミ」はどんな作品?
「鉄拳チンミ」は月刊少年マガジンで連載されている人気漫画です。
ジャンルは格闘漫画
作者は前川たけし
コミックスは全35巻が発刊されています。
(続編を入れるともっと巻数が増えます)
作者:前川たけし
出版社:講談社
掲載誌:月刊少年マガジン
掲載期間:1983年12月号~
巻数
鉄拳チンミ 全35巻
鉄拳チンミ外伝 全4巻
新鉄拳チンミ 全20巻
鉄拳チンミ Legends 24巻
(平成30年7月26日現在)
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「鉄拳チンミ」の概要とあらすじ
中国のとある時代の話
中国全土に名を轟かせる「大林寺拳法」
その大林寺拳法を極める『拳精』たる人物が
西の長江の源に住んでいる
という伝説を基に老子は『拳精』を探して旅に出ていました。
(老子)
そこで一人の少年に出会います。
その少年はまきわりや水汲みを鮮やかに行う少年に出会います。
その少年の名前は「チンミ」
(主人公の チンミ)
老子はチンミが『拳精』であるかどうか確かめるため
チンミに対して腕試しを仕掛けます。
その戦いの中で見せるチンミの動き、
そして戦いを楽しむ姿に老子は『拳精』の予感を感じます。
そして『拳精』の証と言える“ひたいのホクロ”を見つけ
大林寺の総本山へ一緒に旅することになります。
果たして、チンミは本当に大林寺拳法の長に立つ器なのか?
チンミはどのような成長を遂げるのか?
様々な拳法家と戦う中でチンミの体と心の成長を描いていく王道の格闘漫画
全体の概要・あらすじはこんな感じです。
このあらすじを読んでいただいても分かるように
「ストーリーは至ってシンプル」
です。
要はチンミの大冒険を通じて成長する姿や
道中で出会う人達との出会いと別れを描いた冒険活劇漫画
という感じなんですよね~。
物語がシンプルなので、連載が続くにつれて飽きやすくなるタイプの漫画なんですが
「鉄拳チンミ」は多くの読者に支持され、35年の長きにわたり連載が続いています。
これだけ連載が続くのって普通では考えれれないですよね~
中学生の頃から鉄拳チンミを読み始めた人だったら
既に50歳ですよ!!
もう漫画離れしてどこかの会社で部長とかになっているはずです。
それでも続いているという事は読者が離れても
新しい読者がついてずっと愛されている
という事です。
それだけ愛される秘密は何なんでしょうかね~
そんなレジェンド的な存在になっている
「鉄拳チンミ」の素晴らしさとを語っていこうかなと思います。
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「鉄拳チンミ」のここが凄い!
嫌味がなく好感度抜群のチンミを見ていると気持ちいい!
「鉄拳チンミ」の主人公はその名の通り『チンミ』なんですが
このチンミの好感度が抜群に良いんです。
「明るい」
「ひたむき」
「謙虚」
「優しい」
「思いやりがある」
「勇敢」
「芯が強い」
と、人間として好かれる要素がすべて揃っています。
人としての器がでかいんですよね~
「鉄拳チンミ」という漫画が続いている秘訣は
このチンミの人柄だと思うんですよね~
嫌味がないし、見ていてモヤモヤする点が皆無です。
ドラゴンボールの孫悟空を見ていても
たまに「なんだ、コイツ」
と思ってしまうほど、性格のひねくれた私が見ていて
ツッコミを入れる点が0なんですから
チンミの完璧でスマートな人柄が分かると思います。
最近特にその傾向が強いと思うんですが
「人柄が良い人って愛されるんですよね」
ジャニーズ一の人気者である「嵐」や
そのキャラクターで人気になっているお笑い芸人の「みやぞん」など
好感度は人に好かれるための最大の武器です。
普通、主人公にはある程度の癖をつけたくなるものですが
チンミの場合はまったく癖がなく欠点がないので
作者の前川たけしさんも相当良い人なんだろうなぁ
と思ってしまいます。
チンミが凄く良い人なので、「鉄拳チンミ」という漫画を読んでいると
凄い気分が良くなってくるんですよね~
これが「鉄拳チンミ」という漫画が35年以上も続いている
最大の要因だと言えます。
ちなみにチンミ以外にも愛すべきキャラクターはたくさんいます。
チンミの親友で「棍」の達人であるシーファン
(チンミの親友 シーファン)
足技を得意とするタンタン
(タンタン)
この二人もめちゃくちゃ良い人です。
(タンタンはちょっと癖がありますが、嫌味は0です)
もちろん悪役は悪さをするんですけどね。
単発のストーリーでも後味の悪いような描写はほとんどなく
とにかく気持ちよく、清々しい気持ちで漫画を読むことが出来るのが
「鉄拳チンミ」の最大の魅力だと言えます。
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格闘シーンのクオリティーが右肩上がりに上昇中
「鉄拳チンミ」は格闘漫画である
という事は最初に説明した通りですが
漫画の肝となっている格闘シーンが漫画が進むごとに
どんどんクオリティーをあげているんです。
老子に連れられて旅を始めた時のチンミは
まだ技も心も未熟なので、色々なことに躓きながら
敵キャラとのバトルを行っていきます。
しかし、話が進んでいくごとにチンミはどんどん成長してパワーアップしていきます。
チンミが成長をしていくに連れて
敵のスケールも大きくなっていって
激しくレベルの高いバトルを展開していきます。
特に新鉄拳チンミになってからの格闘シーンは
当初のチンミの幼さ・未熟さはかけらも見当たらず
白熱したバトルを展開してくれます。
新鉄拳チンミの中でチンミがボル将軍という敵と戦うシーンは
「圧巻」
の一言です。
作中で最強の敵であるボル将軍に立ち向かうチンミとのバトルは
他の格闘漫画のどの戦いと比べても見劣ることはありません。
格闘漫画史上、最高の戦いと言えるほどの出来です。
その分、ストーリーが長くなりがちという
格闘漫画にあるあるのデメリットはご愛嬌として
チンミの相棒であるシーファンやタンタンの戦いぶりも素晴らしく
年数が経つに連れて右肩上がりに上昇していく
格闘シーンのクオリティーはチンミが長く愛される要因だと言えます。
最高のキャラクターが最高のバトルを見せてくれるわけですから
鉄拳チンミは長く続く訳ですね。
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「鉄拳チンミ」の全体評
「鉄拳チンミ」はいわゆる王道の格闘漫画です。
ストーリーにはそれほど大きな捻りもなくシンプルな出来ですが
“チンミをはじめとした素晴らしいキャラクター”
達が活躍する姿は見ていて「爽快」の一言です。
肝となる格闘シーンのクオリティーもどんどん上がっていき
格闘漫画としても十二分に楽しめる「鉄拳チンミ」は
格闘漫画が好きな人だけでなく、漫画が好きな人には絶対に読んでほしい作品ですね。
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Source: 漫画GIFT~勉強として漫画を読むレビューサイト~
Post source:漫画「鉄拳チンミ」ほど嫌味のない格闘漫画はないかもしれない…【感想・レビュー:ネタバレなし】