週刊ヤングサンデーで2005年から連載されている
(現在はビッグコミックスピリッツで連載中)
人気漫画「土竜の唄(もぐらのうた)」(作者:高橋のぼる)について
感想(レビュー)を語ると同時に
「土竜の唄(もぐらのうた)」の素晴らしさや得られる人生の教訓
などを話していきたいと思います。
(極力ネタバレのない形で話をしていますが、紹介上、若干のネタバレがある点はご容赦下さい)
また「土竜の唄(もぐらのうた)」はどのあたりが特徴的なのか?
どのあたりが面白いところなのか?
「土竜の唄(もぐらのうた)」の魅力なども語っていきたいと思います。
今回取り上げる漫画は
「土竜の唄(もぐらのうた)」
です。
「土竜の唄(もぐらのうた)」は2005年から連載されている漫画です。
もう13年以上続いている老舗の漫画だと言えますが
この漫画の知名度を上げたのは「映画化」です。
2014年に生田斗真さん主演で放映されたんですよね~
私は映画は見ていないのですが、
映画のCMとしてやっていた生田斗真さんが
全裸で自動車の上に乗っている姿が印象に残りまくっているんですよね~
タイトルから見ても、生田斗真さんの印象的なシーンからも
どんな漫画か想像が出来なかったので
まずは「土竜の唄(もぐらのうた)」が
どんなジャンルの漫画なのかを説明していきましょう。
この漫画のジャンルは「ヤクザ漫画」です。
ヤクザ漫画というジャンルがあるかどうかは分かりませんが
「土竜の唄(もぐらのうた)」の舞台はヤクザの世界
ここを舞台に物語が展開するハチャメチャなストーリーなんですよね。
ヤクザ漫画という他にもう一つジャンルがあります。
それは「ギャグ漫画」の側面です。
私が「土竜の唄(もぐらのうた)」の1巻を読んだ時は
「あー、この漫画ギャグ漫画なんだ」
と思っていたんですが、
どうやら巻を読み進めていくとヤクザもののストーリーに突入して
(まあ、最初からストーリーはヤクザものなんですが…)
ちょっとギャグ漫画という表現は相応しくないかもな
と思って、「ヤクザ漫画」というジャンルにしてみました。
とまあ、ヤクザ漫画であり、ギャグ漫画でもあるのが
「土竜の唄(もぐらのうた)」
という漫画ですね。
なんとなく雰囲気が分かって貰えたと思うので
「土竜の唄(もぐらのうた)」はがどんな漫画なのか?
そして、どんなところが面白い点や素晴らしい点
「土竜の唄(もぐらのうた)」はの魅力について存分に語っていきましょう。
と、その前に今、漫画好きの私がオススメな漫画を3作品紹介しています
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「土竜の唄(もぐらのうた)」はどんな作品?
「土竜の唄(もぐらのうた)」は週刊ヤングサンデーで連載されていた人気漫画です。
(現在はビッグコミックスピリッツで連載中)
ジャンルはヤクザ漫画(ギャグ漫画)
作者は高橋のぼる
コミックスは59巻が発刊されています。
(平成30年6月9日現在)
作者:高橋のぼる
出版社:小学館
掲載誌:週刊ヤングサンデー → ビッグコミックスピリッツ
掲載期間:
週刊ヤングサンデー 2005年38号~2008年35号)
ビッグコミックスピリッツ 2008年41号~
巻数 59巻
(平成30年6月9日現在)
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「土竜の唄(もぐらのうた)」の概要とあらすじ
主人公の菊川玲二(きくかわれいじ)は交番に勤務している警察官ですが
感情的かつ粗暴な行動で問題視されていました。
(主人公の 菊川玲二)
玲二は万引き犯を捕まえたコンビニ店からの通報で駆けつけた際に
万引き犯に対して卑猥な行動をとっていたコンビニ店の店長の行動を看破
万引き犯の味方をして店長に拳銃を向けてしまいました。
そんな通報が警察署に届き、玲二は警察署長の
酒見路夫(さかみとしお)にクビを宣告されます。
しかし、このクビ宣告は表向きのポーズで
その裏では広域暴力団である数寄矢会のボスである
轟周宝(とどろきしゅうほう)を逮捕すべく
潜入捜査するため任務を命じられました。
問題視でありながら、常に周りの意見や圧力には屈せず
自分が正しいと思う行動を取り続ける玲二の人柄と実力を見越しての任命
玲二は迷いながらも、潜入捜査官(もぐら)になる事を決意
潜入捜査官になるべく試験を受けに
潜入捜査官養成係である赤桐かずみ(あかぎりかずみ)の元へ向かう玲二
赤桐が出すむちゃくちゃな指令に翻弄され
しまいには裸で車の上に乗せられる玲二ですが
見事に赤桐の試験をクリア
果たして玲二は轟周宝が統括する数寄矢会に入れるのか?
そして轟周宝のクビを取ることが出来るのか?
