【感想・レビュー】黒子のバスケはスラムダンクとは違うバスケ漫画の金字塔だ!【ネタバレなし】

週刊少年ジャンプで2009年から2014年まで連載されていた
人気漫画「黒子のバスケ」(作者:藤巻忠俊)について
感想(レビュー)を語ると同時に
「黒子のバスケ」の素晴らしさや人生の教訓
などを話していきたいと思います。
(極力ネタバレのない形で話をしていますが、紹介する上で若干のネタバレがある点はご容赦下さい)

スラムダンクに代表されるバスケ漫画について
「黒子のバスケ」のどのあたりが特徴的なのか?
どのあたりが面白いところなのか?

という点についても語っていきたいと思います。

 

 

今回取り上げる漫画は

「黒子のバスケ」

です。

 

“黒子のバスケ” という言葉から分かるように
この漫画はバスケットボールを描いた漫画です。

週刊少年ジャンプでバスケ漫画というと

『スラムダンク』

を思い浮べる人が多いのではないかと思います。

スラムダンクはバスケ漫画の草分け的な存在で
カリスマ的な存在の漫画ですが、

「黒子のバスケ」はスラムダンクに続くバスケ漫画という事で
最初は読者のハードルが高かったと思いますが
結果的にはスラムダンクとはまったく別方向のバスケ漫画として愛されました。

私は全巻持っているくらいスラムダンクが大好きで
最初は黒子のバスケについては

「どうせスラムダンクよりもつまらないでしょ!」

と否定的な目で見ていました。

だけれども、「黒子のバスケ」を読んでみてその評価は一変しました。

・キャラクター設定

・試合内容の面白さ

・試合内容の描き方

どれもスラムダンクとは全く違う点から描きながらもめっちゃ面白い!!

それが「黒子のバスケ」の魅力です。

 

ここでは私が「黒子のバスケ」を読んで
面白いと思った魅力を存分に語っていきたいと思います。

 

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「黒子のバスケ」はどんな作品?

「黒子のバスケ」は週刊少年ジャンプで連載されていた人気漫画です。
ジャンルはスポーツ漫画(バスケットボール漫画)
作者は藤巻忠俊、コミックスは全30巻。

また2012年にはテレビアニメ化をされました。

 

作者:藤巻忠俊
出版社:集英社
掲載誌:週刊少年ジャンプ
掲載期間 2009年2号~2014年40号
巻数 全30巻

 

「黒子のバスケ」の概要とあらすじ

全中3連覇を達成した帝光中学校バスケットボール部

この帝光バスケ部でレギュラーを張っていた5人のメンバーは
誰もが10年に1度の天才と呼べるほどの才能を持っており
全中3連覇を達成した世代は「キセキの世代」と呼ばれていました。

その影に「幻のシックスメン」と呼ばれ天才5人が一目を置く人物がいました。

その人物こそが物語の主人公である黒子テツヤです。


(主人公の黒子テツヤ)

黒子テツヤは圧倒的な強さと才能を誇る天才5人と
一緒に試合をしながらも、楽しくバスケをしていない姿に疑問を感じ
キセキの世代とは別の高校を選択し、誠凛高校バスケットボール部に入部。

そこで底知れぬ才能を持つ火神大我と出会います。

黒子テツヤ、火神大我を中心として全国制覇を目指す誠凛高校の前に
別々の高校に進学したキセキの世代である天才5人が立ちはだかります。

果たして、キセキの世代の選手とはどういう選手なのか?

果たして、誠凛高校はキセキの世代が
いる高校に勝つことが出来るのか?

 

全体の概要・あらすじはこんな感じです。

ストーリーはそれほどトリッキーな展開にはなっていないのですが
シンプルな展開なだけにストーリーにブレがまったくなく
キャラクターの個性が存分に活かされています。

そんな「黒子のバスケ」の魅力と素晴らしさを語っていきたいと思います。

 

「黒子のバスケ」のここが凄い!

キャラクターの色が濃い!そして全員が魅力的!

「黒子のバスケ」の最大の特徴といえば

“キャラクター設定が素晴らしい”

点にあります。

主人公の黒子テツヤは存在感が薄いという特技を活かして
「超絶パサー」もしくは「パスの天才」というキャラクターです。

この設定から主人公が試合の中心にはならず
チームとしての戦いを上手く描いています。

そして何より相手の死角に入って、誰にも防げないような
超絶パスを見せる姿はめちゃくちゃカッコいいです。

ライバルであるキセキの世代の5人を見てみると

ラスボス的な存在である帝光中学校でキャプテンを務めた
「赤司征十郎」は王様キャラ

広い視野と人並外れた洞察力を持つことから
相手を支配して、試合を支配する姿は憎たらしいほど完璧な強さを持っています。

秀徳高校の3ポイントシューターである「緑間真太郎」は
どこからでもシュートを決めることが出来るという
むちゃくちゃなキャラクターです。

「こんな奴がいたら最強じゃん!」

と思わずにはいられない男ですが
口調やしぐさがなんだか愛くるしい奴です。

帝光中学校のエースで桐皇高校のエースである「青峰大輝」は
天上天下唯我独尊といった形の絶対的なエースです。

気性が荒く、めちゃくちゃ尖った奴ですが
プレイがハイパフォーマンスすぎて好き嫌いを超越した存在

また物語の前半と後半での変わりっぷりで好感度がめっちゃアップします。

帝光中学校不動のセンターで、陽泉高校のセンターである「紫原敦」

帝光中学校の人達は全て最初に色がついているのは
これまでの話を聞いていて気付いた事かと思いますが

「紫原って苗字として無理があるでしょ?」

と思いつつも、こいつもただの化け物です。

強すぎるがゆえにバスケに対する情熱が薄れている紫原敦が
黒子テツヤ率いる誠凛高校との戦いの中で
バスケへの情熱を実感していく姿は涙ちょちょぎれものです。

帝光中学校では唯一未完成であった海常高校の「黄瀬涼太」は
未完成なだけあって、どんどん成長していきます。

イケメンでイジられるという「男子がこれ持っていたら無敵だろ?」
というような武器を持ちながら天才というのは
なんとも羨ましい限りですが、「黒子のバスケ」の作品の中で
一番人気があるキャラクターなのが分かるほど
気持ちのいいキャラクターです。

と、キセキの世代5人と黒子テツヤのキャラクターについて
話をしていきましたが、とにかく

「どのキャラクターもめちゃくちゃ魅力的」

なんです。

ベビーフェイスとしても、ヒールとしても
完璧なキャラクター設定を施されており
そのキャラクターが天才ぶりをいかんなく発揮する試合展開は
手に汗を握りまくりです。

登場するキャラクターがすべて魅力的だからこそ
どの試合も面白いし、黒子テツヤ率いる誠凛高校以外の試合も
見所満載でたっぷりと楽しめます。

 

必殺技の応酬!バスケでありながらヒーローものの漫画に!

「黒子のバスケ」に出てくるキャラクターはそれぞれ必殺技を持っています。


(必殺技エンペラーアイを使う赤司)


(必殺技パーフェクトコピーを使う黄瀬)

その必殺技は回を追うごとに現実離れしていくのですが
その必殺技の応酬がバスケの試合に信じられないくらいマッチしています。

私の中のバスケ漫画はスラムダンクが基準となっているのですが
スラムダンクをベースに考えると

「何?この必殺技の応酬?」

と冷めてしまいがちです。

ですが、実際に「黒子のバスケ」を読むと全然不自然に感じません。

まるでヒーローものの漫画がバスケットボールに組み込まれたような感じで

「ヒーロー達がバスケをやっているよ~」

と感心してしまいます。

しかも、先ほど話した通りキャラクターが魅力的なので
試合内容がより素晴らしくなり、面白くなります。

キャラクターには様々な必殺技があります。


(誠凛高校 日向の不可侵のシュート)


(洛山高校 実渕玲央の虚空)

その必殺技を十分に堪能できますし、楽しめます。

 

「黒子のバスケ」の全体評

「黒子のバスケ」は

個性豊かなキャラクター達が、その個性を存分に活かして
コート上で暴れまわるバスケットボール漫画です。

リアルを追い求めたい人には向かないかもしれませんが
単純にバスケ漫画を楽しみたいという人を
十分に満足させられる極上のエンターテインメント作品だと言えます。

テレビアニメ化、そして映画化されたほどの大人気作品作品なので
「黒子のバスケ」を読んだことがない人には是非読んで欲しいです。

 

 

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Source: 漫画GIFT~勉強として漫画を読むレビューサイト~
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