現実を無視したむちゃくちゃなストーリーと
ところどころに散りばめられたギャグが満載のドタバタコメディー漫画
全体の概要・あらすじはこんな感じです。
「土竜の唄(もぐらのうた)」を読んでいて思う事
それは
「無茶苦茶すぎる!!」
という事ですね。
「土竜の唄(もぐらのうた)」はヤクザ漫画なので
ヤクザのしきたりとか、いろいろと本当であろうことが描かれてはいるんですが
そんな現実感をすべてぶっ飛ばすほど、常識はずれの漫画です。
この辺がギャグ漫画に思えてしまう要因なのかもしれないですが
まあ“ぶっ飛んだ漫画”です。
「土竜の唄(もぐらのうた)」という作品が
全体として楽しんで読むというエンターテインメント色が強いので
「とにかく面白い漫画が読みたい!!」
という人にはオススメの漫画ですね~
そんな「土竜の唄(もぐらのうた)」の素晴らしさと面白さについて語っていきましょう!!
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「土竜の唄(もぐらのうた)」のここが凄い!
ギャグが最高!とにかく笑ってくれ!
「土竜の唄(もぐらのうた)」を要素分析すると
「エロ」・「バイオレンス」・「ギャグ」
この3つに分けられると思いますが
その中でも一番のウリは
「ギャグ」
です。
とにかく笑える漫画に仕上がっています。
そもそも登場人物や組織の名前からしても適当です。
数寄矢会と敵対する蜂ノ巣会に所属する
猫沢一誠(ねこざわいっせい)
こいつの口癖は「ニャンニャン」ですよ。
(蜂ノ巣会 猫沢 一誠)
いやいや、猫ひろしより安易な設定じゃね?
って、感じでめっちゃ適当です。
めっちゃ凶暴なキャラで普通に見ていると
目を覆いたくなるシーンも多々あるんですが
こいつが適当すぎてギャグ化しちゃっています。
そもそも「蜂ノ巣会」って名称なんなの??
というツッコミは遠く彼方に消えるレベルで
ツッコミ満載のめちゃくちゃぶりです。
猫沢以外にも
胡桃油 百太郎(くるみあぶら ひゃくたろう)
腹渡 太陽(はらわた たいよう)
鶴見 源五郎(つるみ げんごろう)
など、たけし軍団でももっとマシな名前をつけるでしょ?
というくらいふざけた奴らが出てきます。
ツッコミどころ満載で遊び心満載のキャラクターが
縦横無尽に駆け回る「土竜の唄劇場」は一度ハマったら抜け出せません。
「土竜の唄」のギャグを大いに楽しんでください!
人智を超えたスランプと戦いの連続!ハラハラが止まらない!
「土竜の唄」の見どころと言えば
「バイオレンス」
です。
ヤクザの世界が舞台な訳ですから
「暴力」や「抗争」といったところから
目を背けるわけにはいきません。
この「バイオレンス」の部分がめっちゃハラハラさせてくるんですね~
ヤクザの世界は、格闘技の試合をしている訳ではないですからね。
「目つき」「金的」は当たり前
とにかく強烈なシーンの連続です。
普通こんな事されたら死んじゃうでしょ??
というようなシーンのオンパレードで
そのバトルシーンにハラハラドキドキが止まりません。
ヤクザ漫画なので、結構拉致されたりとかがあるんですよね~
その拉致されるシーンも見てられないし
拉致されてからのシーンも見てられません。
このあたりは青年漫画という感じで
ちょっと読む人を選ぶ感じになっていますが
ギャグの要素が満載に入っている事が手伝って
ハラハラドキドキを残したままグロさを少し薄めてくれるので
バトルシーンも読みやすい仕上がりになっています。
ヤクザという立場を賞賛するのはどうかと思うんですが
やっぱりカッコイイんですよ。
玲二の兄弟分である日浦匡也(ひうら まさや)は
「土竜の唄」の中でも最強レベルのキャラクターなんですが
この人の喧嘩はとにかくカッコイイ
(玲二と兄弟分の 日浦 匡也)
ヤクザは男を見せる世界だと言いますが
この日浦こそヤクザの象徴のような存在です。
「クロケン」こと黒河剣太もかなりの実力者
(クロケンこと 黒河 剣太)
前進にヒョウ柄の刺青があり、
かなりのバイオレンスキャラクターなんですが
その狂気にはかなりハラハラさせられます。
「土竜の唄」で味わえるハラハラドキドキ感は是非味わってほしいですね~
「土竜の唄」の全体評
「土竜の唄」はヤクザものの漫画でありながらギャグ満載の楽しめる漫画です。
そしてギャグと一緒に「エロ」と「バイオレンス」が
組み合わさっているので、ドギツイ漫画が苦手だとちょっと辛いところがありますが
かなり濃い味の読み応えのある漫画に仕上がっています。
エンターテインメント色の強い作品になっているので
楽しめる漫画を読みたい人は
是非「土竜の唄」を読んでみてください。
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Source: 漫画GIFT~勉強として漫画を読むレビューサイト~
Post source:ついつい読んでしまう「土竜の唄(もぐらのうた)」の面白さとは?【感想・レビュー:ネタバレなし】